表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の涙  作者: 紫聖
6/19

6.あなたと私の距離

更新できない、とか言ってましたが、テスト後のちょっとした休みでの更新です。

遅くなり、申し訳ありませんm(__)m

そして今回も短めです……。

ティアは小鳥のさえずりで目を覚ました。

一瞬自分がどこに居るのか分からず、数回瞬きを繰り返した。

カーテンから漏れる柔らかな光の眩しさに目を細めた。

ベッドから出て、既に用意されたお湯で顔を洗う。

どこからともなくメイドが現れ、ティアの身じたくを手伝った。


黙々と着替え、メイドの後に付いて行く。

昨夜と全く同じ廊下。一晩で変わるはずはないのだが、気分は落ち込んだ。


毎日食事をするためだけに、ここを歩くようなことはないかしら…………。

同じような重い足どりで……。


そんなことを考えてしまい、首を振った。

ティアは、そんな考えを持った自分に少しだけ嫌気がさした。

毎日をどんな風に過ごすかも、イヴァンにどのように歩み寄るかも、全て自分次第なのに……。






そして、今は朝食を食べている。

「あの、これはどのようなお料理ですか?」

それは初めて見たもので、黙々とする食事を脱する為の打開策でもあった。

「………ブイヤベースだ。」

たった一言で返されてしまった。

「そうなんですか。とても美味しいです。」

「………そうか。」

また、一言。どうすればよいのか分からなくなる。ゆえにティアは口をつぐんだ。



朝食が終盤になった頃に、イヴァンが口を開く。

「………このあと図書室に向かう。」

感情が感じられない声音。呟くようにしか応えられない私。

どこかで鋭い痛みがした。でも、それが何なのかはティアは知らない。

イヴァンはなんであんなにも素っ気ないんでしょう?

書いてる本人も分かりません(>_<。)


ティアは無自覚です……。ちょっとずつ、ですよ…………?

これ以上はネタバレになりますので、自粛!



読んでくださる皆様ありがとうございます☆♪\(^^)/♪☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