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10 52パイロットスーツ
【第52話】朝のボロボロパジャマと、コウタからの逆襲プレゼント
朝6:15 特殊専用ルーム寮
ビリビリ……ビリビリビリッ!!
ユウコ(目を覚まして悲鳴)
「きゃあぁぁっ!? またパジャマが……!!」
レイコ(慌てて布団を引っ張る)
「うおっ!? 俺のも完全に消滅してるじゃねーか!!」
二人のパジャマは、昨夜の
「勇気と熱血の無意識ハグ祭り」
の余波で
分子レベルまで芸術的に破壊されていた。
コウタ(すでに起きてて、ベッド脇に立ってる)
「……毎度毎度、200kg×2の愛の重さでパジャマが消滅するのは、もう慣れたけどな」
ユウコ(真っ赤になって布団に潜る)
「ご、ごめんなさいコウタきゅん……
寝てる間に勇気が溢れちゃって……」
レイコ(顔を真っ赤にしながら腕組み)
「くっ……熱血が勝手に暴走するなんて、俺らしくねえ……!」
コウタ(ため息混じりに笑って)
「しょうがないだろ。お前らは寝てても400kg級の愛を放出するんだから」
――そしてコウタは、クローゼットから巨大な箱を二つ取り出す。
コウタ(ちょっと照れながら)
「……で、俺も毎朝お前らのボロボロ姿見てると、
正直、理性がヤバいことになってるんだよ。
だから、今回は俺からのプレゼントだ」
箱を開けると……
「愛の論理パイロットスーツ・ヒロイン仕様(コウタ特注)」
×2着
色:レイコ→燃えるような真紅/ユウコ→優しい白色
素材:コウタの理性と愛を限界まで凝縮した究極繊維
耐久値:200kgの抱きつき+熱血+勇気+寝相最悪でも絶対破れない
特殊機能:破れそうになると「コウタの声で自動修復」(録音済み)
デザイン:めちゃくちゃ可愛いのに戦闘にも対応
ユウコ(目がキラキラ)
「こ、これ……コウタきゅんが……私たちのために……?」
レイコ(顔真っ赤で震えてる)
「お、お前……こんなの作ってたのか……!?」
ユウコ(涙目で飛びついてくる)
「コウタきゅん……!! 大好きすぎるよぉ……!!」
レイコ(照れ隠しで頭を掻きむしる)
「くそっ……! こんなの着たら、ますます熱血暴走しちまうじゃねーか……!
……でも、ありがとな……コウタ……」
アイリーン(ドアの隙間から覗いてて鼻血)
「ひゅぅぅぅ……!! コウタの愛の論理が形になったスーツ……
私の分も……私の分も作ってちょーだわさ……♡」
――その瞬間
学園中に緊急警報
『ロジックアサルト」
出現!
「愛は非合理的である」
という論理で全てを否定中!』
コウタ(スーツを二人に手渡してニヤリ)
「ちょうどいい。
新スーツ、試着の時間だ」
レイコ&ユウコ(顔を見合わせて、満面の笑み)
「「行くぞ、コウタ!!」」
寮長の無双:経験と理性の格闘術
学園のメインゲート前。瓦礫と化した構造物を背景に、ロジック・アサルト十数体が整然と侵入を試みていた。その進路を遮るように立ちはだかるのは、寮長ただ一人。
ロジック・アサルト(演算):
「対象、寮長。推定戦闘力:低。排除を優先。最適な排除軌道を演算します。」
ロジック・アサルトの群れが、キョウコさんに向けて精密な格闘攻撃を仕掛ける。しかし、キョウコさんは冷静沈着だった。
「ふむ、私の『人生と経験のデータ』に比べれば、あんたたちの『論理的な攻撃パターン』は、まるで子供のお遊びだね。」
キョウコさんは、最小限の動作でロジック・アサルトの攻撃を受け流す。その動きは、『理詰めの冷静さ』の極致であり、コウタの回避率99.99%のデータさえ凌駕する。
敵の精密な突きを指一本で受け止め、その衝撃を敵機の関節部の最も論理的な弱点に流し込み、内部構造を破壊!(無音で一体大破)
背後に回った三体に対し、『熱血の究極は静寂』の理論に基づき、無音の足払いを一閃。三体のロジック・アサルトは、予測不能な物理法則の適用に演算を狂わされ、互いに激突して爆発!
数の暴力で囲まれても、キョウコさんは『武術の経験則』で、敵の攻撃同士を『論理的に衝突』させ、爆発の連鎖を引き起こす!
