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空色の魔法使い  作者: 乃口一寸
四章 魔法使いと幻影の島
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第18話

 キメラ研究所の最奥にて、ソラはどこか懐かしさを覚える扉横の端末を操作しながら感嘆の声を上げていた。


「凄い……。どうやらこのセキュリティ端末には様々な認証パターンがあるみたい」


 使用されている素材や技術は見当もつかないが、端末は液晶に似た画面を押して操作していくタッチパネル方式になっており、扉を解除するために必要なセキュリティスキャンには指紋や網膜、他にも魔力パターンを精査するタイプもあった。

 遥か昔に建てられた遺跡の動力がまだ生きている事といい、かつて魔法帝国と呼ばれた文明の技術力の高さには驚くばかりである。


「どうだい? 開きそうかい?」


「問題ありません。セキュリティのロック自体は解除されてますから。どうやら一定の時間が経過すると自動的に扉が閉まるみたいですね」


「よくこんな短時間で分かるね。僕には見たこともない装置だし、表示されてる文字も古代言語だからさっぱりだよ。あのテオドールですらかなり手こずってたみたいだから」


「お姉ちゃんはそういうの得意ですから。そこらの学者より物知りですよ」


 背後で見守っていたジョシュアが感心するとなぜかマリナが自慢気に頷いた。


「バルバロイが自分の子孫の魔力パターンが必要なように設定をいじくっていた方が驚きですけどね」


「彼はもともと海賊になる前は古代遺跡専門の冒険者だったそうだし、荒くれ者のイメージがあるけどとても知的で聡明な人物だったんだよ」


 今度はジョシュアが誇らしげに語っている間にソラが操作を終えると扉が横にスライドして開いた。


 扉の先にあった浮遊する円盤に三人は乗り込み地下深くへと移動を開始する。


 永遠に続くのではと思われるほど深い縦穴を下っていると、マリナがアンジェリーヌのレイピアを軽く振って感触を確かめながら呟いた。


「でも、魔導が使えないのはちょっときついよね。ジョシュアさんを追い回してた奴らは不意を突けたからすぐに制圧できたけど、警戒されてる中であの攻撃用の魔導具を連発されたら厄介かも」


「あ、それなんだけど」


 ソラは集中すると魔導で手の平に炎を生み出してみせ、それを見たマリナが目を丸くする。


「どういうこと? 今まで全然使えなかったのに」


「ついさっきだけど魔力障害が弱まっていることに気づいたんだよ。まだ周囲の魔力の流れが不安定だけど魔導を使用するのに支障はないと思う」


「そもそも魔力障害が発生しているのは『魔の三角域』の海底に魔障石が大量に埋蔵しているせいだと言われてる。それが弱まっているというのはよく分からない話だな」


 ソラの説明にジョシュアも首を傾げるが、おそらくこれから向かう海底研究所に関係しているのではと思われた。

 キメラの研究を行うのにわざわざ魔力の流れを妨げるような場所を選んだのは何か理由がある気がするのだ。


 そうこうしている内にソラたちを乗せた円盤が一度止まり、それから今度は水平方向に動き出すと、しばらくして見えてきた光景に皆はそれぞれ驚きの声を上げたのだった。


「おお! やっぱり海の中なんだ!」


「あれがアンナたちが向かったという海底研究所なのか。けど、あの姿はまるで……」


「海底ピラミッド……本当にあったんだ」


 前方で輝いている神秘的な建造物にソラも思わず目を奪われる。

 初めて漁師のグエンに聞いた時には興味はあったものの正直眉唾物だと思っていたのだが、こうして目の当たりにしてみるとその荘厳さに息を呑むのだった。


 だが、残念ながらその正体はおぞましい実験のための施設で、あそこには国をも滅ぼすかもしれない強大な生物が眠っており、テオドールの部下の話によるとキメラとは魔法帝国の皇族が反抗する勢力を一掃するために造った兵器なのだそうだ。


 そして今、野望を(たぎ)らせている魔導士たちの手によって遥か昔に造られたキメラの完成形ともいうべきものが目覚めようとしている。


(いる。あそこにとてつもない存在が)


 ソラは建物の奥で徐々に魔力の内圧が高まっているのを感じ取り、目前に迫った海底研究所を厳しい表情で見つめるのだった。






 ソラたちが海底研究所に到着すると、建物の中心には施設を前後に分断する壁が見えていて、研究所内は二つの区画に分けられているようだった。


 手前には研究員が休憩したり仮眠したりするスペースなどが設けられ、他にも資料室や保管室などがあり、どうやら奥の区画が例のキメラが眠っている場所のようだ。


 建物の中は近代的なオフィスを想起させる機能的で洒落た造りをしていたものの、思っていたよりも埃が溜まっておらず透明感のある壁も綺麗なままだったので、まるでここだけ人がいなくなってから時が停まっているかのようだった。


