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15 66寮長
【第66話】寮長キョウコ vs 400kgの愛の質量 〜全寮生が目撃した地獄の組み手〜
1. 早朝5:00 寮のグラウンド
夜が明けきらない早朝。特殊専用ルーム寮の裏のグラウンドには、冷たい空気と、殺伐とした雰囲気が漂っていた。
寮長キョウコはジャージ姿で木刀を手に、レイコとユウコ、そしてコウタを立たせている。
レイコとユウコは、初めて見せる怯えた表情を浮かべていた。
寮長(木刀を地面に突き刺す)
「いいか。貴様たちは、理性の写経を物理的に破壊した。もはや、言葉は無意味だ」
寮長
「これより、貴様たちの非合理な質量を、私の合理的な暴力で矯正する」
コウタ(震えながら)
「りょ、寮長!僕まで参加しなきゃいけないんですか!?」
寮長
「貴様も、非合理な質量を野放しにした共犯だ。組手に参加しろ」
2. 組み手開始:寮長、光速の突進
寮長が構えをとると、その姿から合理的で冷徹なオーラが放たれた。
寮長
「来るぞ、質量。そして、少年」
レイコ(意を決して)
「フン!400kgの熱血と勇気、受けてみろ!」
レイコとユウコは並び立ち、400kgの巨大な壁となって寮長に向かって突進した。地面が軋む。
コウタ
「うわああ!突っ込むな馬鹿ぁ!」
寮長
「遅い!」
ヒュンッ!
寮長キョウコは、質量が到達する前に、光速でレイコとユウコの間に割り込んだ。
質量操作の達人
寮長は、レイコとユウコが衝突するベクトルを瞬時に計算した。
寮長
「ベクトルの合力は、ゼロだ」
寮長は、レイコの腹部に木刀の柄を軽く当て、レイコの突進の角度を1度だけ内側に変えた。
ドゴォォォォォォォン!!
レイコとユウコは、自らの突進エネルギーにより、正面衝突。400kgの質量がぶつかり合った衝撃で、巨大な砂煙が巻き起こる。
レイコ(砂煙の中から呻く)
「ぐっ……な、なんて合理的で冷たい攻撃……!」
ユウコ(泣きそうになりながら)
「いたいよぉ、レイコ……!」
コウタ(呆然と)
「自爆だ!物理学が仕事してる……!」
3. 第二ラウンド:熱血噴射と水蒸気爆発
レイコは、熱血を極限まで高めて反撃に出た。
レイコ
「熱血!!」
レイコの全身から湯気が噴き出し、触れるものすべてを蒸発させそうな高熱のオーラがグラウンドを覆う。
レイコ
「この熱血質量こそ、非合理の真髄だ!」
寮長
「無駄だ」
寮長は、レイコの周りを超低空飛行で数周回った。
ボシュゥゥゥ!!
寮長が巻き起こした冷たい空気の渦が、レイコから噴出する熱血の水蒸気を瞬時に凝縮。
レイコの周りに氷の膜が張られ、レイコは動けなくなった。
ユウコ
「レイコが、氷漬けの熱血団子になっちゃったよぉ!」
寮長
「非合理なエネルギーは、適切な環境を与えれば合理的な質量に変換される」
コウタ(口を開けて)
「理屈で熱血を凍らせた……!」
4. コウタの逃走と捕獲
コウタは、寮長の恐ろしさに耐えきれず、グラウンドから逃走を試みた。
コウタ
「だめだ!この人は人間じゃない!マッスル・ロジック・ロボットだ!」
コウタは全速力で寮の敷地外へ向けて走り出す。
寮長(背中で)
「逃げられると思うか、コウタ」
寮長は、木刀を遠投した。木刀は驚異的な精度で空中を飛び、コウタの足首のスニーカーの紐に絡みつく。
グイッ!
