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6話 ようこそヘウンデウンへ⑥



 6話 ようこそヘウンデウンへ⑥



「私の部屋は絶対に嫌」とノノが言い。


「アタシの部屋よりリスピーの部屋の方がマシ」とKが言い。


「フヒッ。ちょ、ちょっと散らかってるけど、ボクの部屋においでよ」と意味深にリスピーが笑った。


 何の話をしているのかというと、この家には余った部屋が無いらしく、僕はこれから何処で寝るのかという話だ。

 


 唯一歓迎してくれたリスピーから何か嫌な予感がしたので、念の為、Kの部屋を先に確認したものの、一言で言えば、人間の住める場所では無かった。



 なので、半ば強制的にリスピーと部屋を共有するということで話はまとまった。



 部屋の配置、シャワーやトイレといった共有スペースの使用ルールをノノから教わり、大掃除は明日からやることにして、僕はゴミ山の中でも踏んでも痛くなさそうな場所を選びながらリスピーの部屋へと向かった。




 リスピーの部屋は、Kの部屋を見た後だと幾分かマシだった。空き缶や雑誌やCDのようなディスクが床一面に散らばっているものの、所々に足場の踏み場が残されている。


 これより酷いKの部屋というのは、つまりそういうことである。



「あ、雨宮君。コッチ来て」


 脱ぎ散らかした衣類が散乱するベッドの反対側の壁沿いには、いくつものモニターがズラリと並んでおり、意味の分からない数字の羅列が常に変わり続けている。


 部屋の主であるリスピーは、モニターの前にあるゲーミングチェアのような椅子に座り、頭より一回り大きなヘルメットのようなモノを被っていた。


「なんか、スゴイですね」


「フヒッ。それ程でもあるけどね。ま、とりあえず座ってよ」


 リスピーは笑いながら椅子から降りると、僕の顔を見ながら座面をペチペチと叩いた。

 促されるままに椅子に座ろうとしたものの、あることに気が付いた。


 この部屋に椅子は一つしかない。


「リスピーさ、リスピーは何処に座るんです?」


「大丈夫。大丈夫。座るところあるから」


 本人が大丈夫と言うので、ゆっくりと腰を下ろすと、絶妙な柔らかさと角度の座り心地の良い椅子に思わず「おおっ!?」と声が漏れた。


「び、美少女が座っていた椅子に座っただけで”発射”は、さすがに童貞すぎる。フヒッ」


「いや、違います。座り心地が良かっただけです」


「まぁ、そういう事にしてあげるよ。じゃあボクも」


 そう言いながら、リスピーは背中を向けてきた。

 それが何を意味するのか理解するよりも先に、目の前に現れたヘルメットに鼻をぶつけた。


「痛ッ!?」


「あぁ、ごめんごめん。ヘルメットをぶつけたのはわざとじゃないんだ」


 リスピーは慌ててヘルメットを脱ぎ、抱きかかえた。


 ヘルメットが鼻にぶつかった事は、大した問題じゃない。

 問題なのは、僕の膝の上にリスピーが座ったことである。


「あの、何で膝の上に座るんです?」


「こ、これから色々見せてあげるから、近い方が都合が良い。ボクはノノと違って、雨宮君の”エクスカリバー”が”フルマックス”になっても怒らないから大丈夫」



 後半は何を言ってるんだ?

