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空が青い  作者: 海
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部活紹介

「みんな席に着いてるか、隣の席はいるか、先生もまだ顔と名前が一致してなくて悪いな」

「はーい」

「先生みんないるよ」

「早く覚えてよ」

最後に言った一也に

「お前は覚えたぞ」

「先生俺の事覚えたの?イケメンだからじゃね」

「須藤一也、色んな意味で目立ちそうだな、ビシッとやるぞ」

「なんだよ、そっちかよ」

一也、なんだよそっちかよって使い方あってるのかな?でも先生も良さそうだし友達も出来たし、楽しいクラスになりそうな気がする、誰も知らないこの学校にして良かった、まだ桜も綺麗だし。

「はぃ、これから講堂に集まって部活の紹介だ、野球部に入りたい奴はいるか、何時もウェルカムだ」

「また言ってるよ」

「このクラスにも特待いるだろ?」

「やだよなぁ野球部キツそうだもん」

色々聞こえてくるけど、やっぱり私は男サカのマネージャーだよね、全然知らなかったけど、あやがマネージャーって言ったの聞いて断然興味がわいちゃったよ、楽しみだなぁ部活紹介。

そうだったさっき変な雰囲気で昼休み終わったから、あやに聞くの忘れちゃったよ。

でもあやってサッカー上手なんだよね、何でやめちゃうんだろ、何でさっき海斗君怒ったんだろ

「じゃあ皆廊下にでて」

ガダンッ、ガラガラ皆がいっせいに動き出した。

講堂に異動し配られたプリントを見ていたら、最後から2番目がサッカー部最後が野球部だった、スッこぐ楽しみ。

文化部がやっと終わった、弓道部、テニス部次々に部活が紹介されて、やっとサッカー部、

「次、サッカー部お願いします。」

2年生3年生それにマネージャー

「サッカー部です、よろしくお願いします。日本一にならなきゃ意味がない、そんな気持ちで毎日練習してます。厳しい練習ですが練習意外はみんな仲良しで楽しい部活です。今から練習の一分をお見せします。では始めます。」

きっとキャプテンだろうなぁ、チラッと海斗君と一也を見てみた、海斗君は何時もの通り真剣にポーカーフェイスで見てる、一也もいつもの一也じゃ亡いみたいな顔で見てる。サッカー好きなんだなぁ。

「一也真剣な顔して見てる、あいつサッカー好きなんだね」

結香も見てたんだ。

何人で試合をするのか、どんなルールなのかも知らないけど、すっごくカッコイイ、こんなにサッカーってカッコ良かったんだ、知らなかったなぁ。私はマネージャーになる、って言うか、なった気になっちゃったよ。

部活紹介が終わったら、あやに聞かなくちゃ、もっと色々聞きたいことあるし。

「皆さんの入部待ってます。」

あっ終わっちゃったじゃん、もっと見てたかった。

「じゃあ次野球部お願いします。」

司会の声がおわらない前にザワザワしはじめた、なんだなんだ野球部ってそんなに人気なの?

うわぁ負けた、全員そろってビックリしたサッカー部の倍の人数はいるかもしれない。

「よろしくお願いします。」

一斉にそろっての挨拶にも迫力があった、何十人が一同に帽子を取り礼をした。

「圧巻」

思わず言っしまった・・・。

「野球部です部員は50人です、上下関係、練習は厳しいです。目指せ甲子園ではなく甲子園はあたりまえ、全国制覇を目指してます。腐らず傲らす頑張れる人待ってます。人数が多いので3組のバッテリーがキャッチボールします」

サァーっと両端によけると

「キャー」

「〇〇先輩」

なんて声があちこちから聞こえて来た、なんなのぉ野球部!サッカーのがカッコイイのに、私はやっと思い出した、イケメンバッテリーがいるんだった。

「結香イケメンバッテリーって一番手前の二人?」

「そう、イケメンだろ」

言われればイケメンかも、3年生だし、ピンと来ないなぁ~。やっぱりサッカーが良い。

決めたもん。サッカー部のマネージャーになる。

「部活紹介はこれで終了です。今日から1週間見学自由です。入部届けは直接部活の顧問の先生にお願いします。以上」

ふぅやっと終わったよ、早くあやに話さないと。一緒にサッカー部のマネージャーに入部しようって。

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