体調不良
当時のことを全て正確に覚えているわけではありません。けれど、今でも心の奥に残っている感情はあります。それを、思い出せるところから、少しずつ書いていこうと思います。
2025年4月に大学へ入学し、私の楽しい学生生活がスタートしました。講義を受けたり、週に3日は吹奏楽部での練習に励んだりと、充実した日々を送っていました。
この年の9月下旬頃、頭痛と吐き気があることに気づきました。しかし発熱はなかったので、頭痛を緩和するために解熱鎮痛剤を服用しながら大学へは通い続けていました。当時の私は「風邪でも引いたのかな?」と思っている程度でした。この頃は、大学の学園祭が近かったこともあり、部活で出店することは決まっていたため、その練習に明け暮れていました。解熱鎮痛剤を服用し続けても頭痛は良くならなかったのですが、学園祭が近いこともあり、病院へ行くことは考えていませんでした。
そして、いよいよ学園祭当日を迎えました。私が所属していた吹奏楽部は、お茶やコーヒーを飲みながら吹奏楽の生演奏を聞ける"ライブカフェ"を運営していました。部員をパートごとに等分しチームを編成、自分たちの出番以外は、事前に任された係の仕事をすることになっていました。私はチラシ配りの係になっていましたが、頭痛と吐き気が続いていたため係りの仕事をこなす余裕がなく、自分の出番が終わった後は控室の机に伏せて身体を休ませることしかできませんでした。当時の私を振り返ると「この時に先輩や他のメンバーに断りを入れて病院に行っておけばよかった」と後悔が頭をよぎりますが、当時の私は「同じチームのメンバーに迷惑をかけてはいけない。初めての学園祭を楽しみたい」という気持ちが強かったことで、自分の体調不良を言い出せずにいました。




