第五話 魔法創作
遅れてすみません
この世界の魔法には、8つの属性がある。
炎、水、雷、風、土、闇、光の7つに、どこにも属さない無属性。炎は水に弱く、水は雷に弱く、雷は風に弱く、風は土に弱く、土は炎に弱いという五竦みの関係があり、闇と光は対立していた。
また、七属性はそれぞれ精霊となったが、光と闇はそれぞれ天使と悪魔に分かれた。
天使と悪魔は異質な存在であり、それぞれ光と闇のはずだがさらに五属性のどれかを持っている。
そして、天使と悪魔は五属性の派閥を作り上げ、序列が決まっている。
五属性のトップとして、天使は
炎属性が 炎天使臣、
水属性が 水天使臣、
雷属性が 雷天使臣、
風属性が 風天使臣、
土属性が 土天使臣 がいる。
そして、これら五つの天使をまとめ上げる、天使王と呼ばれるものがある。
悪魔の場合でも似たような呼び名なので割愛する。
天使は精霊に弱く、精霊は悪魔に弱く、悪魔は天使に弱いという三竦みも存在していた。
異端者である炎悪魔臣は考える。─この世界に来た二人目の訪問者。これから先、彼はどのように成長していくのか─と。
─●──●─
先日、魚を捕ってから、魔法の勉強をやっていた。
ということで、まずは一つ。
『熱き炎よ、燃やし尽くせ!初期魔法─炎!』
目の前で小さな炎が生み出され、そのまま飛んでいき─木にあたって消えた。
初期魔法というのは、七属性魔法の中で一番弱く、様々な魔法のもととなっている魔法だ。
この中でも一番簡単なのが、ファイアなのである。ただ、自宅で試しにやってみたところ、なぜか水属性の魔法が扱いやすく、水系魔法を使おうと思ったのである。ただ、ほかの魔法の知識だけでも蓄えておこうと思って、使っていたが、うまくいかない。どうしたものだろうか...
しかし、考えても意味がない。長所を伸ばすことにしよう!と結論付け、早速水系魔法を使ってみた。
『流れる水流よ、すべてを飲み込め!初期魔法水流!』
目の前に水ができて、奥のほうへと流れていった。大体100Lくらいだろうか、それが一瞬で流れて行ってしまったので、地面がびしょびしょである。別に自分の土地じゃないしいいけど。
どうやらこの世界の魔法は、自分で新しく魔法の合わせ技を作り、それが認められれば『神』からその魔法の呪文を書いた手紙が送られるらしい。例えば炎系と風系を合わせて爆炎系だったり、風と水で操ったりするらしい。初期魔法だけは誰にでも操れるが、オリジナル魔法は自分しか使えないらしい。申請すれば出きるっぽいけど。
─*─
そんなこんなで、5系統の魔法はある程度使えるようになってきた。
ということで、新たな技の開発に着手しようと思う。理想は、水を一か所に固めておいておき、そこに炎で高熱を出して一気に蒸発させる感じである。
まずは炎を高温にするところから。これに関しては、ファイアに風を送り込むことで熱を作るだけでよかった。そして水を風で固めて、そこにぶち込んでみた。蒸発すると同時に風魔法の固定を解除する。
この固定を解除する瞬間が非常に細かく、感覚がつかめなかったが、5,6回目くらいで成功したのである。早速手紙が送られてきた。
『新たな魔法を2つ習得しました。
魔法:水風系魔法─|水操作
呪文:必要ありません。
魔法:炎水風系魔法─水気爆発
呪文:『水よ、霧となりて爆ぜろ。』
出力方向、大きさ、熱は調節可能です。
追記
炎系魔法:炎の威力が上がりました。』
結構呪文が短かかったし、もう一つはそもそもいらなかった。。早速使ってみることにしよう。
『水よ、霧となりて爆ぜろ!炎水風系魔法─水気爆発!』
先ほどより小さめに設定し、奥に向かって放ってみた。威力がさっきよりも大きくなり、木が2,3本倒れた。威力が上がったのは方向を設定していたからだろう。
水操作のほうは、自分でイメージを描けばその通りになるっぽい。ただ、自分から半径5mが限界らしい。
5mを超えると水が消えてしまった。でもこれだけでも十分強い。
例えば、少量の水で自分の周りを回らせて勢いをつけ、一直線にして勢いよくぶつけるという方法もできそうだ。
─その後、様々な魔法を考えては作ったりしていた。ただ、使えそうなやつはほとんどなかったけど...