コウタ
「あばばばば!」
コウタは空中で一回転し、寮長の足元に綺麗に着地させられた。
5. 全寮生が目撃した地獄
寮内では、窓からすべての寮生がこの光景を目撃していた。
モブA
「あれが……噂の特殊専用ルーム寮生への特別指導か……」
モブB
「寮長に勝てる要素、ゼロだろ……」
アイリーン(寮の屋根の上から、歓喜の涙で)
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
アイリーン
「合理的暴力が非合理質量を制圧する、宇宙の縮図だわさ!あの木刀の軌道は美しすぎる!」
6. エンディング:絶対服従
組み手は昼まで続いた。
寮長は汗一つかかず、レイコとユウコは地面に張り付き、コウタは木の枝のようにぐったりしていた。
寮長
「どうだ。理性の重要性が、肉体に刻み込まれたか?」
レイコ(かすれた声で)
「……り、理性は……最強……」
ユウコ(半泣きで)
「……もう……おやつを食べます……」
コウタ(虚ろな目)
「……人間は……理性には勝てない……」
寮長
「よろしい。明日からは、私の監督下で、改めて寮生活を送る」
こうして、コウタたちは、寮長キョウコの絶対的な合理性の支配下に置かれることになったのだった。
【次回予告】
第67話
「寮長の支配下に突入!コウタに訪れた束の間の平和と、新たな破局の予感」
コウタ
「……初めて平穏だ……」
ユウコ
「ねぇコウタきゅん、寮長におんぶしてって頼んでいい?」
レイコ
「フン!組み手のせいで腹が減った!」
寮長
「非合理な要求は、即刻却下する」
ブッピ……(平和とは、嵐の前の静けさだわさ♡)
【第67話】寮長の支配下に突入!コウタに訪れた束の間の平和と、新たな破局の予感
1. 寮長キョウコの
「合理的な支配」
組み手から数日後。特殊専用ルーム寮には、以前とは比べ物にならない合理的な秩序が生まれていた。
寮長キョウコは、コウタたちの行動を24時間監視し、全ての非合理性を排除していた。
コウタ
「う、嘘だろ……朝食がカロリーと栄養素が完全に計算されたプロテインとオートミールだ……」
ユウコ
「ぐすっ……コウタきゅん……パンがないよぉ……」
レイコ(力が抜けたように)
「フン……俺たちの熱血エネルギーを無視した献立……」
寮長(無表情で)
「非合理な過剰カロリー摂取は、行動の鈍化と理性の麻痺を招く。これは最も合理的な食事だ」
2. 束の間の平和
寮長のおかげで、ユウコとレイコが勝手にコウタの部屋に侵入したり、コウタに不当な要求をしたりする事態は激減した。
コウタ(自室で)
「……すごい。組み手が終わってから、誰も無断で部屋に入ってこない……」
コウタ
「初めて平穏だ……まるで別荘にいるようだ……」
コウタは、窓の外を眺めながら、束の間の安堵に浸る。タカシもアイリーンもいない、静かな時間だった。
ユウコ(リビングから)
「ねぇコウタきゅん、寮長におんぶしてって頼んでいい?」
レイコ(リビングから)
「フン!組み手のせいで腹が減った!食料庫を質量爆発でこじ開けよう!」
寮長(リビングから、コウタの自室にも聞こえる声量で)
「非合理な要求は、即刻却下する。ユウコ、レイコ。今は合理的な読書の時間だ」
コウタ
「(素晴らしい……寮長がいる限り、僕は守られる……!)」
3. 寮長不在の危機:レイコの反抗
しかし、その平和は長く続かなかった。
午後、寮長キョウコが本部会議に出席するため、寮を数時間離れることになった。
寮長
「コウタ。私が戻るまで、彼女たちに理性の勉強をさせておけ。非合理な行動があれば、直ちに私に連絡しろ」
寮長が去ると、レイコは待っていましたとばかりに立ち上がった。
レイコ(瞳に熱血が再び宿る)
「フン!合理的な支配の時間は終わりだ!」
ユウコ(目を輝かせて)
「やったぁ!おやつタイムだぁ!」
コウタ(焦り)
「待てレイコ!寮長に連絡するぞ!」
レイコ
「合理的な連絡には、非合理的な妨害が有効だ!」
レイコは、自らの体温を急上昇させ、コウタのスマートフォンを熱で変形させた。
コウタ(変形したスマホを見て絶叫)
「うわあああ!連絡手段が物理的に破壊された!!」
レイコ
「フン!これでコウタは、俺たちの非合理の奴隷に戻るのだ!」
4. ユウコの究極の非合理な要求
通信手段を失ったコウタに対し、ユウコは満面の笑みで究極に非合理な要求を突きつけた。
ユウコ
「ねぇコウタきゅん!お腹空いたよ!」
コウタ
「さっきオートミールを食べただろ!?」
ユウコ
