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空が青い  作者: 海
9/14

お弁当

「オーイ海斗昼飯どうするぅ~」

「購買」

「俺も行く っていってんじゃん」

海斗君は聞いてないのかスタスタ歩いていっちゃった、

ガダンッ

「イってー待ってよ~海斗~」

バカみたい机にぶつかりながら、そんなに急がなくってもいいのに、一也は海斗くんの事好きなんだなぁでも海斗君は行っちった、あれは片思いだな!

さっお弁当お弁当っと私は結香の机に自分の机をくっつけた。

「一也はうるさいなぁ~あんなに大声出さなくても聞こえるって」

「だね」

でも少し羨ましかった、ずっと仲良しの友達がいるなんて・・・

「食べようお昼、私はコンビニ弁当だけど」

「コンビニなの?結香のママは働いてるの?」

「そっコンビニ弁当好きなんだよね」

って答えた結香が一瞬話を遮ったような気がした。変なこと言っちゃったかな?

チラッと結香の顔を見たら何時もの結香だ、考えすぎなか?考えすぎだな私の。

そうだ男サカのマネージャーの子はっとやっぱり一人だ・・・

「結香、一人誘って良い?」

「良いけど誰?」

結香の返事も聞かないでその子の所に走ってた、

「一緒にお昼食べよ」

ビックリして、その子は顔を上げた、そりゃあそうだよね、急に話しかけられたら誰だってビックリするよ。

「えっと・・・」

「あっちで、皆で食べようよ」

そう言って振り返ってこっちを見ている結香に手をふった。

「あの子と他に購買に行ってる子と ねっ」

「は  い」

「じゃあ行こ」

ちょっと強引だったかな、でも一緒に食べたかったし、男サカのマネージャーになりたいってのが気になるし。

「結香連れてきたよ」

「この子が男サカのマネージャーの子ねぇ」

「はぃよろしくお願いします。」

「ハハハッ、よろしくお願いしますって、おっかしい」

「結香笑いすぎだよ、ねぇ」

ってその子の事を見たら案の定下向いちゃってるじゃん。結香ったら~。

「ごめんごめん、だって同じ年じゃない宜しくお願いしますって変じゃん、無しねそうゆうの、結香でいいから、私は上松結香、よろしく」

「はい、結香ちゃん」

「食べよ食べよ一也が戻って来るとうるさいから」

「えっ男子なんですか?購買に行ってるって人は」

「そう、さっき言わなかったっけ?」

「言わなかったですよ!、私・・・戻ります。」

「大丈夫だよ一也は」

「ごめんね、男子苦手だった?」

「苦手って訳じゃないですけど」

って話してる間に結香はもう食べ始めてるし、

「大丈夫だって、座って」

またまた強引だったかなぁ~、私の強引にまけてやっと座ってくれた。

マネージャーの話が聞きたくて引っ張って来たけど、悪かったかなぁでも此から仲良くなれば良いよね。

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