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【第28話】真のスパダリ!男の一生鏡
~コウタの「終生最適化計画」~
1. 理性の再起動と、溢れ出る感謝
生徒会長セイジとの最終論戦から一夜明け。メディア編集室の隅で、コウタはフリーボーイのノビルスーツAIのシステムログを解析していた。
コウタ
(静かに)
「……ログ解析終了。昨日の事象『対生徒会長論理戦』は、非合理熱量『この腹にぃ!!』の予想外の威力により、ロジック優位性100%を誇る『絶対規範』システムをダウンさせた。結果は勝利(WIN)」
彼は、画面に映る「勇者ゼットゲイザーOP:俺のソースver.」のPVを再生した。
レイコの熱唱、ユウコの情熱、そして自分の編集技術——三人で作り上げた、奇跡の映像。
画面の中で、レイコとユウコが笑っている。
コウタ
(ぽつりと)
「……この笑顔……」
「テロレロリーン……」
コウタの脳内で、懐かしさではない、別の感情の軌道が予測された。
コウタ
(震える声で)
「これは……『幸福』……?僕が、レイコさんとユウコさんと一緒にいることで生まれる……最高の……」
彼のAIが、一つの結論を導き出した。
【AI緊急報告:赤星コウタ 感情解析結果】
- 対象:レイコ&ユウコ(熱血ブースター・ブレイブ・ブースター担当)
- 関係性:幼馴染・生涯最重要キー
- 結論:この二人の笑顔を守ることが、コウタ自身の生涯幸福関数の最大化に直結する
コウタ
(立ち上がり、決意の表情で)
「……決めた。幼馴染みだから……僕は、レイコさんとユウコさんを、めっちゃ大切にする」
2. 突然の召集と、コウタの覚悟
その時、メディア編集室のドアが開いた。
レイコ
「コウタ!いたいた!おい、ちょっと来てくれ!」
ユウコ
「コウタきゅん!大事な話があるの!」
二人に連れられ、コウタは屋上へと向かった。
屋上——青空の下、レイコとユウコが並んで立っている。
レイコ
「コウタ、お前に見せたいものがあるんだ」
ユウコがスマホを取り出し、画面を見せる。
そこには、昨日完成した「勇者ゼットゲイザーOP:俺のソースver.」のPVが映っていた。そして——
「再生回数:10万回」
「コメント:『最高に熱い!』『泣いた』『勇気もらった』」
コウタ
(目を見開く)
「これは……!」
レイコ
「セイジ会長が学園公式に指定したから、学園サイトで公開されたんだ。そしたら……こんなにたくさんの人が見てくれて……」
ユウコ
(涙ぐみながら)
「みんな、『笑顔になった』って……『元気が出た』って……」
レイコ
(照れくさそうに)
「俺たち三人で作ったもので……こんなに多くの人を笑顔にできたなんて……」
ユウコ
「コウタきゅんの編集技術、レイコの熱唱、私の情熱……三人だからできたのよ……」
二人は、コウタを見つめた。
その目には、感謝と、これからも一緒にいたいという想いが溢れていた。
3. スパダリの宣言——無意識に溢れる覚悟
コウタは、二人の顔を見た。
レイコの、いつも熱くて、まっすぐで、誰よりも仲間想いな笑顔。
ユウコの、いつも勇敢で、優しくて、誰よりも情熱的な笑顔。
幼稚園から、小学校、中学校、そして今——ずっと一緒だった、二人。
コウタ
(ゆっくりと、しかし確信を持って)
「レイコさん、ユウコさん」
二人
「ん?」
コウタは、眼鏡をクイッと上げた。
コウタ
「あのPVを見て、僕は気づいたんです。あなたたち二人の笑顔が、僕の人生における最も重ぬ要な『出力結果』だと」
レイコ&ユウコ
(少し顔が赤くなる)
「お、おう……?」
コウタ
(真剣な表情で、少し声のトーンが柔らかくなる)
「あなたたち二人は……僕の幼馴染みだから……」
「……」
二人の耳が、ピクリと反応した。
コウタ
(無意識に、普段絶対使わない言葉を口にする)
「だから……めっちゃ大切にする」
4. ヒロイン二人、ちょいテレ
「……はぁ?」
