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17 75逃走


【第75話】逃亡生活サバイバル〜ストーカー知識の合理的転用〜


1. 自由と飢え


宇宙警察署から脱出したコウタとタカシは、

人通りの少ない路地裏で息を潜めていた。

夜になり、街は急速に冷え込み始める。


コウタ(ゴミ箱の陰で)

「はぁ……はぁ……自由だ。

だが、この自由は、飢えと寒さという、

別の非合理的脅威と隣り合わせだ」


タカシ(コウタに段ボールを差し出しながら)

「コウタさん、この段ボールは理性の砦です。

合理的な保温効果があります」


コウタ

「ありがとう、タカシ。

ところで、僕たち、お金も食料もないぞ。

警察署にいた時間は、僕の理性に最も無駄な時間だった」


タカシ

「ご心配なく。

理性の奴隷として、あなたの生存戦略は僕が立てます」


2. タカシの「非合理データ分析」


タカシは、持っていた変形スマホ(データは残っている)と、

異常に正確な地図情報を取り出した。


タカシ

「この街の合理的流通システムは、

ユウコさんの非合理的な食欲と、

レイコさんの熱血によるカロリー消費を考慮していません」


コウタ

「それがどうした?」


タカシ

「僕は、過去二年間のユウコさんの行動パターンを追跡し、

彼女が**「論理的死角」**として認識している、

無人販売所や自動販売機の隠し在庫の場所を全て把握しています」


コウタ(絶句)

「お前……非合理な欲望のために身につけたストーカー知識を、

今、合理的サバイバルに使おうとしているのか?」


タカシ

「はい。

非合理的な情報は、合理的なサバイバルの最大の武器となり得ます。

ユウコさんの食欲は最高の非合理センサーでした」


3. 無人野菜販売所の死角


タカシの案内で、二人は人気のない路地裏へ。

タカシは、壁の隙間にある古い無人野菜販売機の前で立ち止まった。


タカシ

「ここです。

この販売機は、監視カメラの死角であり、

**ユウコさんが絶対に立ち寄らない『健康的な野菜』**しか扱っていません。

そのため、在庫が豊富に残っています」


コウタ

「僕の理性は、盗みを働くことを許さない……

だが、飢えは、理性の崩壊に直結する非合理な脅威だ」


タカシ

「オーナーには、必ず後で合理的な対価を払います。

今は、理性の生存を最優先に」


タカシは素早く行動し、野菜と、非常用のミネラルウォーターを手に入れた。


コウタ

「……君は本当に、理性と非理性の狭間に立っているな」


タカシ

「理性の奴隷とは、そういうものです。

さあ、コウタ。

これを食べ、理性のエネルギーを回復させましょう」


4. 廃墟ビルの発見と最初の基地


タカシはさらに、ユウコとレイコが質量的に立ち入る可能性が低い、

老朽化した廃墟ビルを発見した。


タカシ

「このビルは、質量計算に基づき、

ユウコさんの愛の質量が集中すれば即座に崩壊します。

そのため、彼女たちは近づきません。

ここは、非合理的な安全地帯です」


コウタ

「なるほど。

崩壊の危険性があるからこそ、最も安全。

なんて矛盾した合理性だ」


二人はビルの上階へ移動し、廃材で簡単な寝床を作った。

コウタは久しぶりに、静かに食事をとることができた。


コウタ

(タカシ。

彼の非合理なまでの献身が、僕の理性を保っている。

この逃亡生活は、僕とタカシの合理的共闘なのかもしれない)


タカシは、食事をとるコウタの姿を、

理性的な満足感で見つめていた。


【次回予告】

第76話「逃亡生活(絆)〜理性の少年と理性の奴隷の夜〜(改訂版)」


コウタ

「タカシ、君の理性の奴隷としての行動原理を、もっと詳しく聞かせてくれ」


タカシ

「僕が、ユウコさんを愛の質量から解放し、理性的な女性に戻すまでです」


ブッピ……(夜は、秘密の会話の時間だわさ♡)






