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空色の魔法使い  作者: 乃口一寸
三章 魔法使いとエルフの里
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第14話

 ソラが箒レースに優勝した翌朝。


「――どういうことだ!!」


 アルフヘイムにある長老宅の居間には主だった関係者がテーブルを囲むように座っていたが、その中のひとり――エルメラが木でできたテーブルを激しく叩きながら立ち上がっていた。


「言ったとおりの意味じゃよ。正式な署名はまだ先じゃが、聖域を共和国との共同所有地とする」


「ジジイ……! とうとうボケたのか!? ソラ君が箒レースで優勝しただろう! 今日取りにいく分でしばらくは耐えられるはずだ!」


 強く睨みつけてくるエルメラを前にしてもエルフの長老は微動だにしなかった。


「……残念ですが、そんな悠長なことは言っていられないのですよ、エルメラ殿」


 沈黙する長老に代わり、テーブルの一角に座っていた、本来なら招かれざる人間のはずのダモンが口を挟んできてエルメラは忌々しそうに舌打ちする。


「まさか、貴様が何かしたのか?」


「滅相もない。私ではなく状況がそれを許さなくなったのです」


「何だと?」


 眉を寄せるエルメラに対してダモンは言い聞かせるようにゆっくりと言葉を紡ぐ。


「私が共和国中で発症したアルフヘイム病患者の情報を集めていると以前お話ししましたが、患者の総数が現時点で百人を軽く超えたのです」


「な……!?」


 さしものエルメラも驚愕し、隣で聞いていたソラも顔を強張らせた。


「馬鹿な! そこまで急速に発症者が増加するなど聞いたことがない!」


「そう仰られましても、現実を直視しなければ。中には早急に聖樹の雫を必要とするお年寄りや子供も大勢いますので事は急を要しているのです。私としても少々予想外の出来事でしたがね」


「貴様……」


 言葉とは裏腹にこの状態を望んでいたかのようなダモンの態度にエルメラは悔しそうに歯軋りする。


(……こいつ、私が優勝しようがしまいがどっちでも良かったんだね)


 結局は老獪な商人の手の平で踊っていたことをソラも認めるしかなかった。

 もはや一時的に凌げればなどと言っていられないほど事態は深刻であり、ダモンははじめから長老が折れざるを得ない状況になるのを待っていたのだ。

 表彰式の時にやけに落ち着いていたので不審に思っていたが、商人連合本部での会合の時点ですでに大勢は決していたのだろう。


「それにしても、ソラさんのレースは長く語り継がれることになるでしょうな。最後も偶然(・・)根元が腐っていた木が倒れてくるという災難に見舞われるも見事これを突破して優勝したのですから。一夜明けた今でも国中の話題を独占しているほど盛り上がっていますし、我々としても大いに恩恵に授かっていますよ」


 ついでに興行が成功して万々歳だったと言いたげなダモンのセリフにソラもさすがに奥歯を噛み締め、エルメラは先程から黙って座っているアルマを振り返った。


「く……っ! 兄者はこれでいいのか!」


「……長老が決めたことだ。是非もない」


 妹の強い問いかけにもアルマは無表情に返すだけだったが、内心では必死に己を抑えている様子が見てとれ、結局エルメラもうな垂れるようにして椅子に座り直したのだった。


「……ふむ。もうよいかの? 多くの人命がかかっておるし、もはやこれ以上時間をおくわけにはいかん。これまで聖域を守ってきた先祖には申し訳ないがの」


 場を見守っていた長老が皆の顔を見渡しながら言うとダモンの方を向く。


「それでは、これからの事を改めて説明していただこうかの」


「承知しました。――さて、皆様は大層懸念されているようですが、このダモン、神に誓っても聖域を荒らすような真似は致しませんとも」


「フン。聖域を開発する気満々のくせによく言う」


 エルメラの皮肉にもダモンは笑顔を全く崩さずに続ける。


「それで今日から早速聖域の調査を行うことになったのですが、まずはアルフヘイム病患者を救うことが最優先ですので先に聖樹を目指すことに決まりました。そこで長老殿と相談した結果、エルメラ殿に案内していただくことになったのです」


「何だと? 私がなんでそんなことを――」


「エルメラ。もう決まったことじゃ」


 なおもエルメラは長老に反論しようとしたが、


「……エルメラ。奴が聖域で好き勝手しないようお前がしっかりと見張るんだ。聖樹様のこともある」


「むう……」


 アルマの諭すような言葉にエルメラは渋々了承したのだった。



 ※※※



 しばらくしてソラたちは聖域の入り口に当たる森の中の小さな遺跡へと移動していた。


 以前訪れた時と同じく監視の男たちがたむろしていたが、ダモンの命により一時的(・・・)にどこかへと去っていく。箒レースでソラが優勝した場合の条件を履行したということだろう。