 いや、説明されても困るからそのままで良いけれど。


 話を続けられても困るので、僕は無理やり話を戻すことにした。



「それで、見せるって言うのは何を?」


「”千年門ミレニアムゲート”を見せても良いんだけど、一番最初に知っておくべきなのは、ヘウンデウンの街についてと、各勢力についてかな」


「各勢力?」


「ホラ。Kが色々話してたでしょ。”天使達エンジェルズ”とか”上位者”とか”解放軍”とか」


「そういえば言ってましたね」


「口で説明するよりも、見た方が早いでしょ。じゃあ、説明するからコレ被って」


 リスピーは言い終わると、ヘルメットを掲げた。

 僕はヘルメットを受け取り、恐る恐る被ってみた。サイズがだいぶ大きめなせいもあって、首を傾けるとヘルメットもズレる。


「そうしたら、目を瞑って。目を開けてても良いけど、多分酔うよ。

 ち、ちなみに、目を開けたままだと、ノノはすぐにゲロ吐く。フヒッ」


「ままま、待ってください。何が起こるのか説明してください!」


「ん? あぁ、ごめんごめん。そのヘルメットを使って、説明用の資料を視覚情報として脳に送り込むんだよ。

 目を開けてると説明用の資料と雨宮君の目で見てる景色が同時に映って、個人差はあるけど気持ち悪くなる人が多いよ。

 ただ、目を瞑ってても気持ち悪くなるようだったらすぐに言って。頭にゲロかけられるのは流石に嫌だから」



 内容は怖いけれど、事前に説明してくれるだけだいぶ優しい気がする。


 いや、意識が無いまま手術をするような人達がイカれてただけというのは分かっているけれど。



「わ、わかりました」


 目を瞑り、念の為に手で目を軽く押さえて深呼吸をした。


「じゃあ行くよ」



 真っ暗な視界が突然、巨大な街を見下ろしている視界へと変わった。

 驚きのあまり目を開けてしまった。すると、街の景色とリスピーの後頭部が三次元的に重なって見えた。


「おわっ!?」


「何? 気持ち悪い?」


 慌てて目を閉じ、ゆっくりと深呼吸をした。

 毎日のようにゲームをやっていることが関係しているのかは分からないものの、思っていたよりは酷くない。


「い、いえ大丈夫です。ちょっとビックリしただけです」


「大丈夫なら良いけど我慢しないでよ。ど、どうせ頭からかけられるならゲロより”生命の源”の方が良いから。フヒッ」


「マジで何を言ってるんですか」




「冗談はさておき、この辺りが北区。”天使達エンジェルズ”と、その支持者が多く住んでる地域」


 まぶたの裏に映し出された街の北側が赤く光りだした。


「”天使達”ってのは、まぁ、簡単に言うと『悪を滅し、世界に平和と秩序をもたらす』をモットーにしてる集団」


「つまり、良い人達ってことですよね?」


「うぇえ!?」


 リスピーの裏返った声は、幼さを感じる声だった。


「フヒッ。ビックリして変な声出ちゃった。

 雨宮君がどういう捉え方をしたのか分からないけど、”天使達”の言う『悪を滅し』ってのは『”天使達”にとっての悪を滅する』って意味だからね」



 リスピーの言い方は、あまり賛同しているようには聞こえなかったが、『世界に平和と秩序をもたらす』という発想に何か問題があるのだろうか?



「それって、悪い事なの?」


「え、雨宮君は”天使達”の考えに賛成派なんだ」


「何かマズいの?」


「いや、そんな事はないけど。意外だなぁって」


「リスピーは反対なの?」


「うぅん、どちらかと言えばね。だって、自分達と価値観の合わない奴等を滅するってわけでしょ。ボクには、その先にある未来が平和で秩序が保たれているとはどうも思えないんだよね」


 リスピーは「まぁ、考えは人それぞれだからね」と話を雑に纏めた。


「ふぅん」


「その辺りはともかく、”天使達”には階級みたいなのがあってね。

 まず、一番上が”大天使長ラ・アークエンジェル”。名前の通り、”天使達”のトップだね。

 まぁ、普段は”楽園ユートピア”にいて、最後に姿を見せたのは何十年も前の事らしいから、雨宮君が元の世界に帰るまでの間に、一度も現れないかもしれないけど」


 街全体を斜め上から見るような構図に変わると、赤く光ったままの北区の上空に、大きな島が浮かんでいるのが映し出された。


「何か空に島が浮かんでますけど、”楽園”は空にあるんですか?」


「そうだよ。北区を居住区と表現するのならば、”楽園”は”天使達”の本丸ってところだね」



 空に浮かぶ島。

 今更だけど、スゴく異世界っぽいな。



「そして、”大天使長”の下には3人の”天使長アークエンジェル”がいて、3人は”力の天使”、”知恵の天使”、”愛の天使”って呼ばれてるよ。

 ”愛の天使”が何年か前に交代したって噂はあるけど、詳しくは知らないかな。

 ”天使長”も”大天使長”と同じで、あんまり姿を見せないし情報が外に流れてこないからね」


「なんか、凄そうですね」


「”天使長”は階級は上から二番目だけど、”上位者”と戦って生きて帰れるような奴等だから、ノノやKよりも強いヤバい奴等だよ」


「へぇ」



 そう言われても、二人がどのぐらい強いのかは正直良くわかっていない。



「”天使長”の下には”番号持ナンバーズ”がいるんだけど、コッチは増えたり減ったりしてて人数は良く分からない」


「”番号持”って言うぐらいだから、強い順だったりするんですか?」


「どうだろう? ”番号持”は倒したり倒されたりしてコロコロ変わってるから何とも言えないかな。

 個人差はあるだろうけど、ノノやKが戦って勝つかもしれないラインは”番号持”ぐらいだね」


「それって、凄いんですか?」


「ボクは戦わないから良く分からないけど、”番号持”の下には階級無しの”天使”が沢山いることを考えたら、凄いんじゃないの?」



 ”天使達”。

 世界に平和と秩序をもたらそうと活動する集団。

 正義の味方のように聞こえるけれど、どうもそうは思われていないようだ。




「次に”上位者”の説明かな。一応、南区にある”星の胎内”を拠点にしてるらしいけど、”上位者”は『自由』をモットーに、好き勝手やってる存在だから、ヘウンデウンの何処にでもいるよ」



