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高校小説 ※オリジナル ※東方小説

作者: 狐妖玲徒

「……という事でこの公式は期末に出るからな〜。」

『はい。』

数学の担当教師、八雲藍先生が言うと成都たちが皆声を揃えて返事をした。

「…藍先生…少しいいですか?…」

「ん?どうしたのですか?」

「実は…。」

「了解しました。」

「ありがとうございます、それじゃあ、皆、新しい生徒をお迎えするわよ。」

周りがざわつき始める。

「……………… 」

黙って見ている俺、狐妖玲徒は頬杖をついて見ていた。

「こんにちは、」

「こんにちは、」

「こんにちは。」

「こんにちは。」

「こんにちは。」

挨拶をして一人一人教室にゾロゾロと、入ってきた。

「なーんだ、普通…って!?」

俺は思わず椅子から立ち上がってしまった。

「?玲徒どうした?」

藍先生が質問してきたので俺は慌てて。

「い、いえ、なんでもありません。」

俺は椅子に座って落ち着かせた。

「そうか、なら自己紹介をしてくれ。」

「はい!私は狐妖玲奈です。得意な科目は歴史です!宜しくお願いします!」

「よろしくな、次。」

「玲徒とおなじみよじじゃん」

「そうだよね?確か狐妖玲徒だったよね?」

「なんだろう、妹なのかな?」

「はい、私の名前は開花明菜です。得意な科目は数学です。よろしくお願いいたします。」

「礼儀正しいな、いい事だぞ。次。」

「はい、無双玄武です。得意な科目は理科と数学です。よろしくお願いします。」

「数学が得意な子が多いな、教えがいがありそうだ、次」

「はい、桐竜飛鳥です。5教科は平均ぐらいです。よろしくお願いいたします。」

「よろしくな、狐の耳はなんだ?」

「これは生まれつきみたいなものです。」

「そうか、玲徒と同じだな、」

「そうなのですか?」

「………………………。」

「次」

「はい、赤川廻徒です。得意な科目は飛鳥と同じです。」

「なるほどな、みんなは同じ高校から来たのか?」

「僕と飛鳥は同じ高校から来ました、」

「私と玲奈と玄武は同じ高校です。」

「………………。」

「なら、皆、自己紹介してくれ、まず、玲徒から」

「………はい。狐妖玲徒です。よろしくお願いいたします。」

「やけに元気がないけどどうしたの?」

隣の席の宇佐見蓮子が聞いてきた

「いや、なんでもない。」

「そうなの?」

顔をグイッと近ずけて俺の顔を伺ってきた。

「………な、なんだよ。」

「…今日の放課後屋上に来て。」

「…わ、わかった。」

自己紹介が終わり席を指示されそれぞれの場所に座った。

「玲徒!」

「、?」

振り向くと玲奈が俺に声をかけてきた。

「久しぶりだね。」

「…あぁ、久しぶり。」

「むぅ、せっかくあったのに冷たいじゃん…。」

「すまんな俺はこういう性格だ。」

「むぅ、意地悪…。」

「帰ったら可愛がってあげるから。」

「約束だよ…。」

コソコソ話してたら蓮子が。

「何話してんの?」

「あぁ、なんでもないけど。」

「とにかく、授業に集中しなさいっ。」

「あたっ。」

コツンと、拳骨を優しくしてきた。

チャイムがなって授業が終わった。次の時間は確かテストか。科目は…あ、理数か。我ながら得意な科目だ。チャイムがなってテストが始まる。

「うにゅ、席につけ〜。」

「はーい!」

「テストするよー!」

「………始めるか。」

みんなが悪態を着いている中俺はテストに向けて決意を表しているのだった。


 

 

……………数十分後。

 

「うにゅ、回収するわよ〜。」

テストが終わりプリントを回収して空先生が採点をして帰ってきた。

「うーん、100は良いけど…ここの途中式もっと詳しくかけたな。悔しい。」

「玲徒…凄すぎだろ……。」

「ここの公式…もっとよくかけた…悔しい…。」

「空先生の超難題を解いたのったすげぇよな。」

「……………悔しい。」

チャイムがなって終わりを告げた。

俺は放課後直ぐに屋上に向かった。

 

 

屋上

 

 

「蓮子?話って何?」

「あ、玲徒来たのね。取り敢えずここに座って。」

「おう。」

蓮子が座ってる隣をポンポンとして来たので俺はそこに向かい腰を下ろした。

「はぁ、疲れたよ。」

「お疲れ様。はいこれ。」

「お、サンキュ。」

蓮子が飲み物をくれたのでお礼を言って受け取り飲み始めた。

「ふぅ、美味。」

「そう?良かった笑 」

「なんか…眠たくなった。」

「そうなの?じゃあ眠りな、」

「うん…。」

俺は蓮子の膝枕を堪能しながら眠りについた。


 

 

 

「……………っ。」

「お、起きた?」

「うん……。」

「おはよ、玲徒。」

「おはよう…蓮子。」

俺は蓮子に頭を撫でられながら挨拶を交わした。

寝た時の時刻は5時弱そして今は約8時過ぎ。寝すぎたな。

「帰ろうか、玲徒。」

「うん。」 

俺たちは帰路を辿った。

 

 


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