「おやつが欲しいの!レイコ、食料庫を壊さなくていいよ。コウタきゅんに作ってもらおう!」
レイコ
「フン。コウタに作らせる?非合理的に美味しいおやつをか?」
ユウコ
「うん!コウタきゅんが、私とレイコのために巨大でふわふわのパンケーキを焼いてくれるよぉ!」
コウタ(顔面蒼白)
「待て!寮長が留守中に過剰カロリーのパンケーキを作るなんて、僕の理性が許さない!」
レイコ
「理性が許さないだと?フン、コウタ、貴様の理性を熱血で焼き尽くしてやる!」
5. 強制労働:コウタ、パンケーキを焼く
コウタはレイコに押し切られ、キッチンに立たされる。ユウコは背後で目を輝かせている。
レイコは、熱血パワーでオーブンの温度を異常なまでに高めた。
レイコ
「コウタ!通常の3倍の大きさで焼くんだ!熱血を込めろ!」
ユウコ
「牛乳もバターも、全部入れてねぇ!」
コウタ(泣きながら生地をかき混ぜる)
「ああ!僕の理性は崩壊した!これはカロリーの暴力だ!」
コウタが焼き上げたのは、テーブル一面を覆うほどの巨大で肉厚なパンケーキだった。その質量は、二人の食欲にふさわしいものだった。
6. アイリーン、美味しさに昇天
窓の外の木の上には、やはりアイリーンがいた。
アイリーン(パンケーキの甘い香りに鼻血を出しながら)
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
アイリーン
「合理的な支配の隙を突いた非合理的な巨大パンケーキ!!」
アイリーン
「カロリーの暴力が、理性の奴隷コウタに強制労働を課す!!最高の破局だわさぁぁぁぁぁ!!」
コウタ
「お前も食うか!食べるなら降りてこい!」
アイリーン(昇天)
「いやぁ、遠くから眺めるのが最も合理的だわさ!」
【次回予告】
第68話
「寮長キョウコ、帰宅。理性を超えたパンケーキ質量の衝撃」
寮長
「この部屋に漂う非合理な甘い匂いはなんだ?」
ユウコ&レイコ
「ぐぅ……ぐぅ……」
コウタ
「寮長、僕の理性はもう限界です……」
ブッピ……(パンケーキの質量で、寮の床が抜けるぞ♡)
【第68話】寮長キョウコ、帰宅。理性を超えたパンケーキ質量の衝撃
1. 巨大パンケーキと沈黙の質量
コウタが焼いたテーブル一面の巨大パンケーキは、ユウコとレイコの400kg質量によって、ものの数分で食べ尽くされた。
現在、リビングには、皿の破片(非合理な食欲の証)、焦げ付いたキッチンの痕跡、そして巨大な満足感に包まれて沈黙している二人がいた。
ユウコとレイコは、ソファを完全に占拠し、満足の極致で深く眠っている。
ユウコ&レイコ
「ぐぅ……ぐぅ……」
コウタは、残骸を片付けながら、恐怖と疲労で限界に達していた。
コウタ
「寮長に連絡できない……スマホは変形……この状況をどう説明すれば……」
2. 寮長、非合理な匂いを感知
その時、玄関のドアが静かに開いた。合理的支配者、寮長キョウコの帰還である。
寮長は一歩踏み入れた瞬間、異変を察知した。
寮長(鼻をひくつかせ、静かに)
「……この部屋に漂う非合理な甘い匂いはなんだ?」
寮長は、廊下に立ち込める、バターとシロップと過剰カロリーの暴力が凝縮された匂いを、明確な非合理のサインとして認識した。
コウタは震え上がり、リビングの入り口で立ち尽くす。
コウタ(汗だくで)
「りょ、寮長……おかえりなさい……」
寮長は、コウタの横を通り過ぎ、リビングへと足を踏み入れた。
3. 寮長キョウコの視界
寮長の瞳に映ったリビングの光景は、理性の限界を超越していた。
* 破壊されたキッチン: レイコの熱血で焦げ付いた箇所、ユウコの力で歪んだ冷蔵庫のドア。
* 400kgの居眠り: 満腹で動けない二人が、ソファと床を占領し、地響きのような寝息を立てている。
* 非合理な証拠: テーブルの上には、巨大パンケーキの残骸と、シロップの湖が広がっている。
寮長(声のトーンは低いが、怒りは臨界点)
「……コウタ。これは、なんだ」
コウタ
「……巨大パンケーキ……です……」
コウタ
「彼女たちが、僕の理性を熱血で焼き尽くし、過剰カロリーの強要を……」
4. 質量と床の破局
寮長の怒りは、冷静な分析へと切り替わった。
寮長
「非合理な過剰カロリー摂取。そして、400kgの質量が一箇所に集中した高負荷状態」
寮長は、リビングの床を観察した。
寮長(静かに)
「コウタ。床が、沈んでいるぞ」
ミシミシミシ……
巨大なパンケーキとその後の睡眠による、二人の質量集中が限界を超え、リビングの床板が音を立てて軋み始めた。
コウタ
「えっ!?まさか……」
バキィィィィィィィン!!
