詩 否定の言葉
掲載日:2026/03/21
「それ、面白いの?」
自分が楽しいと思ったことを、否定されたことがある。
自分は楽しいと思っているのに。
否定の言葉はぐさりと刺さる。
なるべく相手にしないように生きてきたのに。
手酷い裏切りだ。
言ったほうは覚えていなくても、言われたほうは鮮明に覚えている。
「お前、何様だ?」
喉まで出かかったが、やめた。
言い合いをしても無駄だし、力を使うから嫌だった。
だから吹きつける風のように、聞き流したが、今も思い出す。
悔しいに決まっている。
我慢したくないに決まっている。
でも誰も味方がいない。
肩書きと力と金、それがないと、喧嘩しちゃいけないのか?
それを持っているほうが偉いのか?
同じ人間だろう?
何、遠慮しているんだ?
意味不明である。
「私だけは、人間を見る」
判断するのは、自分だ。
今度は立ち止まって太陽を見よう。
力強く応援してくれるはずだから。
さあ、先を見つめよう。




