表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/49

獣王覚醒、そしてメイ現れる

『強大な何かがいる……おい、鋼鉄の騎士はいるか?』


そこは大きな城のような場所だ、そしてそこでは獣が二足歩行をしている。


そしてサイが王のような椅子がある前に膝をつく、もちろん椅子の上にはライオンのようなものが座っている。


『はっ、ここに』


『お前は感じるか?』


この訳の分からない質問だが、サイ、いやその他の奴らも分かっていた、それ程強大な力がいるのだ。


『もちろんでございます……』


『あの力、どう思う?』


この問いは簡単だった、獣王として君臨させるにはどうすればいいかだ。


『早急に消すべきです』


『うむ、分かっているな、では命令を下す!鋼鉄の騎士ルシャヌ脅威を消せ!』


王は威厳溢れる姿で言った、まさしくそれは獣王だ。


「はっ!了解致しました」


____________________________________


「グ、グレイ、その少しギルドに行かないか?」


久々に運動したいのか、ルーシーは言う。


「どうしたんですか?私は疲れているのです〜」


明らかに棒読みだ、疲れているというよりだるいだけだろう。


「でもたまには、ひまだしな!」


「じゃあ行きましょうか」





「久しぶりグレイくん!」


「久しぶりです、ガーナさん!」


突然の激変にルーシーは動揺した。


な、なるほどグレイは本性を隠しているのか!私も隠そう!面白そうだしな。


「私、グレイの友達のルーシー・アダマントですわ。以後お見知りおきを。」


柄にもなくそんなことをしているルーシーをグレイは白い目で見た。


「はっ!」


嘲笑、それで終わった。



「……ルーシー誰かこちらを見てますけど、知り合いですか?」


「グレイ忘れたのか!?あれはメイだ……」


まさか逃げ延びていたとは……と言うより自分があの時少しキレて周りがちゃんと見えていなかったせいか。


そしてグレイが寄ると


「や、やめてください!殺さないでください!私はもうこの街の冒険者です!」


何故か、殺されると思っているらしい、慌てて逃げようとする。


「いや、殺しませんし、それよりもこのギルドに所属しているんですか?」


「え?ま、まぁはい」


命を取られないと安心して落ち着く、極端な人だ。


「そうですか、悪事を働いたら朱の刃があなたの命を取りますからね」


「ひぃっ!あっ、あと……ルーシー怒ってませんかね……」


少し悲しい表情をしていた。


「直接話してみたらどうですか?」


だがルーシーは怖い顔をしていた……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