リビングの床の一部が、二人の質量に耐えきれず大きく陥没した!
レイコとユウコは、陥没した床板のくぼみの中で、なおも幸せそうに眠り続けている。
ユウコ:
「スースー……おかわり……」
レイコ:
「フン……満腹……」
5. 寮長、理性の終焉
床の陥没という物理的な破局を前に、寮長キョウコの合理性がついに限界を迎えた。
寮長(頭を抱え、絶叫に近い呻き)
「……理性が……!物理法則が!なぜ、なぜ彼女たちは、ただ寝ているだけで建物を破壊できるのだ!!」
寮長は、完全にキャパオーバーし、怒りよりも深い絶望に支配された。
コウタ
「寮長!冷静に!合理的になってください!」
寮長
「合理的?どこに合理的な要素がある!この寮で起こる全てが、非合理の暴力ではないか!」
寮長は、床に座り込み、完全に意気消沈した。
寮長
「……もう……疲れた……」
6. アイリーン、歓喜の最終考察
この劇的な瞬間を、もちろんアイリーンは見逃さない。
アイリーン(屋根の上から、歓喜と感涙で)
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
アイリーン
「パンケーキ質量が、建築基準法を突破したわさ!!」
アイリーン
「そして、絶対合理主義者、寮長キョウコの理性がついに崩壊!!」
アイリーン
「合理の終焉だわさぁぁぁぁぁ!!」
コウタ(崩れ落ちながら)
「もう、僕の知っている世界じゃない……!」
【次回予告】
第69話
「理性を失った寮長キョウコ、まさかの変貌!そして、救世主タカシ再臨か?」
寮長
「……ふふ……フフフフフ……」
コウタ
「寮長、目が完全にイっちゃってますよ!?」
ユウコ
「ねぇコウタきゅん、お腹が減ったらどうするの?」
レイコ
「フン。熱血は、空腹を支配する!」
ブッピ……(寮長が、非合理の世界へ堕ちたぞ♡)
【第69話】理性を失った寮長キョウコ、まさかの変貌!そして、救世主タカシ再臨か?