レイコとユウコが、同時に間の抜けた声を出した。
レイコ
(目を細めて、ニヤリと笑う)
「おいおい、コウタ。また始まったよ、ユウコ」
ユウコ
(同じくニヤリと笑いながら、腕を組む)
「ええ、また始まったわね。コウタきゅんの無自覚スパダリモード」
コウタ
(困惑して)
「え……?」
レイコ
(コウタの肩を軽く叩く)
「お前さ、昔っからそうなんだよ。たまーに、超真面目な顔で、めちゃくちゃ恥ずかしいこと言うの」
ユウコ
(コウタのもう片方の肩に手を置く)
「小学校の時も、『ユウコさんの笑顔は太陽より明るい』とか、真顔で言ってたわよね」
レイコ
「中学の時は、『レイコさんの熱血は、地球のマグマより熱い』とか言ってたな」
コウタ
(顔が真っ赤になる)
「そ、それは……!論理的な比喩として……!」
ユウコ
(クスクス笑いながら)
「で、今回は『幼馴染みだからめっちゃ大切にする』?」
レイコ
(同じく笑いながら)
「しかも『めっちゃ』って。お前、普段そんな言葉使わねぇのに」
二人は、コウタの両側から、軽く肘でツンツンする。
レイコ
(少し照れながら、笑顔で)
「まあ……悪い気はしねぇけどな」
ユウコ
(同じく少し照れながら、微笑む)
「そうね。幼馴染みに大切にされるのは……まあ、嬉しいわよ」
コウタ
(ホッとした表情で)
「そ、そうですか……良かった……」
5. 無自覚スパダリ、さらなる追撃
コウタは、安心したように微笑んだ。
コウタ
(穏やかに)
「なら、良かったです。僕、本当にそう思ってるんです。あなたたち二人は、僕の大切な幼馴染みだから……ずっと、そばにいてほしい」
「……」
レイコとユウコの動きが、ピタリと止まった。
レイコ
(顔が少し赤くなり、目を逸らす)
「……ちょ、待て。『ずっと、そばにいてほしい』って……」
ユウコ
(同じく顔が赤くなり、髪を触る)
「そ、それは……その……」
コウタ
(首を傾げる)
「?どうかしましたか?」
レイコ
(咳払いをして、照れを隠す)
「い、いや……別に……そういうこと言われるのは……慣れてるけど……」
ユウコ
(同じく咳払いをして)
「そ、そうよ。コウタきゅん、昔からそういうこと言うから……慣れてるわ……」
しかし、二人の耳は真っ赤だった。
コウタ
(優しく微笑む)
「そうですか。なら、これからも言い続けますね。あなたたち二人は、僕にとって特別だから」
レイコ&ユウコ
(同時に顔を背ける)
「う、うるせぇ……!」「も、もう……!」
6. 幼馴染みの絆と、ちょいテレの幸せ
二人は、顔を赤らめながらも、コウタの両側に立った。
レイコ
(ぼそりと)
「……まあ、俺たちもさ……コウタのこと、大切に思ってるよ」
ユウコ
(同じくぼそりと)
「そうよ。幼馴染みだもの……当然じゃない」
コウタ
(嬉しそうに)
「ありがとうございます、お二人とも」
レイコ
(コウタの頭をわしゃわしゃ撫でる)
「ったく、お前は昔から変わんねぇな。真面目で、優しくて、たまに超恥ずかしいこと言うんだから」
ユウコ
(同じくコウタの頭を撫でる)
「でも、それがコウタきゅんなのよね。私たちの、大切な幼馴染み」
コウタは、二人に頭を撫でられながら、幸せそうに微笑んだ。
三人は、青空の下、幼馴染みの絆を確かめ合った。
レイコ
(ふと、ニヤリと笑う)
「さて、コウタ。次はお前の好きな『可動戦士フリーボーイ』のPVでも作るか?」
ユウコ
「それ、いいわね!コウタきゅんの好きなものを、私たちも応援したいもの!」
コウタ
(目を輝かせる)
「本当ですか!?では、フリーボーイのノビルスーツの変形シーケンスを——」
レイコ&ユウコ
(同時に笑う)
「はいはい、聞いてあげるわよ!」
三人は、笑いながら、屋上を後にした。
幼馴染みの絆は、今日も変わらず、そして確かに、深まっていく。
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【第29話】テロレロリーンが止まらない!