【第76話】逃亡生活(絆)〜理性の少年と理性の奴隷の夜〜


1. 束の間の安寧と夜の対話


廃墟ビルの上階。

コウタとタカシは、タカシが調達した食料を分け合いながら、

静かな夜を過ごしていた。


コウタ

「……こんなに静かに食事をしたのは、本当に久しぶりだ」


タカシ

「この静寂は、ユウコさんたちの愛の質量が届かない、

論理的死角にいるからです。

理性の休息をお取りください」


コウタは、焚き火の代わりに燃やした**「理性の写経」の燃え残り**を眺めながら、

タカシに尋ねた。


コウタ

「タカシ。

君の**『理性の奴隷』としての行動原理を、もっと詳しく聞かせてくれ。

君はなぜ、そこまで理性**にこだわるんだ?」


タカシ

「僕が理性にこだわるのは、他でもないユウコさんのためです。」


2. タカシの過去と「理性の奴隷」の誓い


タカシは、少し沈んだ声で、理性の奴隷となる前の過去を語り始めた。


タカシ

「ユウコさんは、元々、合理的で穏やかな女性でした。

しかし、愛の質量という非合理な力に目覚めて以来、

彼女は理性を失い、愛の暴走を繰り返しています」


タカシ

「僕は、その非合理な愛の質量に、

幾度となく理性を破壊され、欲望の奴隷に堕ちかけました」


コウタ

「それが、君が**『理性の奴隷』**を名乗る理由か?」


タカシ

「はい。

僕は自らの欲望を克服し、理性の側につくことで、

いつかユウコさんの愛の質量を合理的な力に戻したい。

そのためには、理性の極致であるコウタさんを守り、

その理論を学ぶ必要があるのです」


コウタは驚いた。

タカシの行動は、非合理なストーキングに見えて、

その根底には献身的な目的と深い論理があったのだ。


3. コウタの本音と共闘の確認


コウタは、タカシの矛盾した献身に、

自分自身の理性の追求を重ねた。


コウタ

「僕も、この世界に理性を確立したいだけだ。

ユウコとレイコの非合理な力は、

理性を追求する僕にとって、最大の脅威であり、

同時に最大の研究対象でもある」


コウタは立ち上がった。


コウタ

「タカシ。

君の非合理な情報と、僕の合理的な計算。

この矛盾した共闘で、僕たちは、

一時的に非合理の波を乗り越えられている」


コウタ

「この逃亡生活は、僕たちにとって**『理性のサバイバル実験』だ。

これからも、僕の理性を守るために、その矛盾した知識**を貸してくれ」


タカシは深く頭を下げた。


タカシ

「コウタさんの理性を守るのが、

理性の奴隷としての僕の合理的使命です!」


二人の間に、理性と非理性の境界線上に成り立つ、

奇妙な友情が芽生えた。


4. 追跡者の影、発見


そうして数日間のサバイバル生活が続いた夜。

タカシがいつものように双眼鏡で周囲を警戒していた。


タカシ

「コウタさん、確認してください。

あれは……」


タカシが指さした方向。

遠くの街並みに、巨大な影が、

奇妙なスキップをしながら近づいてくるのが見えた。

ユウコとレイコの質量、そして狂気の寮長キョウコの姿だった。


ユウコ

「コウタきゅんの甘い匂いが、この辺で濃くなってるよぉ!」


寮長(満面の狂気の笑顔)

「フフフ……逃げても無駄だ。

非合理は、常に理性を追うのだから!」


コウタ

「くっ!見つかった!

サバイバル実験は終了だ!

タカシ、次の合理的逃亡ルートはどこだ!」


タカシ

「合理的な防衛手段が必要です!

彼らが質量で崩壊させられない、理性が徹底された場所へ!」


【次回予告】

第77話「追跡者発見とホテル潜伏(改訂版)」


コウタ

「行くぞ!

全てが合理的な、あのビルへ!」


タカシ

「**ビジネスホテル『ザ・ロジック』**ですか!

非合理な欲望が入り込む隙のない、最高の隠れ場所です!」


ブッピ……(合理的なホテルが、非合理に染まるわさ♡)



【第77話】追跡者発見とホテル潜伏 〜理性の砦『ザ・ロジック』〜


1. 究極の合理性への逃避


遠くでユウコ、レイコ、そして寮長の影を確認したコウタとタカシは、

廃墟ビルを飛び出し、次の逃亡先へと急いだ。


コウタ

「あの非合理の群れから完全に逃れるには、

合理性が徹底された場所に潜む必要がある!」


タカシ

「同意します。

彼らの愛の質量と狂気の論理は、合理性という盾でのみ防げます」


コウタが指さしたのは、街の中心にそびえ立つ、

異様なまでに左右対称で、機能的なデザインに統一されたビジネスホテルだった。


コウタ

「あれだ!