1. 理性の終焉
床が陥没し、寮長キョウコの合理性が崩壊してから数時間後。
コウタは、眠り続けるユウコとレイコを脇に、床に座り込んだまま動かない寮長を心配そうに見つめていた。
寮長は、顔色を失い、焦点の合わない目で虚空を見つめている。
コウタ(おそるおそる)
「寮長、大丈夫ですか?とりあえず、お茶でも……」
寮長(震える声で)
「……コウタ……」
寮長
「理性とは、何だ? 物理法則が通じず、過剰な質量が建物を破壊するこの世界で、合理性に何の価値がある?」
コウタ
「そんなこと言わないでください!寮長こそが、僕たちの最後の理性なんですから!」
2. 寮長、非合理へ変貌
寮長は、突如として立ち上がった。その表情は、以前の冷静で合理的だった面影を完全に失っていた。
寮長(ヒステリックに笑い出す)
「フフフ……フフフフフフフフ!!」
寮長
「そうか!ならば私も、非合理になればいい!」
寮長
「理性なんて、クソくらえだ!」
コウタ
「寮長、目が完全にイっちゃってますよ!?」
寮長は、理性の象徴であったジャージと完璧なヘアスタイルを乱し、奇妙な踊りを踊り始めた。
寮長
「非合理は自由だ!質量は愛だ!」
コウタ(絶叫)
「うわああああ!寮長が狂気に取り憑かれた!」
3. 混沌の拡散:飢えた質量
寮長の狂気と、床の陥没音で、ユウコとレイコが目を覚ました。
ユウコ(あくびをしながら)
「んん……ねぇコウタきゅん、お腹が減ったよぉ」
レイコ(腕組み)
「フン。熱血は、空腹を支配する!」
レイコは、熱血を集中させ、陥没した床の穴をさらに大きくしようとした。
コウタ
「熱血で穴を広げるな!もうやめてくれ!」
寮長(踊りながら、レイコに拍手)
「ブラボー!非合理! レイコ、もっと熱血を放出しなさい!」
コウタ(頭を抱える)
「ああ、最悪だ!唯一の合理的ストッパーが、狂気の促進剤になった!」
4. アイリーン、地獄の予言
アイリーン(屋根の上で歓喜しすぎて痙攣している)
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
アイリーン
「合理の女王が非合理の奴隷に成り下がったわさ!!」
アイリーン
「このカオス、寮全体が崩壊する前兆だわさぁぁぁぁぁ!!」
コウタ
「お前は予言者ぶってる場合か!助けろ!」
アイリーン
「無理!非合理の美の前では、私もただの観測者だわさ!」
5. 救世主、再び侵入
コウタが絶望の淵に立たされたその時。
窓の外の茂みから、聞き覚えのあるブツブツとした声が聞こえてきた。
タカシ(茂みの中で、双眼鏡を構えて)
「……理性の写経10000枚を終えた……」
タカシ
「……俺はもう理性の奴隷だ……だが、奴隷にも休憩は必要だ……」
タカシ
「一目だけ……一目だけ、ユウコさんとレイコさんの愛の質量を拝ませてほしい……」
コウタ
「(タカシ!?なぜこんな時に!)理性で悟ったはずだろ!?」
6. タカシ、寮長の変貌を目撃
タカシは、以前窓ガラスが割れた場所から、慎重に部屋の中を覗き込んだ。
タカシの視界に映ったのは、
* ユウコとレイコが穴の空いた床で暴れている光景。
* そして、髪を振り乱し、奇妙な踊りを踊りながら、それを煽っている寮長キョウコ。
タカシ(双眼鏡を落とす)
「え……えええええええええええっ!?」
タカシ
「り、寮長が……非合理的な踊りを……!?」
タカシ
「これは、俺が課された写経10000枚の試練を乗り越えるための幻覚か!?」
7. 寮長、タカシを歓迎
寮長キョウコは、タカシの存在に気づくと、狂気の笑顔で窓に近づいた。
寮長(タカシに向かって手を振る)
「ああ!欲望の塊、タカシ! 貴様も、この非合理の宴に参加しろ!」
寮長
「理性なんて、紙のように燃やしてしまえ!」
タカシ(恐怖で顔が歪む)
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
タカシ
「理性の象徴が非合理の使徒に……!これが、欲望の究極の罰なのか!?」
タカシは、以前のスケベ心から来る興奮ではなく、純粋な恐怖に駆られて、茂みの中に逃げ帰った。
コウタ(天を仰ぐ)
「救世主が現れたと思ったら、一瞬で逃げた……!」
【次回予告】
第70話
「コウタ、逃亡を決意!非合理の寮を抜け出せ!」
寮長(狂気の笑顔で)
「フフフ……コウタ。次は過剰な熱血パンケーキを焼こう」
コウタ
「もうやだ!寮から逃げる!」
ユウコ&レイコ
「コウタきゅん、待ってぇぇぇぇ!」
ブッピ……(コウタ、脱出ゲーム開始だわさ♡)
【第70話】コウタ、逃亡を決意!非合理の寮を抜け出せ!