「約束は守ったと言いたいのか。つくづく嫌味なやつだな」


 そう吐き捨てるエルメラの視線の先には、去った男たちと入れ替わるようにして現れたダモンの部下たちがいた。


「さて、エルメラ殿の他にはソラさんにセントラルポストの記者もついてくるのですな?」


 ダモンが確認するように尋ねる。

 これから聖域に入るのは先導役のエルメラにダモン一行、それに聖樹の雫を取りに行くソラとなぜかオスカーも同行することになった。


「俺も記者の端くれとしてしっかり取材させてもらう。誰もが権力に屈すると思ったら大間違いだぜ」


「……使命を燃やすのは結構だが、あまり調子に乗らないことだオスカー君。これからもこの国で仕事をしていきたいのならね」


 なにやら格好良くソラに向かって親指を立ててみせたオスカーだが、ダモンの恫喝のような忠告に無言で肩をすくめてしまい全く頼りになりそうもないのだった。


「皆さん……」


 ソラは複雑な表情で里の人間を見る。

 ようやく目的のものを手に入れられることになったが、彼らの心情を思うと到底納得できるものではない。


「気を遣う必要はない。前にも言ったが、君は自分が優先すべきことを果たすべきだ」


「ほっほ。アルマの言うとおりじゃ。ワシらのためにソラ殿が骨を折ってくれたこと、里の人間みなが感謝しておる」


 アルマと長老がそれぞれ優しい声音で言ってくれてソラは無言で頷いた。


「それでは長老殿、お願いします」


 部下を両脇に従えたダモンが遺跡の最奥にあるアーチ型の門を指し示す。

 以前聞いた説明によると、聖域には代々アルフヘイムの長老が管理している強力な結界が張られてあり、決まった手順でなければ通行できないとのことだった。


「長老は聖樹の精霊と契約を結んでいるんですよね。もしかして、結界というのはその精霊の?」


「うん。風獣であるスズリが風を操る能力を使用するように、聖樹に宿る精霊は特別な領域を設定する能力を持っているんだ」


 ソラの質問にエルメラは腕を組みながら答える。

 聖樹は魔素を浄化する力に加え、エルフの長との契約によって発現する結界能力でもって聖域を守護しているそうで、もしその能力がなければこの地はもっと悲惨な事になっていたかもしれない。


 すると、精神統一していた長老から魔力が立ち昇り、何か聞きなれない言葉を呟きながら複雑な印を切ったかと思うと、ボロボロだった門の中央にぽっかりと結界のすき間ができたのが感じられた。係争地になって以来始めて聖域への扉が開いたのだ。


「……もういいのですかな?」


 魔力を感知する能力に劣るダモンには何も変わっていないように見えるのだろう。長老が頷くのを確認してから恐る恐る門に手をかざし、大丈夫とみるやそのまま通り抜けた。一部を解放しただけなので必ず門から通らねばならないのだ。


 ぞろぞろとダモンの後についていく部下たちに続き、ソラたちも長老やアルマに見送られながら聖域へと踏み込む。


「……ここがアルフヘイムの森の中でも特別な場所。でも……」


「思っていたよりも重苦しい所だな。もっと清浄な雰囲気を想像してたんだが」


 辺りを観察しながら呟いたソラのセリフをオスカーが引き継ぐ。

 景色は今までと特に変わらず拍子抜けしたのだが、『聖域』というわりには森の中は薄暗く嫌な気配が満ちていたのだ。


「やはり聖樹の力が弱まっていることが原因だろう。ジジイの話では気脈の活動期が早めに訪れたことが原因らしいが」


 エルメラの視線の先にはおそらく聖樹と思われる大きな気配があったがどこか弱々しく頼りない。このまま生命力が枯渇してしまうのではと心配するほどである。


(もしかして、あの時私に語りかけてきた『声』は……)


 以前訪れた時に聞こえてきた不思議な声は聖樹の精霊だったのかもしれないとソラは思う。

 何を伝えようとしていたのかが気になるが。


「この前も話したけど、活動期が収まってくれば自然と持ち直すはずだ。かつてないほどアルフヘイム病が蔓延しているのが気になるが……」


「魔獣の発生にもつながるらしいですけど大丈夫なんですか?」


「この分だとかなり危険だ。聖域の結界は魔獣を閉じ込めるための役割もあるんだけど、問題は結界の外で発生する奴らだ。まあ、ジジイも対策を講じているから問題はないだろうし、仮に三十年前ほどの規模で発生したとしてもまた私が駆逐してやるさ」