 南区と思われる場所と、その地下が青く光りだした。

 どうやら、”星の胎内”と呼ばれる場所は、地下にあるようだ。



「自由がモットーって。随分アバウトですね」


「本当に自由な奴等だよ。戦闘が好きな奴もいれば、ゲームが好きな奴もいるし、労働が好きな奴も奉仕が好きな奴も平和が好きな奴もいる。

 彼らに共通しているのは、魔法使いとは比べ物にならない程強いってことぐらい」


「そんなにですか?」


「何十年か前に、”厄災の魔女”って呼ばれているとんでもなく強い魔女が”上位者”の一人を倒した伝説は有名。

 言い方を変えると、それ以外は全部負けてるってこと」



 や、”厄災の魔女”?



「なんか、名前が不穏なんですけど」


「ボクはその世代じゃないから詳しくないんだよね。”厄災の魔女”本人が消したのか、”厄災の魔女”の信者が消したのか知らないけど、”情報の海”にも殆ど記録が残ってないから調べようが無いし。

 ノノはその辺の話に詳しそうだけど、前に訊いたら教えてくれなかった」


「同じ魔法使いのことだから詳しそうなのに?」


「うん。まぁ、理由はどうあれ、話したく無さそうだったからそれ以上訊くつもりは無いけどね。気になるなら訊いてみれば?

 雨宮君になら話すかもよ」



 どうだろう。

 多分怒られるだけな気がする。



「”上位者”と戦闘になったら助かりようが無いから、用心しようが無いんだけど、一つだけ注意しないといけないことがある」


「なんですか?」


「”お金を不正に増減させたら駄目”」



 念押しされたから身構えてしまったけれど、それは当たり前のことじゃないか?



「それはそうでしょ」


「ホントに分かってる?

 ヘウンデウンで流通している”マニ”ってお金は”上位者”が生産と流通を取り締まってるお金なんだよ。

 だから、現物のお金だろうと、”電脳”上のお金だろうと、不正を働けば生産者であり流通者である”上位者”に必ずバレる。そして、バレたら必ず消される。

 だから、どんなに強い魔法使いだろうと、仕事をしてお金を稼いでいるんだよ。

 不正出来るのなら、魔法なり何なりでお金なんていくらでも増やせるんだから」



 言われてみれば、「お金のためなら何でもするのなら、お金を魔法で増やせば良いのに」と思わなくもなかったが、そういう理由があったのか。



「まぁ、”上位者”についてはこのぐらいかな。というよりも、ヤバい奴等だらけで、話してたらキリが無いから」


「戦ったら絶対に勝てないってことは分かったよ」


「それでとりあえずは充分かな」


 ”上位者”。

 人間よりも上位の存在。


 それは簡単には覆せないれっきとした現実。




「この辺が西区。”解放軍”が集まってるエリアだね。

 解放軍は『人類を非人類から解放する』をモットーに、”天使達”とも”上位者”とも戦闘をしてる集団のこと」


「人類を解放する?」


「”解放軍”曰く『”天使達”や”上位者”は人間より上位の存在である。彼等が存在し続ける限り、人類は永遠に彼等に支配され、彼等の駒であり家畜である』らしいよ。

 いまいちピンと来ないから、説明しにくいんだけど」



 話を聞いていて、ふと気になったことがある。



「あの。さっき、”上位者”は”魔法使い”とは比べ物にならない程強いって言ってましたけど、”解放軍”は”上位者”と戦ってるんです?」


「そうだよ」


「遥かに強い”上位者”と戦って、”解放軍”は負けないんですか? 全滅しないんですか?」


「あぁ。まぁ、普通はそう思うよね。でも、正解は結構単純な話だよ。

 勿体ぶらずにさっさと説明しちゃうと、”解放軍”に味方する”上位者”や”魔人”もいるからね。さすがの”上位者”であっても、相手が”上位者”や”魔人”だったら一筋縄じゃいかないんだ」