 ただ、ここも荒れ放題になっていて、しかも争った跡や変色した血痕らしきものが確認でき、地上の研究所を見たときから少し気になっていたが、ここで何らかの騒動が起こって慌てて施設を放棄したような印象を受けた。


 ソラの見立てでは古代魔法帝国時代でも末期に建造された遺跡のようだったが、もしかしたら栄華を極めた国家が滅びた原因と関係があるのかもしれない。


「あの扉の向こうにアンナとテオドールがいるんだな」


 ソラが研究所を眺めながら過去に思いを馳せていると、ジョシュアが奥の区画につながる開いた扉を指差した。


 扉の向こうでは濃密な魔力が渦巻いており、何かの生物の重々しい呼吸音が聞こえてきている。


 まだ動きは見れらないがキメラが完全に覚醒してしまう前にテオドールを押さえてアンジェリーヌを助け出さなければならない。


 扉に向けて走り出したソラたちだったが、右手に見えていた部屋のすぐ前に人が倒れているのを発見して立ち止まった。


「こいつらってテオドールの部下だよね。気絶してるみたいだけど」


「でも、何でこんな所に……」


 プレートに保管庫と銘打たれた部屋の前には二人の黒ローブが気を失った状態で倒れており、そんな彼らをマリナがレイピアの先端でツンツンとつつきジョシュアが戸惑ったように眺める。


「事情は分からないけど、それより急がないと――」


「待ってください」


 再び駆け出そうとしたジョシュアをソラは止める。


「どうしたんだい?」


 怪訝な表情を浮かべるジョシュアの問いには答えずソラは部屋の中を見据える。


「……隠れてないで出てきたらどうですか? そこに誰かがいるのは分かってますよ」


「……やれやれ。そのままスルーしてくれると助かったんだけどな」


 ソラが呼びかけると少し間を置いてから部屋の奥にある棚の裏あたりから若い男の声が聞こえてきたのだ。


「ひ、人がいたのか?」


「誰!?」


 ジョシュアが驚きマリナが誰何(すいか)の声を上げながら武器を構えたが、男の声にどこか聞き覚えのある気がしたソラが眉を寄せていると、隠れていた人物が観念したように部屋から出てきたのだった。


「やっぱ半端ない感覚してるな。タバコを我慢してたのが無意味だったぜ。面倒だからこいつらを放置したままだったのがまずかったか」


 そう言ってソラたちの前に姿を現したのは長い黒髪を後ろで縛った長身の男だった。


 男はなかなかの美形でこの世界ではわりと珍しい高級スーツを着込んでいたものの、胸元がだらなしなく開いていてだるそうな雰囲気を纏っているのでホストっぽく見えなくもなかったが、いずれにしろ普段あまり出会う事のないタイプである。


「よっ、久しぶり――でもないな。またいつか会う事になるかもしれないと言ったが、まさかこんなに早くお姫様と再会するとはな」


 気軽に手を上げてくる男を見据えながらソラは呟く。


「オスカーさん……いえ、グラムウェル枢機卿」


「この人が!?」


 オスカーとは初対面のマリナが素っ頓狂な声を上げながら男を見つめる。

 エルフの里での出来事はひと通りソラやエルメラから聞かされて知っているものの実物を目の当たりにして流石に驚いているようだ。


「何ていうかお姉ちゃんから聞いてた通りの人だね。この人がシヴァ教の聖職者とか言われても信じられないんだけど」


「だろうな。俺もそう思う」


 マリナが胡散臭そうな視線を向けるとオスカーも肩をすくめながら同意するのだった。


 その掴みどころのない態度にさしもの妹も毒気を抜かれているようだったが、短い間とはいえ一緒に行動して慣れているソラは気にせずに問いただす。


「それで、何であなたがここにいるんですか? まさかこれもあなたが仕組んだ事なんですか?」


「いやいや。今回はちょっと手伝っただけだって」


 心外とばかりにオスカーは否定するが、ソラが到底信じられずにいると、成り行きを見守っていたジョシュアが口を挟んできた。


「君は確か……テオドールが連れてきた考古学者だったか?」


「こ、考古学者?」


 意外な単語を聞いたような気がしてソラが目を丸くしているとジョシュアが頷いた。


「何でも古代の言語や技術に詳しいらしく、もしかしたら僕らの力になるかもしれないとある日紹介されたんだ。てっきりテオドールの知り合いか部下のひとりだと思ってたんだけど……どうやら違うようだね」


