私感
掲載日:2023/01/09
馬鹿者と誰にも言われず馬鹿者は自ら馬鹿者と言ってかしこまる日々
覗き触れずに笑う女々しさ達の腐臭漂う沼地を通るも蛙らしい合唱歌
見ざる聞かざる言わざると見ても聞いても言えない口無からなる感触
ゲロゲロヒソヒソ語る道では鼻歌さえ美声となって蛙の癪に障りて候
流れなく淀む沼地と化した汚泥に流れ作りて一掃したくも井の中の蛙
見て見ぬふりする蛙の集いに鳥は歌う事すら許して貰えず乞うばかり
烏合の衆にすらならない集いの囁きに美しさなど感じられる筈も無し
馬鹿な正直者では蛙に響く言葉は無く虚しさが汚泥の水面を靡かせる
歌を歌いたくて迷いこんだ者達が翼を折り蛙になっていく様を眺める
詩おうと靡かせ流れを作るよどこまでもこの先に広がる入口を示して
蛙になってしまったとて飲み水を見直せばあの頃に戻れると信じてる