~ロジック熱血VS 愛の致命的ミス~
登場人物
コウタ: 理性スパダリ担当。フリーボーイ愛が熱血化。幼馴染みの致命的ミスにより理性を回復させ、テロレロリーンを正当化する。
レイコ: 熱血ブースター担当。ユウコと共に口癖を間違える。
ユウコ: ブレイブ・ブースター担当。ユウコと共に口癖を間違える。
シーン設定
放課後のメディア編集室。コウタは PV 制作プランを広げている。レイコとユウコは、椅子に座り、温かい紅茶を飲みながら彼を見守っている。
1. ロジック熱血への愛のツッコミ
コウタ
(熱弁)
「レイコさん、ユウコさん!次に制作するのは、僕の可動戦士フリーボーイのプロモーションビデオです!これは僕の理性を突き詰めた究極の熱血です!」
コウタ
「ノビルスーツの最適化関数 F_{\text{opt}}(t) についてです!この関数のピーク値 P に到達するまでのプロセスを、わずか0.8秒でアニメーション化し、『ロジックの爆発』を表現します!」
レイコ
(企画書を見て、ため息)
「ふーん……熱血なのは分かったけど、コウタ。お前のフリーボーイ、必殺技の時に『テキーン!』って言うだろ?それをカットインにすれば熱血 PV になるんじゃないか?」
コウタ
(一瞬固まる)
「テ……テキーン?」
ユウコ
(レイコを横から突っつきながら)
「レイコ、あんた、知らないの?フリーボーイの主人公の口癖は『テキーン!』よ。これこそが、熱血の擬音じゃない!」
コウタ
(顔面が真っ青になり、メガネがカタカタと震える)
「テロレロリーン!!(大絶叫) 違います!致命的な論理エラーが発生しています!ユウコさん、レイコさん!フリーボーイの主人公は『テキーン!』などと言いません!」
2. コウタの論理的カウンター
コウタは、自分のテロレロリーンをツッコまれたことによる理性の危機を一瞬で忘れ、オタクとしての絶対的な整合性を護るために立ち上がった。
コウタ
(怒りを通り越し、冷静沈着なオタクの表情で)
「いいですか?フリーボーイのパイロット、アフロヤマダは、戦闘中に論理的な最適解を導き出した際、AIが発するシステム音に反応し、『我、論理を掌握せり』と静かに言うだけです!」
レイコ
(首を傾げ)
「えー?でも、なんかそういう電子音っぽい音、どっかで聞いた気がするぞ?」
ユウコ
「そうよ!『テキーン!』じゃなかったら、なんて言ってたのよ!私たちが知らない非公式の設定でもあるの?」
コウタ
(二人から顔をそむけ、静かに)
「その……あなた方が聞いている電子音っぽい音は、僕自身の口から出ている音です。それが……『テロレロリーン!』です」
3. テロレロリーン!論理的正当性の確立
ユウコ
「ええ!?じゃあ、『テロレロリーン』が正しかったの!?」
レイコ
「なんだ!お前のテロレロリーンが、フリーボーイの公式の必殺技音だったのか!すげぇじゃねぇか!」
コウタ
「テロレロリーン!! 違います!レイコさん!『テロレロリーン』は公式の必殺技音ではありません! しかし、あなた方が公式の口癖を『テキーン!』という未定義の非合理音と認識している以上、僕の『テロレロリーン』は、フリーボーイの世界観を護るための、論理的に最も正しい防御反応と言えます!」
コウタのメガネが光る。彼は論理的な防御の鉄壁を再構築したのだ。
コウタ
「僕の『テロレロリーン』は、あなた方の非合理な間違いを訂正するために存在する、論理的な警告音です!ゆえに、この PV には、僕のテロレロリーンに合わせて、『論理的誤謬訂正システム作動』というテロップを挿入します!」
ユウコ
(コウタの情熱に感動し、目をキラキラさせる)
「コウタきゅん……!すごい!あなたのフリーボーイへの愛、ブレイブ・ブースター全開ね!『テロレロリーン』が、まさかそんなに熱い論理だったなんて!」
レイコ
(熱血の涙を拭う)
「くっそー!負けた!お前の熱血の方が、俺のパスタソースより理論値が高い!分かったよ、コウタ。お前のテロレロリーンは、最強のロジックだ!」
