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第42話:塩田紺のお土産

 こんにちは、モモグリさんラブ! なクロウです。モモグリさんは本当に美しいです。

 なんちゃって。クロウ君になりすました私は桃栗秋子ご本人です。

 紺ちゃんが実家から帰ってきたのでロっちゃんと別れ、ウチは再び三人になりました。

 楽しかったなぁ、ロっちゃんとやった枕殴り。ひたすら枕で相手を殴るっていうシンプルかつ面白味のある遊びよ。殴られる目標はもちろんクロウ君だけどね。

 で、紺ちゃんは紙袋いっぱいにお土産を買ってきてくれた。普通に嬉しいじゃない。

 友人の優しさに感謝しつつ、家で貰った数々のお土産に目を通す。

 漬け物、海苔、お菓子……本当にたくさんあるわ。

「も、モモグリさん、コレ……」

 クロウ君が見つけたのは、目をカッと見開いた自由の女神像だった。大きさは漫画の単行本の縦の長さほど。なんか怪しい。

「背中にボタンがある……」

「試しに押してみたら?」

「う、うん」

 クロウ君は女神像の背中にあった小さなボタンを押した。

 ポチッとな。

『フゥ〜!』

 ……。

 …………。

「もう一回押してみて?」

「うん……」

 ポチッと。

『オウ、イエ〜イ。カマン、カマァン!』

 ……。

 …………。

「ラスト一回」

「う、うん……」

 ポチッ。

『イエスベイベー、カモンカモンカモンッ! フゥ〜エキサイティング!』

 うん、廃棄処分決定。

「クロウ、こんな物が入ってたよ」

 フリージアちゃんが見つけたのはアルバムだった。『クロウ君へ』と書いてあり、最後にハートマークまで付いていた。まあ、怪しい怪しい。

「まさか……ボクを隠し撮りしたアルバムだとか?」

 いや、さすがにそれは……あるかも。だって紺ちゃんだし。

 でもいざ中身を見てみると、紺ちゃんの実家の景色(田舎の自然)が写された写真が入っていただけだった。ちなみに全部の写真に紺ちゃんも写っていた。

「で、これをボクにどうしろと……」

 同感。

 とりあえずこれは押し入れに封印しておこう。

 でも妙な物はごく一部だけしかなくて、あとの物は本当に貰って嬉しいものばかりだったので良しとしよう。

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