1. 狂気の朝食
理性を失った寮長キョウコと、食欲のままに暴走するユウコ、レイコに囲まれた朝。
テーブルの上には、寮長が
「自由のパンケーキタワー」
と名付けた、傾きかけた巨大なパンケーキの山が置かれていた。
寮長
「コウタ!もっとシロップをかけなさい!カロリーの暴力こそが、非合理の象徴だ!」
コウタ(憔悴しきって)
「寮長、もうパンケーキは……勘弁してください……」
ユウコ(巨大パンケーキを素手でちぎりながら)
「ねぇコウタきゅん、シロップの雨が降るところが見たいよぉ!」
レイコ(目を輝かせ)
「フン!熱血の嵐で、シロップを空中に噴射してやる!」
コウタ
「やめろ!シロップで寮がベタベタになる!」
コウタの理性は、ついに限界に達した。
2. コウタ、逃亡を決意
コウタは、テーブルの下で、泥だらけになったスマホ(熱で変形しているが、まだ電源は入る)を握りしめた。
コウタ(決意を固める)
(もうだめだ……この寮は、非合理のブラックホールだ。理性を守るためには……逃げるしかない!)
コウタは、寮長と二人がパンケーキに夢中になっている隙を突くことを決意。
コウタ
「あの……ちょっと、トイレに行ってきます!」
寮長(パンケーキタワーを崩しながら)
「フフフ……トイレもまた、非合理な生理現象だ!楽しんでこい、コウタ!」
3. 命がけの脱出計画
コウタはトイレに駆け込み、施錠。変形したスマホを必死に操作し、宇宙警察への緊急通報を試みた。
コウタ
「くっ……変形しすぎて、指が滑る……!」
その時、トイレのドアの外から、ユウコの声が聞こえた。
ユウコ
「ねぇコウタきゅん、お腹が痛くなっちゃったよぉ!ユウコもトイレに入りたい!」
コウタ(絶望)
「待て!ユウコが入ったら、トイレが質量で崩壊する!」
レイコ
「フン!ユウコ!熱血でドアをこじ開けてやろうか!」
コウタ(パニック)
「やめろぉ!僕が宇宙警察に捕まる前に、レイコに殺される!」
4. 救世主、再び現る
コウタが絶体絶命の危機に瀕したその時、外の茂みから、微かな声が響いた。
タカシ(茂みの中、小さな声で)
「……コウタ……理性の奴隷として、貴様に助言を与える……」
コウタ
「タカシ!?」
タカシ
「逃げろ! あの寮長は、もう理性の皮を被った欲望だ!南棟の窓から脱出しろ!誰も見ていないはずだ!」
タカシは、ストーカー行為を通して得た寮の構造知識を、初めて理性的な目的に使ったのだった。
コウタ
「タカシ……お前、最高の元友達だ!」
5. 南棟からのダイブ
コウタは、ユウコとレイコがドアを破壊する寸前に、トイレの窓から飛び出した。
コウタは南棟まで全力疾走し、2階の小さな窓によじ登る。
コウタ
(よし、ここなら寮長にも見えない!)
コウタが窓枠に手をかけた瞬間、背後から恐ろしく甘い声が聞こえた。
寮長(狂気の笑顔で)
「フフフ……コウタ。逃亡もまた、非合理の極みだ」
寮長は、コウタの脱出経路を合理的(非合理的?)に予測していたのだ!
コウタ(振り向き、絶叫)
「うわあああ!なぜここに!?」
6. 非合理な追跡劇の開始
寮長は、コウタに向かって、巨大なパンケーキの欠片を投げつけた。
寮長
「愛の質量を避けることは、貴様の理性で可能か!」
コウタ
「物理的に無理だ!」
コウタは窓から飛び降り、寮の敷地外へ向けて走り出した。背後からは、狂った寮長と、ドアを破って出てきた飢えた二人の追跡が始まった。
ユウコ&レイコ
「コウタきゅん、待ってぇぇぇぇ!」
寮長
「逃げるな! 最高の非合理なパンケーキを焼こうではないか!」
7. アイリーン、新たな物語の始まりを宣言
アイリーン(屋根の上で大喜び)
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
アイリーン
「理性の奴隷コウタが、非合理の支配者たちから逃亡!!」
アイリーン
「ここに、コウタのサバイバル脱出ゲームが始まったわさぁぁぁぁぁ!!」
【次回予告】
第71話
「街へ出たコウタ!追跡者たちと、逃亡先のカフェで起きる悲劇」
コウタ
「もう二度と、寮には戻らない!」
ユウコ
「コウタきゅん、あのカフェのケーキ、美味しそう!」
レイコ
「フン!コウタ!熱血でケーキタワーを作れ!」
ブッピ……(コウタ、逃げ切れるのかだわさ♡)