4. 頭わしゃわしゃ逆襲(承認の儀式)
コウタは、自分のテロレロリーンが二人に「論理的に正しい」と承認されたことに満足し、理性を完全に取り戻した。
ユウコ
(コウタの頭を優しく撫でる)
「はいはい。わかったわよ。じゃあ、ほら、コウタの最強のロジック、いっぱい撫でてあげるから」
レイコ
(コウタの頭をわしゃわしゃ)
「コウタの熱血、受け取った!これが、幼馴染み補正による論理的な承認だ!テロレロリーン!!」
コウタ
(400kgの愛情と「テロレロリーン」の承認を受け、幸せそうに微笑む)
「テロレロリーン!!(微弱音)……この非合理な幸福の継続こそが、僕の論理的な最終目標です……」
【第30話】怒りの視聴回!テキーンとテロレロリーンの相関性 (最終確定版)
~コウタの「テロリロリーン」の起源~
(1. 視聴開始と、静かなる勝利
メディア編集室。コウタは、昨日レイコとユウコが「フリーボーイの主人公は『テキーン!』と言う」という致命的な論理的誤謬を犯したことを根に持ち、自らのオタクとしての絶対的正しさを証明するために、BDプレーヤーの電源を入れた。
コウタ
(メガネを押し上げ、冷徹な目つきで)
「いいですか、レイコさん、ユウコさん。あなた方が間違った情報を鵜呑みにしないよう、僕の信仰の源である論理の結晶、可動戦士フリーボーイの戦闘シーンを視聴していただきます」
レイコ
(腕を組み、不機嫌そうに)
「ふん!見てやるよ!どうせアフロヤマダも、お前のPVみたいにグラフと数式で地味に戦うんだろうが!」
ユウコ
(ワクワクした目で)
「さあ、見せてちょうだい!コウタきゅんの信仰の源を!そして証明して!『テキーン!』なんて言わないことを!」
コウタ
(断言)
「ええ。フリーボーイのパイロット、アフロヤマダは、戦闘中に論理的な最適解を導き出した際、AIが発するシステム音に反応し、『我、論理を掌握せり』と静かに言うだけです。決して『テキーン!』などという、あなた方がでっち上げた非合理音は発しません」
画面にフリーボーイが登場し、敵の機体と激しい戦闘を繰り広げる。そして、パイロットのアフロヤマダが論理的な最適解を導き出し、必殺技を発動する瞬間――
2. 禁断の真実
フリーボーイの主人公・アフロヤマダ(画面)
「……我、論理を掌握せり」
レイコ
「ほらみろ!やっぱり『テキーン!』なんて言わねぇじゃねぇか!コウタ、お前の言ってることの方が正しかったぞ!」
ユウコ
「わー、コウタきゅん、すごい!やっぱりコウタきゅんの知識は正確ね!」
コウタ
(得意げに、安堵の表情を浮かべる)
「当然です。僕の理性に誤りはありません。僕のテロレロリーンこそが、この世界観を護るための、論理的に最も正しい防御反応なん――」
その瞬間、必殺技が敵に直撃する。その爆発の直前――
<アニメ音声:テキーン!!>
レイコ&ユウコ
「テキーン!!」
ユウコ
「ほら、言ったでしょ!テキーンって言ってるじゃない!アフロヤマダが!」
コウタ
(体が硬直し、顔面から血の気が引いていく)
「……な、何を……何を言っているのですか?あれは効果音です。アフロヤマダの口癖ではありま……」
レイコ
「いや、でもテキーンはテキーンだろ!テロレロリーンもお前が公式扱いしたんだから、テキーンも公式音だろ!」
コウタ
「そんなはずは……」
コウタが震える手で映像を巻き戻し、必殺技が炸裂する瞬間をスロー再生した。
画面が閃光に包まれ、敵機が爆発する極限の非合理空間の中――
<画面テロップ:テキーン!!(ドデカ文字)>
<アニメ音声:テキーン!!>
<画面テロップ:テロレロリーン!!(さらにドデカ文字)>
<アニメ音声:テロレロリーン!!(ノイズ音と共に)>
なんと、テキーンという音声と同時に巨大なテロップが出現し、さらにその直後、コウタの口癖と全く同じ電子音が鳴り響き、テロップまでそれに合わせて表示されていたのだ!
