恐怖のメール③
敏也にプロポーズされた美香は、1度断わったが・・・
敏也がますます美香を外へ行けないようにエスカレートしていく・・・
「僕と結婚をすれば自由にしてやるよ」
「自由!?外も行けるの?」「そうだよ。君の好きなようにしてやるよ」
「ただ、部下も一緒にいてもらうよ。美香この間逃げたんだろ、信用できないから」
「・・・・・」
でも、今の生活よりまだましかも知れない・・・外も行けるし・・・
美香は決心をした。
今夜、美香から敏也にメールをした。
「私は敏也と結婚をしていいです」
「ホントですか??やっと決心してくれた。僕嬉しいよ!]
すぐ敏也が両親に報告をした。
両親も喜んだ。「美香さんありがとう!わがままな息子と結婚するなんてお礼に
なんでも買ってあげるから美香さん遠慮しないで言ってね」
数日後、敏也が沢山の人を招待をし、敏也と美香が結婚式を挙げた。
豪華な結婚式だった・・・
皆が「おめでとうございます!しっかりしたご新郎ですね美香さん良かったね!]
「はい、、ありがとうございます」
敏也がすごく嬉しそうだったが、美香はあまり嬉しくないけど・・
とにかく自由が欲しかったので・・
そして、結婚式が終わり、今夜になり、敏也が「夫婦になったんだから
僕の部屋に来て欲しい。いやなら今のままで良い、どうするか?」
美香は、敏也と一緒に居たくないので、1人だけの部屋にすると言った。
「あはは・わかったよ。メールで連絡するよ」
その後、メールが来た。
「今日の美香、綺麗だったよ。最高だったよ。明日から自由にしていいよ」
「ホントですか?じゃ、明日外に行っていいですか?]
「いいよ。僕が会社に行ってる間だけ、好きなことしていいよ。
ただ、僕が帰る前まで帰って来ること。僕はいつまでも美香を見たいから」
「はい、わかりました」美香はやっと自由になれた・・・
部下もいるけど・・部屋にじっと居るよりは、まだましなんだわと思った。
次の朝、はじめて家族で大居間で食事をした。
両親が「おはよう、美香さん、何もしなくていいから食べなさい」
「おはようございます。はい、わかりました」
敏也が会社に行った。すぐ美香はベンツの車で出かけて・・・
久しぶりにブラブラしていた。
良いお晴れ・・・リラックスできた。
買い物も色々ゆっくり見たり、映画も1人で観ていた。
昼間、イタリアンの店に行き、久しぶりにリラックスしながら、食べた。
部下は外で私を管理してる・・・
逃げられないな・・・仕方ない・・・
いきなりメールが来た。
敏也からだった。
「リラックスできたか?他の男性と会うな!部下がいつも管理してるから
浮気できないぞ」
美香「ありがとうございます。やっと自由をもらって感謝しています」
いい子ぶりしながら返信した。
夕方になり、美香は帰宅した。
両親、お手伝いさん「おかえり~美香さん、もうすぐ敏也が帰宅するので
一緒に夕食しましょう」
「はい、お願いします」
敏也が帰宅した。
一緒に皆で夕食をした。
その後、敏也が「話があるから僕の部屋に来てほしい」
美香は、初めて敏也の部屋に入った。
立派な部屋だった・・
お風呂、キッチン、広い居間・・・
なんと美香の大きい写真ポスターパネルも貼っていた。
「僕、美香の顔が見れないから変わりにいつもポスターを見てるよ」
「・・・・」どこまでも美香を愛してるが・・微妙な愛・・・・
敏也「今日は一緒にワイン飲もうよ」って言って
美香は仕方なくワインを飲んだ・・・数分後、なんか眠くなってきた・・・
あ・・・睡眠薬を入れたんだわ・・・
そして敏也が美香をだっこしてベッドの上で
久々に抱いてきた。
すごく眠くてたまらない美香は、拒否出来なかった。
写真も沢山撮られた。ふらふらして少し意識もあったんですが・・
写真撮られた光だけはなんとなく覚えてる・・・
終って、敏也が美香を美香の部屋に戻して
次の朝、敏也がなんでもないような顔をしながら会社に出かけた。
美香は、泣いた・・悔しがった・・でももう遅かった・・・
今日は外出するきもなく・・・
部屋の中にじっとした美香。。。
帰宅した敏也からメールが来た。
「美香、ただいま~元気かい?]
「昨日、騙されたわ。ワインの中に睡眠薬を入れて
私を抱いたでしょ。」
「もう夫婦だから、いいじゃないか。美香いつも拒否だから仕方ないよ」
数日後、美香は妊娠した・・
美香は、子供を生みたくなかった・・・でもおろしたくないので
仕方なく子供を生む事にした。
しかし、敏也に報告しなかった。
なぜかというと、子供と一緒に逃げようと考えたから・・・
妊娠4ヶ月になった美香は、なんとか逃げようと色々考えた。
敏也にメールで「明日買い物行く。服が欲しい、バッグもお金必要なので、お願いします」
「いいよ、僕のカードを使って」
カードをくれた。
チヤンスだわと思った美香。
次の日、敏也が会社に行った後、美香が敏也母に出かけてくると言って
出かけた。ベンツでなく、タクシーを呼び、タクシーで行った。
タクシーの後ろの黒い車が走ってる。部下が数人いる・・・
タクシーから降りて、電車に乗った。
部下も一緒について来た。
電車から降りて、トイレに行った。トイレの窓があるか確認をした。
トイレの窓があった。
敏也との連絡用のケータイをトイレの中に置いたまま・・
トイレの窓から逃げた。
部下が用便が大だと思い込んで、しばらく待っていた。
数分間、美香は逃げた。
窓から降りて、別のタクシーを呼び、急いでどこかの遠くに行って!
早くして!悪い人がいるから早く!とタクシーに言った。
かなりスピードで走ってくれた。
外国に行くため、沢山カードからお金をおろして外国に逃げ込んだ美香。
敏也にばれないように、外国で美香の顔を整形してすっかり変わった美香。
敏也は、美香を見落とした部下達をクビにした。
ケータイとカードを見つけたが、ゴミ箱に捨てられた。
「ちくしょう!絶対美香をみつけてやる!]
敏也は怒りだした。
敏也は、日本も外国も探すように部下の人達に命令をした。
1年後、美香は女のこを生んだ。
外国のオーストラリアに逃げた。
名前も変えた。
美香→沙織 子供の名前は、可憐ちゃん名づけた。
生まれ変わった沙織・・・
そしてオーストラリア人の男性と結婚をした。
いい人で優しくて、幸せな日々を送った。
敏也は、美香を探し続けた。
顔の広い父さんが世界にも連絡をして探してもらった。
何も知らないオーストラリア人の夫がたまたまネットで見た。
「おい、日本の敏也が日本人の女性を探してるらしい。
名前、美香と言う。お前、知ってるかい?」
妻だと言ってるが、行方不明だと言ってるよ。
拉致された可能が高いので、見つけたら連絡して欲しい。
見つかったら、5千万円差し上げますだって・・
5千万円か・・すごいお金持ちだな。妻を愛してるな・・」
夫が言った・・・ビックリした。
美香は逃げたのに、拉致された??敏也うそついたのね・・・
もちろん顔も変えたので、夫は知らない・・・
続き→④へ