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試着の恐怖

鬼畜想像第2!


傷口に醤油…。


これほんとに痛い…みんなやってみてね!

「な、何歳なのだ…。」


「秘密です。」


「うっ……。気になるな。」


グレイは言わなきゃ良かったと少しばかり思ってしまった。


「とりあえず、服を買いに行きましょう、私のセンスは微妙なのでちゃんとしたお店でね。」


グレイが作った服も充分だと思ったが気を使わせてはいけないと思いルーシーは黙って従うことにした。



「くっ、屈辱だ!殺せ!やめろ!こんな私を見るな!」


「貴女は何をしてるんですか…。」


「こんな恥ずかしい服着れるか!」


ルーシーは試着をしていた。


そしてルーシーが着ていた服は、長い袖にロングスカート、どっからどう見てもルーシーがお嬢様に見える服だ。


「まぁ、元々の素材も良質ですからね。」


「そ、そうなのか、この服の素材はなんなんだ!」


「違いますよ…。」


この娘は本当にバカですね。


「だって、素材って…はっ!私か!!」


「そうですよ、やっと気付きましたか。」


「で、でも私なんか…。」


ルーシーは忙しなく指をモジモジさせ始めた。


なんて言うか…最初にあった時と全然違くないですか、てかこっちが本当のルーシーなのでは…とあんまり深く考えないようにしましょうか。


「じゃあ、貴女はドラゴンがその服を着ていたらどう思いますか?」


「へ?つ、強そうだな?」


「でしょう、素材が強そうだからなのですよ。なので貴女がまぁいい素材だから可愛く見えるんです。」


「でも、例えが…。」


「じゃあ買うのでほかの服も着てみてください。」


「そ、そんなぁ!」


その日ルーシーは悪夢を見る程、試着しその後クエストで働かされた。



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