3. テロレロリーンの起源と怒りの爆発
レイコ
(大爆笑で腹を抱える)
「テロレロリーンって、お前が言ってた音じゃねぇか!!お前の口癖、アニメの効果音の真似だったのかよ!! しかも、デカ文字で!」
ユウコ
(興奮で立ち上がる)
「きゃーっ!コウタきゅん!テキーンもテロレロリーンも両方出てる!しかも、テロレロリーンは、テキーンより文字がデカい!!」
コウタ
(顔面蒼白を通り越して真っ赤になり、絶叫)
「テロレロリーンッ!!!(史上最大出力) 冗談じゃない!僕の理性の最後の砦である『論理的整合性』が、公式映像によって崩壊した!僕のテロレロリーンは、非合理的な熱量に対する防御反応であるはずが、まさかアニメの効果音の無意識の模倣だったとは……!」
コウタ
「(怒りの叫び) 僕の、僕の長年の理性を……!こんな形で非合理的なアニメ文化に支配されていたなんてぇえええ!!」
コウタは椅子から立ち上がり、そのまま猛烈な勢いで編集室を飛び出した。
ユウコ
(立ち去るコウタの後ろ姿を見て、幸せそうに微笑む)
「ふふ。これが、真のコウタきゅんの熱血よ。テロレロリーンの起源を知って、こんなに怒れるなんて……。私たちは、この熱血を全力で守り続けるわ!」
レイコ
「おう!テキーンだろうがテロレロリーンだろうが、コウタの怒りの熱血は最高だぜ!次の戦場は、コウタのフリーボーイPV制作だ!あいつの論理を、今度は愛情でぐちゃぐちゃにしてやる!」
【第31話】熱血は大地に立つ!テロレロリーンVSマッカダイン
〜レイコの熱量(400kg)による強制再起動〜
コウタ
(机に突っ伏したまま、呻き声)
「テロレロリーン……僕の論理的防御反応は、非合理なアニメ文化の模倣だった……僕は……僕はもう、何を信じればいいというんですか……」
レイコ
(プロジェクターの前に立ち、気合を入れる)
「うるせぇ!いつまでブツブツ言ってんだ、コウタ!」
レイコはコウタの頭をガシッと掴み、無理やり顔を上げさせた。その熱量は400kg。
コウタ
「テロレロリーン!!(悲鳴)」
レイコ
「お前が理性のパラドックスで絶望してんなら、俺の純粋な熱血で上書きしてやる!いいか、コウタ!これから俺の推しアニメ、『ガンガン突破マッカダイン』の熱血シーン抜粋、『直情注入Ver.』を見ろ!」
ユウコ
(心配そうに)
「レイコ、強引すぎない?コウタきゅん、まだ精神的に……」
レイコ
「熱血は、精神論だ!論理で壊れたんなら、熱血で再構築するしかない!フリーボーイの論理なんて、マッカダインの熱量でぶっ壊してやる!」
2. マッカダインの世界—直情注入Ver.
レイコは問答無用で映像を再生した。
画面に映るのは、巨大なドリルを構えたマッカダイン。敵のボスは「お前の情熱など、無意味!」と叫んでいる。
コウタ
(映像を見て、理性がショート寸前)
「な、なんて非合理な状況……!敵のコアの防御関数がまだ生きています!攻撃は非推奨です!」
その時、マッカダインは叫んだ。
<アニメ音声:受け取れ!俺の熱血のエネルギー全部ぶち込んだ一撃だぁぁ!!>
<画面テロップ:熱血情熱ドリル・直情注入Ver.!!>
レイコ
(熱唱)
「そうだろ!マッカダインはな、論理じゃねぇんだ!心なんだよ!熱血のエネルギーは無限大だ!」
ユウコ
「見て、コウタきゅん。直情注入よ!敵の論理コアに、論理を破壊する無限の熱が注ぎ込まれてるわ!」
コウタ
「論理コアに論理を破壊するエネルギーを注入するだと……!?そのプロセスが全く観測不能です!数式が成立しない! テロレロリーン!!(痙攣音)」
3. 「テロレロリーンは大地に立つ!」—熱血による自己受容
レイコは映像を止め、コウタの前に立ちはだかった。
レイコ
(熱い眼差しで)
「いいか、コウタ。テロレロテロレロ悩んでいる暇はない!マッカダインの熱量の前では、論理も非論理も関係ねぇ!大事なのは、お前がそれを信じられるかどうかだ!」
ユウコ
「そうよ。コウタきゅんの理性の論理も、私たちの熱血と勇気と合わさって初めて非合理な軌道を描けるのよ!」
レイコ
「お前のテロレロリーンは、確かにアニメの真似かもしれない。だが、俺たちの熱量を受けたことで、公式を凌駕する『愛のノイズ』が加わった!それはもう、お前だけの必殺技だ!」
コウタは、レイコから放射されるマッカダイン級の熱量に圧倒されながら、ついに真実を受け入れた。
コウタ
(顔を上げ、メガネをクイッと上げ、涙と笑顔が混じる)
「……分かりました。僕のテロレロリーンは、もはやアニメの効果音ではありません。レイコさんとユウコさんの熱血と勇気によって、究極の非合理性を獲得した、僕自身のオリジナルの必殺技です」
コウタは、力強く拳を突き上げた。
コウタ
(宣言する)
「行くぞ!この愛のノイズを原動力に、テロレロリーンは大地に立つ! 僕のテロレロジックで、非合理な軌道を描いてみせます!」
レイコ
(熱血の涙を拭う)
「おう!それでこそ俺たちの理性担当だ!さあ、フリーボーイ、大地でノビル!」
ユウコ
「はい!コウタきゅんのテロレロジック、最強よ!」
次回予告: 「最強の論理、最強の愛。フリーボーイPV、




