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ボロい筆箱を拾ったのは理系の秀才でした!?  作者: 表 裏淳
第二章【友達の為に舞う雪】
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第十三話【嵐の前の密会】

長きに亘る休載状態について、お詫び申し上げます。

主人公の筆無秀として、この場を借りて謝罪いたします。

今回は残っていた話を投稿しただけのようです。

今回はあまりおもしろくないかもしれません。

今回は俺の機嫌がすこぶる悪いからです。

それは作者のせいですのでご心配なく。

それでは、ボロ秀第十三話

【嵐の前の密会】

どうぞ!

「皆、おはよう!」


元気良く教室に入ってきたのは、優しい顔立ち、優しい髪、優しい(控えめ)スタイルという優しい三大要素が擬人化したような存在である襟沢綾だった。

 

 「綾が遅刻なんて珍しいわね。何かあった?」


 「アリア、女子は身支度に時間が掛かるもんなんだろ? 襟沢だって女の子なんだ。そこんとこ分かってやれよ」


 「何を知った風な口を叩いているのだ? この変人は」


 昼休み終了一五分前。


 綾が遅刻してきたことで、クラスに動揺が走ったみたい。優等生が遅刻したらこうなるのね……クラス中の視線釘付けじゃない。


 「アハハ……神乃さん、すっかり馴染んじゃったね」


 「この夫婦の行く末に興味が出たのでな。暫くは、この者達と行動を共にしようと思う」


 「だーかーらー! 神乃! 何回言わせるのよ! 私達は、まだ夫婦じゃないわ!」


 「『まだ』ということは、いつかは夫婦になるのだな」


 「ばっ!? ちょっ!? そういうことじゃなくて!」


 心の隅の隅の隅にしまっておいた本音が漏れた私に神乃はニヤケ顔で突いてきたのである。神様のそんな嫌味な顔なんてみたくなかったわ……。


 それはさておき、混乱した私を助けてくれるのはいつもの人。


 「まあまあ。このハーレム状態も悪かないが、秀を探し行かねぇか?」


 さり気に話題を逸らしてくれた大誠……これだから、私のこの想いは募る一方なのよ……全く。


 「だが、変人。筆無なら、もう時期戻ってくると思うが?」


 神乃が大誠に意見した。大誠が行こうって言うんだから、大人しく言うとおりにしなさいよ。もぅ。


 「何で分かるのよ?」


 「筆無には、私の権限(ちから)を与えている。それ故に奴が何処に居ようとも探知できるのだ」


 「……えっと、神乃さん何言ってるの?」


 「襟沢、ここは、流そうぜ? 今、訊いちまうと後で、秀を取っちめる大義名分が無くなっちまう」


 「う、うん。そうだ、ね?」


 大誠が綾を納得(?)させると同時に、またしても、教室の扉が開かれた。


 「おーい。大誠、ちょっとこい」


 「ん? なんだ? 秀のやつ」


 「いいからさっさとこい。舌引き抜くぞー」


 「はいはい。今行きますよー」


噂をすればなんとやらかしら? 大誠を連れて、教室から出て行った。

神乃といい筆無といい、なんでこんなにも自分勝手なやつばっかなのよ。まったく。


 *


 「んで、何だ?」

 

 「話が早くて助かる。実は、さっきこんなのが飛んできてな……」


 さっきの手紙もとい果たし状をポケットから取り出し、渡す。


「ラブレターかよ……リア充ばくは」


「お前がそれを言ったら駄目だろ」


「でも、まぁ、これ見る限りだとやっぱアイツら縹の生徒だったんだな」


 否定しろクズ。


果たし状に目を通して、顔を上げた大誠はそう言う。


そこはどうでもいいんだよ。


「馬鹿。それでこの三対三のルールだがどう思う?」


「なんで罵倒した……? ま、いいや。ルールって言うからには、遵守されると思うぜ。この手紙書いた奴、相当礼儀がなってるし」


「なら、お前もこの三人に参加しろ。後、一人はどうしたもんか……」


「アリアはなあ……アレだし……真は平和主義だし。あ、神乃なんていいんじゃねえか? 秀の攻撃見切れるわけだし。なんせ、神様だし。最強じゃん!」

 

