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プロローグ
桜が散りはじめたこの季節、俺は校門の前に立ち止まる。今俺の目の前には沢山の生徒が校門を通り抜けていく光景があった。2016年4月1日俺の新しい生活が始まった。俺こと朝倉唯人は、今年の3月に田舎の中学校を卒業して東京の高等学校に入学した。勉強は勿論、友達や部活動そして恋愛俺の青春が今から始まるのだ!
ドスッ
背中に何かがぶつかって
きたのだ。とっさに後ろを振り返るとそこには黒髪ロングの女の子が携帯を片手に持ち俺の顔を見ていた。
彼女はモデルのように整った顔をしており雪のように肌白く長髪の黒髪が風でなびいていた。
その時俺の脳内に電撃が走り一瞬で気がついた一目惚れだと!
「あっごめん!大丈…」
「邪魔」
その一言を言い終わると校門をくぐり抜けていった。俺は脳内で理解した
これはフラグだと。おそらくあの女の子とは同じクラスになり隣の席同士
さっきのやりとりについてケンカするという展開かベタだがまさに青春!
俺は心踊りながら青春への第一歩を踏み出した。
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