「エルメラさんとスズリが大きく貢献した話ですね」


「正確には兄者をはじめとした守人が完璧な防衛線を敷いてくれたから私が思いっきり暴れられたんだけどね」


 そこでエルメラは背後で興味深そうにソラたちの会話を聞いていたダモンを振り返る。


「聞いていたとおり、この森に長く留まるのは危険だ。調査とやらも早めに切り上げることだな」


「それは私が決めることですが、忠告には一応従うとしましょう。恐ろしい魔獣に遭遇したくありませんし、魔素の影響を受けかねませんからね。本格的な調査は活動期が収まってから行うとしましょう」


 己の望み通りに展開が動いているという自覚からか、余裕を全く隠さないダモンにエルメラは鼻を鳴らしてから案内を開始した。


 しばらく一行はエルメラを先頭に黙々と聖樹を目指して歩き続ける。

 普段は人が立ち入らない獣道しかないような森の中を進むのは一苦労なのだが皆ペースを落とすことなく進んだ。


 普段から鍛えている冒険者のソラはともかく、意外だったのがダモンでこちらも弱音を吐くことなく軽快な動きでついてくる。一介の行商人から成り上がったという話なので現在でも足腰を鍛えているのかもしれない。むしろ彼の身の回りの世話をするために付いてきた若者の方が手こずっていた。


「オスカーさんも結構平気そうですね」


「俺らもあちこち駆けずり回るからな。これくらいでへばってたら記者は務まらねえよ」


 森の中にも関わらずいつもと同じスーツ姿で、しかも器用にズボンのポケットに両手を突っ込みながら歩いているのだ。


 これでよくバランスを崩さないものだとソラがやや呆れていると、エルメラが横に並んで小さな声で耳打ちしてきた。 


(……ソラ君。気づいているかもしれないが、ダモンの連れてきた部下には注意を払うんだぞ。世話係だという二人の男はともかく他の連中はタダ者じゃない)


 ソラは後ろを歩くダモン一行に意識を向けながら頷く。 

 身なりこそ普通だが一目見た時からかなりの使い手たちだと直感した。今も全く隙のない足取りで移動しており、アルマたちを襲撃した武装集団の可能性も十分に考えられた。


 それから数時間ほど歩いたソラたちは休憩を兼ねて軽く昼食を摂ることになった。聖樹まではもう少しの距離らしい。


 ソラたちとダモン一行は少し距離をおいてそれぞれ食事の用意をする。


「おい、オスカー。その辺に生えているキノコをいくつか取ってこい。私が独自に改良を加えたアルフヘイム流の料理を披露してやろう」


「大丈夫かよ? そもそもアンタ、空腹で死にそうになっていたところを嬢ちゃんに拾われたんだろ」


 オスカーが胡乱(うろん)げに腕まくりしているエルメラを見る。

 聖域に毒キノコはないらしいが、それ以前に料理の腕前に信用が置けないらしい。


「いいからさっさと行ってこい。このエルメラ様の料理を食べられることなど滅多にないんだぞ」


「へいへい」


 実に面倒臭そうにオスカーは森の中に入っていった。


 ソラもエルメラの準備を手伝いながらふと気になっていたことを尋ねてみる。


「そういえば聖樹の雫は何でアルフヘイム病に効くんですか?」


「聖樹が魔素を取り込み浄化しているわけだけど、その過程で魔素を中和するための抗体を生成し、それが水滴となって滲み出してくるんだ」


 まさにこの土地に住む人間を守護する聖なる大樹と呼ぶに相応しい働きだとソラが感心していると、懐から怪しげな調味料を取り出していたエルメラが顔を急にうつむかせた。


「……それにしてもソラ君には本当に世話になってしまったな。本来なら私が君を助けるはずだったのに」


「エルメラさん?」


 いつになく殊勝な態度にソラはやや戸惑う。


「……私を含めアルフヘイムの民はダモンの策の前に何もできなかった。結局マリナを救うために里へやってきた君に頼るしかなかったんだ。だから流石に自分が情けなく思えてね。ジジイに威勢よく啖呵を切って里を飛び出したというのに」


 自嘲するエルメラをソラはじっと見つめていたが少ししてから軽く首を横に振ってみせた。


「エルメラさんや里のみんなが何もできなかったというのは違いますよ」


「……?」


 ソラの言葉にエルメラは顔を上げる。


「私がダモンに対抗できる手段を持っていたのは事実ですけど、多くの商人たちを纏め上げられたのは私の力だけじゃありません。普段からエルフの方々に好意を寄せていて、純粋に力になりたいという人間もたくさん存在していたからです。知ってますか? 反対していた商人の中には、私が呼びかける前から独自に連合内で団結しようと動いていた方たちもいるんです。そうでなければあれだけすぐには纏まりませんよ。中には昔エルメラさんに助けてもらった事があると話してた人もいました。あの喫茶店のマスターのように」