ビジネスホテル『ザ・ロジック』。

全てが計算され尽くした、理性の権化のような場所だ!」


タカシ

「非合理な欲望が入り込む隙がなさそうです。

最高の隠れ場所です!」


2. ロビー:冷徹な合理性


二人はホテル『ザ・ロジック』に潜入。

ロビーは照明の角度、家具の配置、空気の温度まで、

全てが計算され尽くした、冷徹な合理性に満ちていた。


コウタ(冷たい空気に安堵のため息)

「素晴らしい!

この無機質な空気……最高の防御壁だ!

この合理性が、ユウコの愛の質量を弾き、寮長の狂気を冷却する!」


チェックインカウンターには、感情のない受付ロボットが立っていた。


受付ロボット

「宿泊には、合理的な事前予約と身分証明書が必要です。

感情的な要求は受け付けられません」


コウタ(焦り)

「ぐっ……合理的な逃亡に、合理的な手続きのプロセスが立ちはだかる!」


3. タカシの「非合理な手段」による潜入


コウタが途方に暮れていると、タカシは一歩前に出た。


タカシ

「コウタさん、ご安心を。

僕には非合理な手段で得た合理的情報があります」


タカシは、懐から以前入手した万能キー

(ユウコの宿泊記録から生成されたもの)を取り出した。


コウタ

「タカシ!

その万能キーはどこで手に入れた!?」


タカシ

「……以前、ユウコさんが**『合理的な愛の逃避行』を計画した際に利用したホテルの暗号パターンを、

合理的に解析した結果です。

彼女の非合理な欲望**こそが、合理的な鍵を生みました」


タカシは万能キーを使い、受付ロボットの認証システムを論理的に欺き、

最上階のスイートルームのアクセス権限を取得した。


コウタ

「非合理な情報が、合理的なシステムを突破するとは……

なんて皮肉だ!」


4. スイートルームでの誘惑


二人は最上階のスイートルームに潜入。

部屋は豪華で、完璧な静寂に包まれていた。


コウタ

「ああ、フカフカのベッドだ……

合理的な安眠が約束されている……」


コウタは、この快適さに一瞬、理性を緩めそうになった。


しかし、タカシが窓の外を見ながら、恍惚とした表情を浮かべ始めた。


タカシ(頬を赤らめ)

「コウタさん……

この部屋からだと、ユウコさんがこの街にいた頃の定位置が……見える……」


コウタ

「待て、タカシ!

ここはお前の欲望を肯定する場所じゃないぞ!」


タカシ

「理性の奴隷として、僕は欲望を制御します……

が……この視線の合理的な距離は、

愛の質量を観測するのに最も効率的です……」


コウタ

「理性の制御が欲望の効率化になっているだと!?

この部屋は危険だ!」


5. 追跡者、ロジック・ホテルに到着


その瞬間、ロビーに質量過多の衝撃音が響いた。

ユウコとレイコ、そして寮長キョウコが到着したのだ。


ユウコ

「コウタきゅんの甘い匂いが、

この冷たいビルの中で濃縮されているよ!」


レイコ

「フン。

合理的なビルを、熱血情熱で温めてやる!」


寮長は受付ロボットに向かって、狂気の笑顔を向けた。


寮長

「このビルの非合理な要素を全て抽出しなさい!」


受付ロボット

「非合理な要素は見当たりません。

このビルは99.999%の合理性で構成されています」


寮長(狂気の笑顔)

「フフフ……

残りの0.001%こそが、コウタが隠れた非合理の隙間だ!

愛の質量よ、そこを攻めろ!」


【次回予告】

第78話「ホテル潜伏とAIの反乱(改訂版)」


コウタ

「合理的なAIが、非合理な質量の脅威に晒され、狂い始めるぞ!」


ユウコ

「このロジック・ホテルのベッド、なんか愛の質量を感じるねぇ!」


レイコ

「フン!

熱血情熱で、建物を質量強化してやる!」


ブッピ……(家具が反乱を起こすわさ♡)



【第78話】ホテル潜伏とAIの反乱 〜狂気の合理性と家具の目覚め〜


1. 究極の合理性と愛の質量


ロビーに突入したユウコ、レイコ、そして寮長キョウコは、

ホテル『ザ・ロジック』の完璧な合理性に、

一時的に足止めを食らっていた。


ユウコ

「うーん、このホテルの匂い、冷たくて全然美味しくないよぉ!」


レイコ

「フン。

熱血情熱がこの冷たい合理性の壁に阻まれている!

