1 3年B組は、こんなメンバーです
連載始めてしまいましたが・・・
まだ何も考えていません。
夕方ふっと思い付き、思い付いたら、よせばいいのに、アイデア直ぐに書きたくなる性格なもので。
アイデア書いたからもういいか、などとも思っております。
小説書くの、すぐ面倒くさくなるもので。
このキャラクターたちを使ってお話を作っていくのは、かなりキツイですね。
気が向いたら続き書きます。
新学期。
新しいクラス。
三年B組の担任は、自分が受け持つことになったクラスの教室に入った。
教室の椅子に座る生徒たちを眺めた。
なかなか、個性的なメンバーが集まったなあ。
そう思う。
「じゃ、出席を取りますね。まず男子から」
「イエス・キリストくん」
「ハレルヤ」
「返事は別に普通でいいんだけどね」
「大海人皇子くん」
「はい」
「織田信長くん」
「である」
「空海くん」
「おん」
「孔子くん」
「はい」
「始皇帝くん」
「朕だ」
「聖徳太子くん」
「はい」
「諸葛孔明くん」
「はい」
「徳川家康くん」
「はい」
「豊臣秀吉くん」
「はい」
「中大兄皇子くん」
「はい」
「ナポレオン・ボナパルトくん」
「はい」
「ニーチェくん」
「はい」
「光源氏くん」
「はい」
「ベートーベンくん」
「はい」
「雷電為右衛門くん」
「どすこい」
「老子くん」
「・・・」
「老子くん?」
「先生、老子くんは寝ています」
「そうか、彼は自由人だものねえ。まあそのまま寝かせておいてあげよう。じゃ、女子ね」
「鵜野讃良さん」
「はい」
「クレオパトラさん」
「はい」
「静御前さん」
「はい」
「ジャンヌ・ダルクさん」
「はい」
「ジョセフィーヌさん」
「うふーん」
「スカーレット・オハラさん」
「はい」
「清少納言さん」
「はい」
「則天武后さん」
「妾は皇后ではない。皇帝じゃ」
「額田王さん」
「はい」
「寧々さん」
「はい」
「濃姫さん」
「はい」
「卑弥呼さん」
「はい」
「北条政子さん」
「はい」
「マリー・アントワネットさん」
「はい」
「紫式部さん」
「はい」
「モナリザさん」
「はい」
「淀君さん」
「はい」
「全員、揃っているね。私がこのクラスの担任の大日如来です。よろしく。
大ちゃん、って呼んでもいいよ」
・・・・・・無反応
「ええっと、じゃ先ずはクラスの委員長と副委員長を決めようか。誰か立候補する子はいるかな」
さっと、何人かの手が挙がった。
この時、クラスに緊張した雰囲気が漂った。
「先生」
立候補のときには、手を挙げなかった諸葛孔明くんの声。
「今すぐ決めずに、希望者に選挙運動をしてもらって、例えば一週間後に決めるというのはどうでしょうか」
「なるほど。政治の勉強にもなりそうだね。じゃあ、そうしよう」
三年B組の委員長選挙が始まった。