「…………」


「私はまだ諦めていません。正式な合意までには時間がありますからそれまでに状況を覆せればいいんです。デュバルさんたちがまだ頑張ってくれていますし、一般市民にも少しずつ事実が伝わり始めています。だから、そんならしくないことを言わないでくださいよ」


 ソラが笑顔を浮かべるとしばらくエルメラは呆気に取られたような表情をしていたが、


「……うん。そうだな。まだ終わったわけじゃない。私としたことがいつの間にか弱気になってしまったようだ。――ありがとう、ソラ君」


 そう言って素直に笑ってみせたが、すぐに気持ち悪い表情になってガバッと抱きついてきた。


「それにしても、君はなんて可愛いんだっ!! くうううぅぅぅーーーっ!!」


 叫びながら頬をこすりつけてくるエルメラ。

 結局最後はこうなるのである。


 あまり調子付かせては後々酷い目に遭いそうだと、ソラがエルメラの顔を力一杯押し返していると、背後からやや呆れたような声が割り込んできた。


「……お取り込みのところ申し訳ないが、少々よろしいですかな?」


 苦労しながらエルメラを引き離して振り向くと、そこにはダモンと二人の付き人が立っていたのだ。


「ちっ。いいところで邪魔をしおって。本当に腹の立つオヤジだな」


 エルメラの言いがかりめいたセリフにダモンも困っていたのでソラは先を促した。


「……実は先程から私の護衛の者たちの姿が見えないのです。ご存じないですかな」


「私たちがお前の連れなど知るわけないだろう。……いや、待て。護衛というとあの手練(てだれ)たちか?」


 気分を削がれて顔をしかめていたエルメラだったがすぐに表情を引き締めた。


「姿が見えないとはどういうことだ! まさか勝手に調査に向かわせたのではないだろうな!」


「お、落ち着いてください。私は何も命じておりませんよ。気づいたらいなくなっていたのです」


 エルメラの剣幕にさしものダモンも気圧されながら弁明する。


(嘘をついているようには見えないけど……。そんな事をしてもダモンにメリットはないし)


 予想外のことが起こってやや浮き足立っているように見えるダモンの様子を観察しながらソラも心の中で嫌な予感が膨れ上がる。

 もし、護衛の者たちが予想通り聖樹の雫を強奪した連中だとしたら、つまりはグラムウェル枢機卿が貸し与えた集団かもしれないのだ。


「……そういえば、オスカーの奴もまだ戻らないな。キノコを取ってくるだけでどれだけ時間がかかってるんだ」


 そう言ってエルメラが不審げに周囲を見回した時だった。


 ドオンッ!! と突然凄まじい爆発音が遠方から聞こえてきたのである。


『!?』


 腹の底まで響くような重い振動に一同は驚く。

 かすかだが地面も揺れるほどの衝撃で、近くにいた小動物たちが異変を察知して騒ぎ立てていた。


「な、何事だ?」


 ダモンたちは辺りを警戒するように身を寄せ合い、エルメラは険しい表情である方角を睨む。


「……まさか、聖樹が」


 ソラも聖樹らしき気配が急速に小さくなっていくのを感じ取っていた。

 何か大変な事態が起こっているのは間違いないようだ。


「エルメラさん、急いで聖樹のもとに向かいましょう!」


 ソラが呼びかけるとエルメラも頷き、二人は同時に地面を蹴って走り出す。

 背後ではダモンたちの慌てる気配がしていたが、この非常事態に気にしてなどいられない。


 エルメラがエメラルドグリーンの長髪をなびかせながら森の中を高速で移動し、ソラも離されないように全速力でついていくと、前方の木々の間から不吉な黒煙が上空まで立ち昇っているのが見えた。


「くそっ……!!」


 焦燥を露わにするエルメラと一緒にソラが目的の場所に飛び込むと、


「せ、聖樹が……!!」


 二人は茫然と立ち尽くした。

 目の前には広めの空間が開いており、その真ん中には聖樹と思われる長老の家よりも遥かに雄大な巨木がそびえるようにして立っていたが、その太い根元には無残にも大きな穴が穿たれていて、そこから大量の煙が立ち昇っていたのである。


 そして、聖樹の前には消えたダモンの部下たちが静かに佇んでおり、彼らの中央には――


「貴様!! これはどういうことだ!!」


 怒りの声を上げるエルメラに反応する森には不似合いなスーツ姿の男。


 オスカーはいつもと変わらない緩い態度で、タバコをふかしながらゆっくりとこちらを振り向いたのだった。

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