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第2話

夕方になり家族皆揃い食堂へ向かう。

これも在り来たりな長テーブルかと思いきやダイニングルームとなっており、現代の家にかなり近い。

運ぶまでに時間がかかるのと冷めるのが嫌だと母が言ってこうなったらしい。恐らく2人とも貴族の出ではないからなのか?とは言え客が来た時用に別の応接間があり客人と食事をするときはそちらで食事を取るのだとか。面倒だな。

うちのコックの名前なんだっけ...ミートだ!如何にも肉料理が得意そうな名前をしている。

ミートの所有スキルは料理、畜産、農家、熟成、発酵、肉鑑定とまぁうん。

本当にスキルで人生決まるんだなぁ。俺のスキルどうなってるかものすごく不安である。



執事達が料理を運んでくる。


「今日はホーンブルのステーキ魔物野菜添えでございます」



説明し(ry

この世界では魔物が蔓延っている。地球で言う動物は基本存在しない。皆平等に魔物なのだ。

ホーンブルは牛の魔物で名前の通りデカイ角がありとても凶暴なんだとか。筋肉質で肉も脂身が少なく肉食ってる感がすごい。

一般的に出回っている肉はこのホーンブルとブラックホグ、ランニングバードの三種類である。オーク?そんなの冒険者しか食べませんよとミートは言っている。魚もいるがこいつらも基本魔物だとかで養殖は成功していないらしい。魚は肉に比べ貴重なのだとか。

魔物野菜は名前の通りだろう。野菜の魔物。特徴よわい くさい にがい とかそんなもんだろ。種とか飛ばしてくるに違いない。


魔物牧場はある。そこではテイマーや畜産スキル等を持っている人が営んでいおり、うちの広大な土地にも小規模ながら農場と牧場がありミートを中心に何人か人を雇ったり魔物を使役して自給自足の生活を送っている。

父は平民から宮廷魔術師と成り上がった訳だが根はやはり平民らしくあまり贅沢をしない。

共働きなのだが一体うちの家計はどこで出費しているのだろうか。



そして料理も卓に並び


「ではすべての生き物に、そして今日も素晴らしい料理提供してくれたことに感謝を」



父の音頭で食事が始まる。



「エル、魔法を使おうとして魔力切れになって倒れたそうだな」



「はい、ご心配をおかけしました」



「母さんに似たのかな?母さんも昔魔法を使おうとして魔力切れになってよく倒れてたな」

と笑っている。



「もう!恥ずかしいからそのことは言わないでよ!」


母が抗議している。



「エルにぃまほー使えたの?」



あぁ我が妹よ残念ながら魔法は発動しなかったよ。

ただ魔力垂れ流してぶっ倒れたなんて言えない。




「残念ながら父上や兄様達のように発動できませんでした」




「まぁまだ3歳なんだ無理もない。そう言えばそろそろステータスくらい開けるようにしないとな」



「ステータスなんてあるんですか?!」



そう言えば試してなかったな。スキルがあるんだからあっても不思議ではない。

無難にステータスウィンドウオープンとか言えばいいのか?



「あぁあるぞ。やけに食いつくなハハハ。そろそろエルとユリーに家庭教師でもつけようか」




「え!俺たちの時は家庭教師なんて雇わなかったのに!ずりぃぞ!」



と長兄のライオ。



「あら?ライオが僕には宮廷魔術師の父がいるんだ!家庭教師なんていらない!!!とか言うからつけなかったのよ?」



「うっそれは....」



兄よお前は馬鹿なのか。




「まぁライオには俺が直々に指導してやっただろ?今は宮廷魔術師でも上の方になってしまったから構ってやる時間がなかなか取れないんだ仕方ないさ」




「そうだな!俺は父上から直々に教えてもらったんだ!お陰で魔術師学校でも成績優秀さ。いいだろエル!」



「そんなこと言うんじゃありません!」



「ライオ兄さん怒られてやんの」



「トールはうるさい!お前は小さい頃から教会に入り浸ってたよなーよくあんな堅苦しいとこにいられるよ」




「治癒魔法はいいですよ兄さん」



トールは俺と同じ歳くらいの頃から治癒魔法が使えるようになり、教会でスキルを磨いている。

いるか分からんが巨乳メガネシスターとか最高だろ!羨ましくなんてないんだからな!あぁ女神様!

おっとここの神様はハゲ老人だったか。

タライが落ちて頭にぶつかった。ハッあいつめ!他のみんなには見えていないようだ。

天罰が落ちたらしい。思いの外痛かったので頭を抑えていると、ユリーが首をかしげ不思議そうに俺を見ている。かわいい。




「ところで教会でスキルを見てもらうのに後7年もある訳だが、スキルに関係なく色々なことを勉強しなさい。スキルがなければその道で生きていくことはできないが必ず役に立つさ」



うん、そうだよな!父上の言葉に少し希望を抱きつつも後7年もあるのかと焦がれるのであった。



「とりあえず来週中に王都から家庭教師を寄越すからそのつもりでいるように」



家庭教師か。大人なビデオではたまにお世話になってたけどあんまり好きなシチュエーションではないんだよね。俺の大学時代の友達は塾講師になって高校生と付き合ってるような奴が何人かいたなーとつい遠い目をしてしまった。うらやまけしからん。つい忘れがちだが俺はまだ3歳だ邪念よ!去るのだ!





夕食も終わりたわいの無い歓談をした後、俺たちは風呂へ向かう。

風呂、異世界だからないと思っていたがよかった。心の洗濯。

いちいち異世界の知識ぃぃいとか言って風呂を作らずに済んだ。

我が家の風呂は家族みんなで入れるくらい広い。父が帰ってきたときは必ず家族揃って風呂に入る。

お湯はどうやって出るのか聞いて見たがどうやらお湯を出す魔道具があるのだとか。魔法の力ってすげー!なんでも出来てしまう。ただこう言った魔道具はとても高いらしく一般家庭では余り出回っておらず恐らく一度外に出てしまえばザ異世界ライフが待っている。

というよりも生活魔法があるので必要ないという側面もあるのだが気持ちの問題であろう。



明日から2日間父と母は休みらしい。王都から片道馬車で12時間もかかるので父は月に2度程しか家に帰ってこない。

母は基本的に家がある地域の見回りなので基本家にいるか父と長兄に会いに王都に居る。

ライオは明日から春季休暇で2週間程こちらにいるが普段は王都にある学生寮で暮らしていて大型連休の時にしか帰ってこない。

トールは片道1時間にある教会で勤しんでいるので母同様こちらで暮らしている。俺とユリーはまだ3歳なので基本屋敷の中と中庭位しか外に出ない。


父に基礎的な魔力の鍛え方、使い方等を習ったり、家族で森に出かけて魔物を狩ったりしてあっという間に2日間をすごした。






しばらく説明回に近い形で進むと思います。退屈されるかもしれませんが御容赦下さい。

そして主人公のスキル判明までしばらくかかると思います泣

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