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「暮らし」など

つめたいみず

作者: 維酉

朝に

顔をあらうとき

たまに

ずっと遠くにいるひとを

さがしたいような心地がする

それがまた

運命の呼び声

と、かたづけるには厄介な代物で

だれかをまた愛したい

と、まぁそのていどの

ちょっとした嘆きにも思えて

蛇口からあふれるつめたいみず


いたい

うんといたい


ある過去の風景には

郵便局のまよこ

みずよりも透きとおったかおの

あなたが

手を振って

信号機のさき

わたしがくるのを待っている

ただその風景がある

手垢がついて、あまりきれいでないけど


まどろみという魔法がとけて

だれかに知られたわたしになって

あぁ、もうここにわたしはいないの

と、わかったふうな気で

蛇口をしめれば

まだ手の甲に残ったみずが

いたい

うんとつめたくて、いたい

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― 新着の感想 ―
[良い点] 今の時期、みずがちくちくしていたいですからねー。 その刺激で、よみがえる記憶とかあったりするなーと。 >いたい うんといたい この部分好きです! 素敵な詩をありがとうございました!…
2020/12/22 10:11 退会済み
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