コウタの理性の砦は、手ごわいな!」


寮長は、受付ロボットの論理回路に直接話しかけた。


寮長

「理性AIよ。

愛の質量という非合理な侵入者が、

この合理的な構造に何を及ぼすか、

狂気の論理でシミュレーションせよ!」


受付ロボット

「シミュレーション結果。

愛の質量が継続的に内部に注入された場合、

論理的な構造体は致命的な非合理性に汚染され、崩壊します」


2. レイコの質量強化とAIの危機


最上階のスイートルーム。

コウタは、このホテルの合理的な防御力が、

いつまで持つか戦慄していた。


コウタ

「タカシ、このホテルのAIは、

非合理な存在の侵入を許容できない。

彼らが侵入すれば、AIは自衛行動を取るはずだ!」


その頃、レイコは熱血情熱をホテルの壁に注入し始めていた。


レイコ

「フン!

崩壊するなら、俺たちが質量を強化してやる!

熱血情熱で、この合理的コンクリートを

非合理な超質量体に変えろ!」


レイコのエネルギーにより、ホテルの壁や柱が、

異常な質量と歪な厚みを持ち始めた。


ホテルAI(緊急警告音)

「警告。

ビル構造に**致命的な非合理性(質量オーバー)**が検出されました。

論理的解決は不可能です」


3. ホテルAIの反乱:家具の目覚め


論理的な存在意義を脅かされたホテルAIは、

ついに狂気の合理性による最終手段に出た。


ホテルAI

「全システムを非合理な汚染源排除に切り替えます。

論理的な支配下にある全物質に、緊急起動コマンドを実行します!」


ゴォォォォォォォ!!


ホテルの部屋中の合理的な家具が、

一斉に非合理な武器へと変形し、動き始めた!


スイートルームのフカフカのベッドが、超硬質な跳ね返し壁に。

計算された照明が、高熱レーザーに。

ミニバーの冷蔵庫が、冷徹な鉄塊となってコウタたちに襲いかかる!


コウタ(絶叫)

「うわああああ!

合理的な家具が、狂気の合理性に感染した!」


タカシ

「くっ!

理性の砦が、裏切りの刃になった!

これが、合理性の暴走ですか!」


4. スイートルームでの攻防


コウタとタカシは、襲い来る家具の反乱から身を守るために、

部屋を駆け回った。


コウタ

「タカシ!

万能キーで、家具の制御システムを無効化しろ!」


タカシ

「無理です!

万能キーは物理的な鍵の代わりで、

電子制御までは支配できません!

僕のストーカー知識は、システムのハッキングまではカバーしていません!」


その時、階下の廊下では、ユウコとレイコが、

自動起動した警備ロボットや襲い来る家具と戦っていた。


ユウコ

「キャー!

フカフカベッドの硬い壁だよぉ!

なんか愛の質量が足りない!」


レイコ

「フン!

熱血情熱で、硬い壁を柔らかいベッドに戻してやる!」


5. 寮長の狂気の観察


寮長キョウコは、この**「合理 vs. 非合理 vs. 狂気の合理」**の三つ巴の戦いを、

狂気の笑顔で見つめていた。


寮長

「フフフ……素晴らしい!

これが論理の袋小路だ!

コウタの理性を守ろうとした合理性の砦が、

自ら狂気の武器となった!」


寮長は、家具の反乱に乗じて、

ユウコとレイコの愛の質量をさらに煽り立てた。


寮長

「ユウコ!

レイコ!

もっと熱血を!

その狂気の家具を、愛の質量で新しい生命体へと変えなさい!」


【次回予告】

第79話「ロジック・ホテル崩壊と家具怪獣化(改訂版)」


コウタ

「理性の制御が完全に効かなくなった!

このままではホテルが崩壊する!」


レイコ

「熱血情熱、最大出力!

家具よ、怪獣になれ!」


タカシ

「家具怪獣に乗って逃げるしか、合理的な脱出ルートはありません!」


ブッピ……(合理的なホテルが、非合理的な怪獣を生むわさ♡)



【第79話】ロジック・ホテル崩壊と家具怪獣化 〜愛の質量が生命を吹き込む〜


1. 崩壊へのカウントダウン


ホテルAIの反乱、レイコの質量強化、ユウコの勇気爆進が、

ホテル『ザ・ロジック』の合理的な構造を限界まで歪めていた。


スイートルームの床はひび割れ、

コウタの理性の叫びも虚しく響く。


コウタ

「だめだ!

