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ゲーマーの異世界遊戯  作者: ムーマ
100番目の魔王はゲーマーでした
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第1話

「我がここまで追い詰められたのもいつぶりであろうか?

まっこと当代の勇者は傑物であったわ。しかし、聖剣も魔力

も尽きた勇者にいまさら何ができる?潔く疾くと消え去

れ!」


「聖剣も所詮は借り物の力、勇者が勇者であることは己の身一つで証明してみせる!」


『無刀秘奥義 泡沫一閃』


目の前に浮かぶのは魔王の命を刈り取るための泡沫の舞


泡沫を踏みしめ限界まで加速した俺は魔王の心臓へと貫手を


繰り出していく。


飛沫を踏むごとに画面に浮かぶのは魔王を倒すまでの長い道のりでの出会いと別れの記憶である。


最後の泡沫が割れ、その後に残ったのは魔王が倒れる音だけだった。


「しゃあ!やってやったぜ!!配信見てくれたみんなありがと!」


「888888」「ピエロったさんすげぇ」「このゲームノーダメクリアは人外www」


配信のコメント欄にはクリアを祝うコメントが溢れかえっている。


「視聴者のみんなあとはクリア後の裏ボス挑戦があるけど流石に疲れたから配信はまた後日!今日はおやすみ!」


人気ゲーム配信者こと創世総司はコントローラーから手を離して煙草の煙を燻らせ至福の一時を満喫した。


煙を燻らせながら何気なく画面に目を向けるとそこには


『congratulations』『well come new world』の文字が浮かんでは消えていた。


それに気づいた瞬間画面が白く光、光の中に総司は飲み込まれていった。


最後に頭に浮かんだのは「裏ボス倒してねぇじゃん!?」


のたった1つ。総司はどこまでいっても生粋のゲーマーである。








初めまして!ムーマです。

読者の皆様の退屈が少しでも紛らわせられる物語を執筆していきたいと思います。

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