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22話、シャワー

私はシャワールームにノックもせず入った、

ガラガラと小さく戸が開く音がした。

里奈はただお湯が降り注ぐシャワーの下にうずくまって、泣いていた。

ただお湯がドンドン流れていって、私はやっぱり何も言わず、シャワーのコックを捻って

お湯を止めた。

里奈の上にタオルをかけた。


「ねぇ、ごはん出来てるよ。向こう、行かない。」

私はそれだけ言った。


里奈は泣いていて、私はただ里奈の上にかけたタオルで里奈の髪を拭いた。

うずくまっていた里奈がすごい小さくて聞き取りにくい声で喋った。


「ねぇ、何で私だけ。」


私はハッとした、でも何も出来ないし何か変わるわけじゃない。


里奈はそれを言うと大声で泣き出して

また同じ言葉を口にしていた


「何で私だけなの。なんで、他じゃないのねぇ、ねえ、ねぇ愛、愛おかしいよ、ねぇ」


そういって私に寄りかかってきて

泣きながら叫ぶようにして言葉を言う里奈に、私はなにもできなかった。

ただ里奈の寄りかかった場所が水でぐっしょりとぬれていた。

何も知りたくない、分かりたくない私は同時にそう思った。

何もかもが一緒に気持ち悪かった。


いっそこんな世の中消えてくれ。私は神様がいるなら、今そう願う。

私は寄りかかる里奈をただ見つめていて、何の現実も取り戻せない。

何を見ているのか分からなかった。



里奈の鳴き声がただバスルームに反響した。


鬱陶しいくらいの泣き声が私は少しイヤになって


「ねぇ、ごはん食べよう、、、ねぇ行こうよ。里奈。」

ただ私はそういった。


、、、抜け出せない、、ストーリーが前に行きません

とりあえず、お気楽に読んでやってください汗


誤字脱字乱文ですがよろしくお願いします。

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