20/23
第二十話 山陽道をひた走る
和音は逃げる、西へ。
新田、楠木に追われ、我ら足利軍は京を去っていく。
瀬戸内海を横目に見ながら、ひたすら馬で駆けていく。
そしてたどり着いたのは関門海峡。
「よし、泳いで渡るぞ。」
尊氏様がそういい、我らは泳ぐ。
私は泳ぎは得意だが、鎧を着ていると泳ぎづらい。
実際、何人も海流に流されて、見えなくなっている。
そんなこんなで約2刻、ようやく九州に辿り着いた。
九州で尊氏様は何をするんだ?
「今から菊池を味方につけるぞ!急げ!」
『おおっ!!!』
なるほど、帝側の菊池を従え、味方を増やそうとしているのか。
でも、今の兵力で菊池に、勝てるのか?
次話は菊池との戦いを中心に書きます