「”魔人”って”魔法使い”のことですか?」


 リスピーは思い出したように「そっかそっか。まだ言ってなかったね」と言った。


「”魔人”は”人間”と”上位者”の血を継ぐ人間のこと。

 ”魔法使い”は魔法が使える人類全てを指す言葉。

 だから、分類としては”魔人”は”魔法使い”だけど、”魔法使い”が”魔人”とは限らないわけ。

 ”魔人”は”上位者”程じゃないにしても、普通の”魔法使い”よりは確実に強いよ」



 なんかややこしいな。



「雨宮君の世界は人種で呼び分けとかしてなかったの?」


「肌の色で区別することはあっても、この世界の言葉で言うところの”純人間”しかいなかったので、人種の呼び分けはあんまり」



 そもそも、肌の色での区別ですら問題視されるような時代だ。



「へぇ。同じ”純人間”同士なのに、肌の色の違いで区別してたの?」


「その辺は色々な歴史があると思うんだけど、説明出来るほど詳しく無いです」


 リスピーはエナジードリンクの缶の蓋を開け、一口飲んでから「話を戻そっか」と切り出した。


「この”解放軍”ってのが困った存在でね。ボク達のいる”東区”の人類のことをあまり良く思ってないんだよね」


 西区と思われるエリアと反対側が別の色で光り始めた。

 話の流れから察するに、今光ったのが東区なのだろう。


「それは何故?」


「”解放軍”曰く、『”解放軍”は人類の解放のために戦っているのに、東区の奴等は協力しない』ってね。

 だからといって、”天使達”や”上位者”との日々の戦闘で西区の人口は減る一方だから、下手に東区と対立して、東区からの入隊希望者を減らすわけにもいかない。でも、何も協力しない奴等が沢山いるのを見ると怒りが湧いてくる。

 その辺りのいざこざもあって、”解放軍”は内部で派閥争いまで始めてるからね。あんまり興味無いから詳しくは調べてないけど」


「同じ目的を持って集まっても、上手くまとまらないんですか?」


「別に、軍に限らず、そういうもんじゃない? 頭の数だけ価値観があるんだから」


 ”解放軍”。

 ”天使達”や”上位者”とは相容れない人間達の集団。


 ”天使達”と違って、統率が取れているとは言い難く、様々な価値観の人達が集まっているようだ。




「東区はどうなんですか?」


「ん? あぁ。東区は”天使達”寄りの人もいるし、”上位者”寄りの人もいるし、”解放軍”寄りの人もいるけど、何処かに属する程じゃないって人達ばかりだよ。人種も思想も全てがバラバラだからね」


「要するに好き勝手やってるって意味ですよね? なんだか”上位者”っぽいですけど」


「うぅん。まぁ、その通りではあるんだけど、”上位者”に対して、信仰してるわけでも忠誠を誓ってる訳でもないって感覚かな」



 イマイチ違いが分からないけれど、信仰や忠誠の有無が大きな一線なのだろうか?



 東区の人々。

 何処にも属さず、各々が様々な価値観で過ごしている。



「そういえば、街の中央部が一度も光ってなかったような気がするんですけど」


「お、よく気づいたね。そう。最後に説明するのが中央区」


 今まで一度も光らなかった街の中心部が光り始めた。


「ここは中央区。中央区は『完全中立の立場』を掲げた人達がいるところ。雨宮君が会った人で言えば、メリーさんとDr.ジョーズかな」



 武器商人のメリーさんと、医者のDr.ジョーズ。

 彼らは完全中立の立場ということらしい。



「完全中立の立場っていうのは、何処にも属していない東区と何が違うんです?」


「東区は『何処にも属さないけれど、完全中立の立場でもない』人達の集まりだからね。”天使達”寄りの人も”上位者”寄りの人も”解放軍”寄りの人もいるんだよ。

 その点、中央区の人達は何処にも寄っていないんだ。まぁ、内心どう思ってるかまでは知らないけど、表向きは完全中立の立場だから、贔屓しないってこと」



 中央区の人々。

 決して何処にも属さず、完全に中立な立場を主張する集団。




 その後、買い物でよく利用する場所や、オススメのショップを教えて貰い、話に一区切りついた。


「終わったから、ヘルメット外して良いよ」


 リスピーにそう言われたので、僕はヘルメットを脱いだ。

 気が付いていなかっただけで、頭も顔も汗でビッショリと濡れていた。


「ねぇ、このヘルメットって洗えるの?」


「洗おうと思ったことはないけど、水深100メートルぐらいまで耐えられる完全防水だよ。でも何で?」


「いや、何か凄い汗かいてたみたいで」


「別に気にしないよ。いや、むしろ有り難いかも。フヒッ」


 リスピーが鼻をスンスンと鳴らしながら、不気味な笑みを浮かべた。


「洗います」


「洗わなくて良いってば。雨宮君の濃厚な”スメル”が」


「洗います」


 僕はリスピーの言葉を遮るように大きな声を出し、ヘルメットを抱えて部屋を出た。

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