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第七話 出陣
直義公がかなりピンチの様子。
朝になり、戦いの一部が報告される。
かなり不利で、やばいとのことだ。
「孫二郎、今動かせる鎌倉の兵はどれほどいる?」
と孫二郎に聞く。
「4000前後だ。どうするつもりだ、和音。」
孫二郎は僕の境遇を知っている数少ない友人だ。
「直義様を救いに行く。2000程度なら使ってもいいか?」
「ああ、直義様にタヒなれちゃたまらない、任せた。」
「任せておけ」
言葉を交わし、2000前後の兵をそろえた。
ちなみに僕は剣道を習っていたので、基礎はできている。さらに軍略なども習っていたので色々万能だ。
「直義様が北条軍に押されている。直義様を救いに出陣だ!」
と声を上げると
「おお!!!!!!!」
と雄叫びをあげ、鎌倉を出陣した。
直義様、今助けに参ります。
ちなみに和音は剣道で東京都のベスト4まで上がったこともあるらしい。