表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/60

第2章エピローグ

「いらっしゃいませ!」


 コスモが【剣聖】を本当の持ち主である、メアに返してから半年が経った。


 今はなにをしているのか、それは……。


「あっ! もうこれだけしかないや! コスモさん、私追加でクッキー焼くので、かわってください」

「分かったよ」


 今は、地元の街に戻り、店を開いている。

 と言っても、家の前に机を置いて、そこで売っているだけなのだが。


 大繁盛という訳では無い。

 だが、コスモとユリは満足している。


 あの日、コスモは【剣聖】スキルを返しに行った。

 当然警戒されたが、強引に王宮へ入り込み、謝罪をした。


 国王はどういう心境の変化があったのか不思議に思ったようだったが、裏がないことを確認できると、メアにコスモを触れさせた。

 1分程、触れ続けると、それは終わった。

 確かに、自分の中からスキルがなくなったのを、コスモは感じた。


 その後は国王に、約束通り王都内に住居を提供しようかと言われたが、断った。

 ユリが前言っていた通り、地元で店を開こうと考えた為だ。


 ただ、最低限の金銭は受け取っておいた。

 おそらくこれからは、冒険者としては働けなくなるだろう。

 それに、店を開いてもすぐに商品が売れるようになるとは限らないからだ。


 それにしても、こうして店番をしていると、本当にもう【剣聖】ではないのだな、とコスモは考える。


 正直、コスモも全く後悔していないと言ったら嘘になる。

 それに、【剣聖】を失ったことにより、精神面で新たな問題も出てきた。


(けど……今、私はとっても幸せだ)


 メアが今、どこでなにをしているかは分からない。


 魔王と戦っているのだろうか?


 だが、メアは剣聖なのだ。


 ただの店員がしてあげられることは、なにもない。


(私の人生、これからどうなるのか分からない。けど、少なくとも今はこうして幸せだ。それでいいのかもしれない。1日1日を大切に生きよう)


 コスモはそう考えながら、空を見ながら、口角を上げた。


「コスモさん、クッキー焼けました! 味見お願いします!」


 ユリが笑顔で、そう言った。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

続きもありますので、読んでいただければ幸いです。

相変わらずのチート無双だとは思いますが……。


そして、もし面白かったと感じた方、よろしければ星0~星5で評価をお願いいたします。


後、いいねを押してくださっている方、かなりのモチベーションアップに繋がっています。

ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