表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空が青い  作者: 海
6/14

最前列

「じゃあ次の人、っとその前に、自己紹介終わったら聞いてましたよって意味で、拍手とか、よろしくとか、何でもいいからしようよ、んー・・・拍手でいいか、じゃあ拍手で、俺も正直まだ顔と名前が一致しないんだ・・・真面目に聞きますから。  はい 次の人」

アッキー(私が勝手につけてしまった先生のあだ名)同意求めても無理だよ初日だもん。

結香ちゃんが私の横を通りながらニコッと・・・可愛いじゃないか。

「上松結香です。友達は結香ちゃんと一也君です。よろしく。」

拍手より男子のザワザワが勝っていた、きっとちゃんと結香ちゃんを見たのが始めてだったんだろうな、それとも声と話し方のギャップかな?

結香ちゃんは親指を立てて私に合図をして横を通りすぎた、格好よすぎだろ。

何人が終わったんだろう、ガダンっと椅子の音がしてはっとした時には

「えーと須藤一也、部活はサッカー」

って言った途端に男子のザワザワが始まった、なになに、なんなの

「あいつサッカーの・・・」

「○○中学のキャプテン」

「明高だったのかよ」

小声で話しているから、何を言ってるのかよく聞こえない。

「静かにしなさい、聞こえないだろう、続けて」

「部活はサッカー、友達は結香と七海と海斗、よろしくです。」

隣の席に戻った一也君は私と結香ちゃんに

「格好良かった?良かったでしょ」

って笑って見せた。私には何で男子が騒いだのか全然分からずに

「良かった、友達多いんだね」

「そうなんだなぁ、人気者だから」

なんて言っていた。

それより私は一也君の言った友達は海斗が引っかかっていた、海斗君てグラウンドでサッカーやってた子だよね、そうだよね、えぇぇぇ、もしかして同クラスって事?

1番前の私は何気ないふりをして見渡した  

えっ❗


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