「バーカ。神乃以外は駄目だろ。お前は弟や幼馴染みを危険に晒せんのか? それくらいすぐ考えつきやがれ、馬鹿が」


「なんで、こんなに罵倒されてんの……? 理不尽じゃね?」


「お前の存在に理不尽は付き物だろうが。今更なにいってんだよ、大誠が」


「『馬鹿が』みたいに俺の名前を使うな!」


「喚くな、クズ」


「直球の罵詈雑言……お前、今日はやけに機嫌悪いな」


「何処かの変人のせいでな」


「本当に機嫌悪いな……アイツみたいになってるぞ」


 「誰の事か聞かないで置こう。変人が言うんだ、どうせくだらない」


 「うわぁ、今までに無いくらい不機嫌だ」


 そりゃ、不機嫌にもなる。


 「引退して、漸く、あいつ等に顔向けできる生活が送れてんだ。なのにまた、波乱万丈なことに巻き込まれる。呆れるどころか嫌気が差す」


 「あ、それ同感。ツイートしたらリツイートしとくぞ?」


 「呟くかよ、()ね」


 「今ニチャン風だったなww」


 「お前もな」


 てか、なんで文面で判断できんだよ。お前は読者か。こんな変人な読者、不必要だろ。


 「秀がこんなの貰ったのいつぶりだっけ? コブラの近藤以来か?」


 「誰だ? いっとくが、一撃だった奴の名前は基本覚えてないぞ?」


 「あ、じゃあ駄目だ。鳩尾クラッシュ一発だったし」


 「雑魚の話しはいいだろ。とにかく、このことは内密に頼む。神乃は俺をストーキングするはずだから、何も言わなくてもついてくる」


 「へいへい。てか、ストーキングを許容してるってことは満更でもないってことか?」


 「にやけるな。ストーカー初号機」


 「なぜ、エ○ァ風……」


 「ストーカーの自覚ありとみなしていいんだな?」


 「しまった! 違うって言いそびれちまった!」


 「ふっふっふー。これでお前も名実ともに変人だ」


 「秀の笑い声キモイなー」


 「鳩尾クラッシュ!!」


 「ぐえぇ!?」

 

 廊下でのた打ち回る変人はまるでゴミのようだ。苦しみの色を帯びた顔を俺に向けて。


 「へっ……厨二乙」


 「ニチャン風に言ってるとこ悪いが、これ名付けたのお前だぞ」


 「行動に……移したのはお前……」


 「いいから寝ろよ、クズ」


 「やっぱ、今日のお前……機嫌悪過ぎ……ガクッ」


 大誠は自分で擬音をつけて、気を失った。


 「自演乙」


 と俺は吐き捨て、教室に戻ろうとする。


 「親友が倒れたのに見捨てんのかよ!」


 と、復活して後をついてくる変人とともに。 

こんなクソ作者のクソ文章を読み終えた皆さん、大変お疲れ様でした。

あんな、どクソヤローは変人の群れに襲われて氏ねばいいと思います。

おいっ秀! 変人って俺のことか?! 俺の群れってどういう意味だよ!

ん? なんだ、出てきたのか、大誠二十七号機。

俺は量産型ロボじゃねぇ! ○ルゴだ!

量産型じゃねぇか……アホ。

そういや、エ○ァって量産型なのか?

知るか、Ggrksググれカス

親友が機嫌悪過ぎる件

話題にすらなんねーな。

んじゃここらで終いってことで

それには同感だ。尺が長くなると読者が不快な思いをする。

なんで俺を見ながらそれを言う!

さぁな。

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