彼の顔は赤く、彼女の腹は黒い
正義と悪の裏側です。
「くまさんパンツは正義じゃない」
みなさんは「戦隊もの」を見たことがあるだろうか?
そう、「○○レンジャー」のような。
俺は戦隊ものを見て、疑問に思ったことがある。
なぜ名乗りシーン敵は攻撃しないのか。
それにはこんな深い訳があつたのだ・・・。
0章「彼の顔は赤く、彼女の腹は黒い」
俺の名は「フンベルト・オッペンバウアー」以降オッペン。
敵幹部を統括し、長の秘書役だ。
俺の仕事?戦うこと?違うな、管理だ。
まず、侵略する星を決める。
そして、長に確認を取る。
今回の場合だと地球だ。
地球にも正義・ヒーロー側がいる。
俺はそのヒーロー側の長との連絡及び侵略計画の提出だ。
いちお、これは闘いだ。
お互いの戦力を確認する。
しかし、ヒーロー側もせこいものだ。
どの星でも追加戦士を中盤で投入してくる。
だからこちら側も策を練るのだ。
条約を結ぶ際俺は星から戦闘能力の高い人間を
一人拉致しこちらの戦力増強及びその星の情報の獲得
さらには、人質として活用するのだ。
条約締結当日俺はこちら側の長にばれないように
地球に降り立った。
「とても素晴らしいきれいな星だ。」
豊かな緑きれいに透き通っ・・・ん?
空がぼやぼやしている。
どうやらこの星の自然現象というか
人間が原因なのだがどうやらこのぼやぼやは
黄砂またはPM2.5というらしい。
「なんだその化学兵器は」
俺たちはきれいな星でしか生活できないのだ。
だからほかのきれいな星を見つけては、
俺たちの生活圏として確保するのだ。
きれいな星は大抵なにかしらの生物が生活している。
この星では人間だ。
大抵は戦闘になるが、今回も戦闘になるようだ。
俺が降り立ったのは日本という島国らしい。
まだこの星のことがわからいので
とりあえずここに日本から地球を侵略することにした。
俺はまず、「セイフ」という組織に
地球侵略案を提出した。
人間どもは驚いた顔をしていたが、
素早く対応してくれた。
どうやら街やこの対応力を見る限り、
発展した知能を持つようだ。
やはりこの星も「戦隊」がいるらしい、
以前5人の若者がここを訪れたらしい。
その5人がどうやら「戦隊」と呼ばれる集団らしい。
俺は「セイフ」の施設をあとにした。
そして「セイフ」から「戦隊」の長との
交渉の場を用意してくれた。ありがたい。
そして俺は長に会いある条約を交わした、
そう「絶対名乗り条約」だ。
どうやら戦隊には名乗りがあるらしく、
それをしないと、本領が出せないらしい。
俺は正々堂々と戦うことを望んでいる。
快く条約を結んだ。
もう一つ戦隊側から提案を持ち掛けられた。
1年という期間だ。
1年経つと世代交代するらしい。
ただ難しいことに早すぎる侵略はだめみたいなのだ。
なるべく1年間ということだった。
さらに侵略計画を随時更新し、
侵略する手下が強すぎると、
計画の見直しを要求する権利を主張してきた。
俺はそれらと引き換えに、
「絶対巨大化許可条約」を結び
「地球の情報提示義務」
「戦隊戦士の情報開示」
これらの要求し、
この条約会議は終わった。
帰りに戦闘能力の高い人間を拉致した。
もちろん秘密裏に・・・。
リミットは1年、俺たちの侵略計画がスタートした。
続いていきます。
また、投稿するので。