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こまかい詩集2

詩 憎悪の炎に魅入られて

作者: 仲仁へび



 全てを燃やして

 真っ赤に彩る


 憎悪が綺麗だったから

 素晴らしいもの 私にまた見せて


ーー皆に憎まれたい


 こんなにも鮮烈な感情を

 どうして忌み嫌うのだろう


 私は綺麗だと思うのに


 敗北して敵を睨みつける

 奪われて相手にやり返す

 自分にないものを見て妬む


 その瞬間燃え上がる憎悪が心地いい


 魅いられるほど 人としての幸福が遠く過ぎ去るとしても


 私はここから動かない

 きっと誰よりも 理解しているこの感情の 美しさ

 誰にも この特等席を明け渡したくない


ーー憎まれたい 皆に憎まれたい




「ストーリー」


 憎しみは美しい。

 心の底からそう思うわ。


 真っ赤に燃え上がる炎を美しいと思う感情。

 私にとってそれは、そんな感情と同じなの。



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