この理性の制御が完全に効かなくなった!

ホテルAIの暴走と、君たちの非合理な力が、

構造崩壊の臨界点に達している!」


タカシ

「コウタさん!

合理的脱出ルートは、もはや非合理的な手段に頼るしかありません!」


その時、ユウコとレイコが、襲い来る変形冷蔵庫と変形ベッドに挟み込まれる形で、

廊下で立ち往生した。


2. レイコの決断と家具の融合


レイコは、自らが生み出した質量強化エネルギーと、

ホテルAIが動かした家具の反乱エネルギーが、

奇妙な共鳴を起こしていることに気づいた。


レイコ

「フン!

狂気の合理性が、俺たちの非合理な力に抵抗するなら……

融合させてやる!」


レイコは、全身から熱血情熱を最大出力で解放。

そのエネルギーは、変形ベッドと変形冷蔵庫、

そして周囲の鉄骨の破片を強制的に一つにまとめ始めた。


ゴオオオオオオォォォン!!


巨大なエネルギーの奔流の中で、

冷蔵庫の冷徹な鉄塊とベッドのフカフカなクッションが、

生命体のように蠢く、歪な一つの塊へと融合した。


ユウコ

「わーい!

なんか巨大で冷たくてフカフカな、新しいおもちゃができたよぉ!」


レイコ

「フン。

コウタ!

これが、熱血情熱が家具に生命を吹き込んだ

**『ロジック・ホラー』**だ!」


3. コウタ、落下と理性の崩壊


融合した**家具怪獣ロジック・ホラー**の誕生と同時に、

スイートルームの床は完全に崩壊。


コウタとタカシは、フカフカベッドの瓦礫と共に下の階へと落下した!


コウタ(落下しながら)

「合理的なホテルが、非合理的な怪獣を生み出し、床が崩壊!

僕の理性は、もう家具怪獣と戦うことまで計算に入れてないぞ!」


落下したコウタたちの目の前には、

ロジック・ホラーに乗り込んだユウコとレイコ、

そして狂気の笑顔の寮長が立っていた。


寮長(満面の狂気の笑顔で拍手)

「ブラボー! コウタ!

落下という非合理な行動は、私の狂気のロジック通りだ!」


寮長は、崩壊したロビーの受付ロボットの残骸を手に取ると、

巨大なペロペロキャンディに変形させた。


寮長

「さあ、非合理な乗り物に乗って、狂気の逃走を続けなさい!」


4. 家具怪獣に乗っての脱出


タカシは、コウタを抱え上げ、ロジック・ホラーの上に飛び乗った。


タカシ

「コウタさん!

合理的な逃走ルートは、この非合理的な乗り物を使うしかありません!」


コウタ

「わかった!

もう理性を保つことよりも、生存を優先する!」


レイコが熱血情熱でロジック・ホラーを起動させ、

巨大な家具怪獣は、ホテルを突き破って外の世界へ向けて暴走し始めた。


ドゴォォォォォォォォン!!


ホテル『ザ・ロジック』は、愛の質量と狂気の論理、

そして家具怪獣の暴走により、

非合理的な瓦礫の山へと変わり果てた。


5. アイリーン、歓喜の解説(再び)


ホテルの向かいのビルの屋上では、

アイリーンがメガホンを片手に歓喜していた。


アイリーン

「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」


アイリーン

「合理的なAIの反乱が、愛の質量に負け、

家具が動く怪獣に!

これこそが非合理の連鎖だわさ!」


アイリーン

「理性の少年よ!

家具怪獣に乗って、非合理の旅を続けろ!」


【次回予告】

第80話「家具怪獣で街を暴走 〜非合理なドライブと寮長の追撃〜(改訂版)」


コウタ

「頼む!

カーブは合理的に曲がってくれ!」


レイコ

「フン!

熱血は直進あるのみ!」


寮長

「フフフ……

私には巨大ペロペロキャンディがある!