 ジョシュアが気を失っている黒ローブを見下ろすとオスカーは肯定した。


「俺は訳あって協力していただけさ。一応補足しとくと考古学者ってのもあながち間違ってないんだぜ? 昔、ある大学で考古学の学位を取った事があるからな」


 意外な経歴を披露するオスカーだったが、本当か嘘かはともかく、この男の肩書きの多さには呆れてしまう。


 だが、問題はどれも単なるハッタリなどではないということだ。


「……協力と言いましたけど、あの用心深そうなテオドールが自分から誰構わず打ち明けるとは思えません。もしかしてオスカーさんから接触したんですか?」


「そうなるな。以前から遺跡の地下に用事があったんだが、セキュリティがかかった扉を突破できずに困ってたら、しばらく前から島をうろちょろ調べてる連中の存在に気づいたんでコンタクトを取ってみたのさ」


 オスカーは「重要区画は転移も通用しないから本当に参ったぜ」とぼやいた。


「そもそもどうやってこの島や遺跡のことを知ったんですか」


「それはほら、俺が記者で築いた情報網とかそういうのを使って」


「うわ。あからさまに誤魔化したよ。本当に何者なのこの人」


 ソラとマリナがじと~っと見つめるもののオスカーは素知らぬ顔でとぼけるのだった。


 できるだけ情報を引き出そうとソラは更に質問しようとしたがふとあることに気づいた。


「ちょっと待ってください。まさか今までずっと黒ローブの中に紛れてたんですか?」


「そういうことだ。あんたらが作戦に参加するのを知ったのは今朝だったけど流石に驚いたぜ」


 気軽に笑うオスカーを見てソラは脱力しそうになる。

 いずれ詳しく動向を調べてみようと考えていたのだが、まさかこんな身近に潜んでいたとは思わなかった。


「でも、よくあのテオドールが信用したよね」


「当初は露骨に警戒されてたが、試しに俺の実力を見せたらお仲間に加えてくれたのさ。もっとも最初から奴は自分の部下以外は全て消すつもりだったみたいだがな。なにが『手間取るだろうから部下を連れて行くといい』だ。まあ、こっちもこうなることは予想してたけどな」


 オスカーは倒れている二人の黒ローブに冷めた視線を向ける。

 どうやらテオドールは海賊たちと同様、秘密を知るオスカーを部下を使って殺そうとしたが逆に返り討ちにされてしまったようだ。


 腰の剣に手を添えていたジョシュアが問う。


「じゃあ、君はテオドールが起こそうとしているクーデターとは関係ないんだな?」


「当然だ。というかそんな話は今初めて聞いたぜ。……となると、やっぱりそうつながるわけか」


「何のことだ?」


「途中までしか聞いてなかったが、テオドールがさっき扉の前で自慢気に語ってたのさ。自分が前王国の王族の生き残りだってな」


「何だって!?」


 意外な事実にジョシュアはもちろんソラとマリナも驚く。


「奴らがあんなやばい生物兵器をどうするつもりなのか少し興味があったんだが、かつての権力を取り戻すためにキメラを使うつもりなのか。なんというか、何百年も前からご苦労な話だよな」


 くつくつと笑うオスカーだったが、仲間でなくともテオドールの野望に手を貸した人間にしてはなんともお気楽な感想である。


「まさか、テオドールが……」


 さすがに動揺したように呟くジョシュア。

 テオドールが前王国の復活を目論むのなら、彼のこれまでのやり口を考えても、恨んでいるだろうアンジェリーヌら現王族を含めた政権の中枢やそれに味方する者は徹底的に潰すはずだ。

 もしキメラが解放されれば相当な犠牲者が出そうである。


 今すぐ阻止しなければならないが、その前にひとつ確認しなければならないことがある。


「オスカーさんがテオドールに協力したのは海底研究所に用事があったからで、当然見返りを求めてのことですよね」


 ソラはオスカーが隠れていた保管庫に視線を向ける。

 部屋内には実験のための道具や機材が大量に積まれてあったが、他にも年季の入った武器や用途の分からない謎の魔導具らしきものなど場違いな品がいくつかあり、中には研究とは関係なさそうな古びた本も何冊か棚に置かれてあった。


 おそらくこれらのアイテムはかつてバルバロイが持ち込んだものではないかと推測されたが、問題はここでオスカーが何をしていたのかという事である。


「これまであなたはある本を手に入れるためにあちこちで動いていました。今回もそうなんですか?」


「やっぱりそう考えるよな」


 ソラが追求すると、オスカーは誤魔化しきれないと判断したのか素直にスーツの内側から一冊の本を取り出したのだ。


「『エノクの歴史書』の原本……。やはりそれが目当てだったんですね」


 祖母に何度か見せてもらった特徴的なカバーが取り付けられた古い本。


 本には歴史の闇に葬られた史実や秘匿された神秘などが書き記されているらしいがソラも詳しくは知らない。


 なぜかオスカーはこの本を探し求めているようで、それを手に入れるためならこの男はどんな手段も(いと)わないのだ。


「バルバロイは海底研究所のキメラを封印するために色々と小細工を施したが、それ以外にも海賊時代や冒険者時代に手に入れた世に出すと危険かもしれないブツをまとめてこの保管庫に隠したのさ」


