1/2
プロローグ
俺、霧島優は友達が少ない。中学の頃から周りに馴染めなくなり、高校1年生となった今となってはほぼいないと言ってもいい。入学式後すぐは、多少は友達を作ろうともしたが、その一ヶ月後、5月になっても結局誰かと仲良くなることはなかった。当然、休み時間は基本1人で、昼休みに昼食を共に食べるやつなんていない…
これは、そんな俺だから出逢えた、出遭ってしまった少女とのお話。
どうしようもなく青くて、理想や絶望が詰め込まれた、俺たち以外の人間からすれば何の価値も持たないお話。
文章も稚拙で、投稿ペースも不定な、まだ始まったばかりの物語ですが、いつか、読んでくれたあなたの心をつかむことができるよう、頑張ります。