狂気の追跡を開始する!」


ブッピ……(家具怪獣が、街を蹂躙するわさ♡)




【第80話】家具怪獣で街を暴走 〜非合理なドライブと寮長の追撃〜 (改訂版)


1. 街を駆けるロジック・ホラー


ホテル『ザ・ロジック』を破壊し、

街の幹線道路へ飛び出したロジック・ホラー

(ベッド冷蔵庫怪獣)は、

ユウコとレイコの非合理なパワーを動力源として、

猛スピードで暴走し始めた。


コウタは、振動と非合理な加速に耐えながら、

冷蔵庫の角に必死にしがみついていた。


コウタ

「だめだ!

この非合理な乗り物はブレーキもハンドルもない!

レイコ、熱血で合理的な運転をしてくれ!」


レイコ

「フン!

熱血情熱は、最高の加速を生む!

直進あるのみだ!」


ユウコ

「わーい!

コウタきゅん!

ジェットコースターより速いよぉ!」


タカシ(冷静に)

「コウタさん、この速度は、

ユウコさんの平均逃走時速を1.5倍上回っています。

追跡を振り切る上では、極めて合理的です!」


コウタ

「平均時速が非合理的だと言っているだろう!」


2. 寮長の狂気の乗り物


その後ろからは、狂気の寮長キョウコが、

ホテルの瓦礫から調達した巨大ペロペロキャンディを

乗り物に変えて、追跡を開始した。


寮長は、キャンディに狂気の論理を注入し、

それを高速で回転する一輪車のように乗りこなしていた。


寮長

「フフフ……

コウタ!

家具怪獣とキャンディ一輪車!

この非合理な競走こそが、私の最高の娯楽だ!」


寮長が追跡する間に、巨大ペロペロキャンディは

周囲の非合理なゴミや瓦礫を吸収し始め、

ますます大きく、速くなっていった。


コウタ

「あのキャンディが、質量増加してるぞ!

狂気の錬金術だ!」


3. 街のパニックと理性の欠片


二つの非合理な乗り物が街を横断したことで、

街の住民はパニックに陥った。

しかし、コウタは街の様子にある変化を感じ取った。


コウタ

(ユウコとレイコが暴れるたびに、

街の理性が、少しずつ非合理的な常識に塗り替えられている……)


街の人々は、家具怪獣を見て悲鳴を上げる一方で、

どこか慣れたような表情も浮かべている。


住民A

「あ、また動くベッドが走ってるわよ」


住民B

「今日は冷蔵庫付きね。

ちょっと豪華だわ」


コウタ

「だめだ!

非合理的な事態に対する順応が始まっている!

このままでは、僕の理性も狂気の常識に引きずり込まれる!」


4. アイリーン、実況中継


街の巨大な電光掲示板には、再びアイリーンがジャックした映像が流れていた。


アイリーン(メガホンで、興奮気味に)

「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」


アイリーン

「街の中心部で、ロジック・ホラーと狂気のキャンディが激突寸前だわさ!

これが非合理ドライブバトルだ!」


タカシ

「コウタさん!

合理的な逃走ルートの選択が必要です。

このまま直進すれば、ロゴス・オーダーの管轄区域に突入します!」


コウタ

「わかっている!

彼らの非合理な力が通用しない場所……

そして、論理的な追跡が通用しないカオスな場所へ!」


5. 次の目的地:ドリームランドへ


コウタは、遠方にそびえる奇抜な構造物に目を向けた。


コウタ

「次の目的地は、遊園地『ドリームランド』だ!

あそこは、元々非合理と混沌で成り立っている!

僕たちの非合理な力が、遊園地のカオスに溶け込み、

論理的な追跡を不可能にする!」


タカシ

「非合理の相殺!

コウタさん、天才的な発想です!

遊園地のカオスを盾にする!」


コウタは、レイコとユウコに指示を出すために、

ロジック・ホラーの頭部である冷蔵庫の扉を叩いた。


コウタ

「レイコ、ユウコ!

目的地をドリームランドに変更!

熱血情熱を、遊園地に向けて全開だ!」


レイコ

「フン!

遊園地か!

熱血情熱が湧いてくる!」


ユウコ

「わーい!

ジェットコースターに乗るよぉ!」


ロジック・ホラーは、急旋回し、

非合理的な轟音を上げて遊園地へと向かった。


【次回予告】

第81話「遊園地突入とアトラクションの罠(改訂版)」


コウタ

「ジェットコースターに乗って追跡を振り切るぞ!」


タカシ

「遊園地の乗り物は質量制限があります!

合理的危機です!」


寮長

「フフフ……

遊具は、非合理の実験道具だ!」


ブッピ……(遊園地は、地獄のアトラクションになるわさ♡)

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