 どうやって情報を掴んだのかは知らないが、オスカーが持っている『エノクの歴史書』もその中にあったようである。


 ただ、これまでは必要のない歴史書はあっさり他人に譲ったり放棄したりと、決してどれでもいいというわけではなく特定の巻を欲しているようだった。


 そして今、発見した『エノクの歴史書』をオスカーが持ったままだという事は――


「ついに見つけたんですか? オスカーさんの探している本を」


 ソラの問いにオスカーは無言だったが再び歴史書を懐にしまいこんだ事から答えは明らかだった。


「それで、この人どうするの? お姉ちゃん」


「とりあえず捕まえるよ。ジョシュアさんは少し下がっていてください」


 ソラはマリナとともに警戒しながらじりじりと間合いを詰める。

 オスカーにはこちらと争う意思はないようだったが、それでも彼がエルフの里でした事や、今回もテオドールの反逆行為を手伝った事を考えればこのまま見逃すわけにはいかず、ここまでして歴史書を探している理由も気になる。


「結局こうなるのか。あんたに見つかった時点で覚悟はしてたけどな」


 そう言いつつも相変わらず緊張とは無縁そうなオスカーだったが、ソラは些細な動きも見逃すまいと魔力を練りながら距離を縮める。

 この男は得体が知れずどんな事をしてくるか分からない。


 だが、あと一息という所まで迫られてもオスカーは余裕の態度を崩さずに奥の区画を指差したのだった。


「以前も同じセリフを口にした気がするが……俺なんぞに構ってていいのか?」


 そう言い終るやいなや、奥で渦巻いていた魔力が一気に収束したかと思うと全身の毛が逆立つような大きな咆哮が聞こえてきたのだ。


「――!? 避けて!!」


 危険を感じたソラがジョシュアの背中を押しながら咄嗟に飛び退き、その声に反応したマリナが慌てて床を蹴ったのと同時だった。


 突然、区画を隔てていた壁面の一部が高温で赤く膨張し、次の瞬間、白い閃光が壁を突き破ってソラたちのいた場所を薙ぎ払ったのだ。


 いきなりの事に悲鳴を上げるジョシュアをマリナとともにかばいつつソラが背後を振り返ると、唐突に襲ってきた閃光はジクザグに床を破壊しながら進んで最後は研究所内の部屋を粉砕して止まったのだった。


「あ、危なかったー! 直撃してたらたぶん灰も残らなかったよ!」


「テオドールが僕らに気づいて攻撃してきたのか!?」


 強力なレーザーのような閃光にマリナたちが色めき立つが、今のはソラたちを狙ったというよりは試しに撃ってみたという風に見えた。


 相当な強度を誇るだろう海底研究所の床に深く刻まれた破壊の跡や崩壊した部屋を見てソラも表情を厳しくしたが、ふと先程まで保管庫の近くにいたはずのオスカーの姿がなくなっている事に気づいた。


「オスカーさんは!?」


 ソラが急いで周囲を見渡すと、一瞬目を離した隙に逃げ出したオスカーが物凄いスピードで研究所の入り口を目指して走っているのを発見したのだ。


「逃げるの速っ!?」


 陸上選手も真っ青な俊足にマリナが驚く。 

 これまでだるそうに身体を弛緩させて会話していただけに現在の機敏な動きが余計ギャップを感じさせるのだ。

 おそらくソラに魔力を気取られないために走ったのだろうがそれにしても呆れるほどの速さである。


 ソラたちが驚いている間にスーツ姿の男は入り口に到着すると、浮遊する円盤に素早く乗り込んでこちらを振り向いた。


「そんじゃ頑張れよー」


 そう言うとオスカーは懐からタバコの箱を取り出しつつさっさと地上へ戻っていったのだった。


 あっという間の出来事に思わず呆気に取られるソラたちだったが呑気に呆けている暇はなかった。


「あ……」


 背後の異変に気づいたジョシュアが振り返って小さく震える。


 閃光に貫かれた壁が扉ごと徐々に崩れていって丸見えになった奥の区画では、破壊されたばかりの大きな水槽が大量のガラスや何かの溶液を撒き散らしており、その中心では目覚めたばかりの巨大な生物がゆっくりと身体を起こしながらこちらに視線を向けていたのだった。

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