キョウコさんの前には、瞬く間に瓦礫と化したロジック・アサルトの残骸が積み重なっていく。しかし、それでも数は尽きない。後方からさらに十数体のロジック・アサルトが出現した。
キョウコさん(ため息):
「ふむ。この数だと、『理性の写経』を課すヒマもないねぇ。まったく、元気な子たちだこと。」
キョウコさんは、
「これ以上の戦闘は学園の構造に論理的に致命的な損害を与える」
と判断し、緊急警報を発令するとともに、ワザと敵に背を向け、校舎の奥へと消えていった。
ロジック・アサルト(演算):
「対象、寮長。戦闘継続は非効率と判断。ターゲットをコア施設へ変更。校舎内部の最短ルートを演算します。」
キョウコさんの
「理詰めの誘導」
により、ロジック・アサルトの群れは、コウタたちのいる校舎内部の狭隘なエリアへと進路を変えるのだった。
3. 狭い廊下で大ピンチ
校舎内・3階通路(幅2.4m、高さ2.1m)
コウタ
「待て待て待て! ここロボ乗れねぇだろ! ゼウス・ガーディアンもI.P.もU.B.も全部デカすぎて入れねぇ!!」
レイコ
「マジかよ! 生身で十数体のロジック・アサルトと戦うってのか!?」
ユウコ
「でも……新しいスーツ着ちゃったし……行くしかないよね!?」
アイリーン(通信)
「ひゅぅ! 通路幅2.4m! 私のゼウス・ガーディアンじゃ肩が引っかかるわさ! 生身で頑張ってちょーだわさ!!」
コウタ
「……お前は完全に高みの見物だな」
4. 生身バトル開始! ギャグ全開
ロジック・アサルト(演算)
「対象3名、推定戦闘力:低~中。狭隘空間での格闘戦に移行。最適殴打軌道を演算完了。」
→ 十数体のロボがズラーッと整列して廊下を埋め尽くす
レイコ(スーツ着てドヤ)
「よっしゃ生身でも熱血でぶっ飛ばしてやる!!」
→ 全力ダッシュ→肩幅ギリギリで突っ込む
→ スーツの肩パッドが壁にガリガリ削れながら進む
→ ロボの腹に頭突き! ガツン!!
ロボ
「論理的ダメージ計算不能……熱血質量200kg……エラー……」
→ ロボが後ろに吹っ飛んで後続5体を巻き添えドミノ倒し!
ユウコ(勇気全開)
「私もいくよぉ!!」
→ 助走→壁蹴り→空中三回転→勇気キック!
→ でも天井低すぎて頭ドーン!!
「いたぁぁぁっ!? 天井低すぎるよぉ!!」
コウタ(ツッコミ)
「お前ら落ち着け! ここは体育館じゃねぇんだぞ!」
【第53話】スーツ修復音声が
「スパダリモードMAX」
で完全暴走
(戦闘中・廊下地獄)
ユウコ(スカート部分ビリッ!)
スーツスピーカー(コウタ録音・低音ドス黒スパダリボイス)
「ユウコ……俺の女が、そんなところで破れてるのを見せるな。
すぐに直してやる。……全部、俺が守るから。」
→ スーツがピカーッと光って即修復
→ ユウコ(顔真っ赤で崩れ落ちる)
「ひゃあぁぁぁぁ!! コウタきゅんのドス声が直撃したぁぁぁ!!」
レイコ(肩パッドビリビリ!)
スーツスピーカー(コウタ録音・色気全開)
「レイコ……肩、見えてるぞ。
そんな挑発的な格好、俺以外に見せる気か?
……全部、俺が隠してやる。」
→ レイコ(ガクブルしながら鼻血)
「うおおおお!! なんだこの支配感!! 漢気が完全に負けてるぅぅぅ!!」
2人のスーツスピーカー(コウタ録音・極限スパダリ)
「……いいだろう。全部俺が受け止める。
お前たちは俺のものだ。破れても、汚れても、
俺が何度でも新品にしてやる。」
→ 2人のスーツから同時再生
「全部俺が守る」「俺の女」「俺のものだ」
が重なり合って廊下中に響き渡る
アイリーン(通信で悶絶)
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅ!! スパダリ値9999%超えの音声攻撃……
私の論理回路が完全にメス堕ちしてるわさぁぁぁぁ!!♡♡」
戦闘終了後・廊下は静寂
スーツの音声はまだ低音でループ
「俺のものだ……」「全部俺が守る……」「俺の女……」
ユウコ(耳を塞ぎながらも恍惚)
「もう……頭の中、コウタきゅんの声だけでいっぱいだよぉ……♡」
レイコ(壁に頭を打ち付けながら)
「くそっ……こんなの毎日聞かされたら、俺の漢気までメスになる……!」
コウタ(真っ赤で土下座)
「俺……いつこんなスパダリセリフ録ったんだ……!?
寝ぼけてたのか!?!?
とにかく次は普通の声に戻す!!」
アイリーン(即答)
「却下だわさ。このスパダリ音声は人類遺産レベルだわさ。
永遠にループ再生すべき愛の論理だわさぁぁぁ♡」
スパダリ音声は止まらない!でも今はそれどころじゃねぇ!!
戦闘終了から30秒後──廊下の静寂
スーツのループ音声
ユウコ(耳塞ぎながらも恍惚)
「はぁ……コウタきゅんの声……まだ響いてる……♡」
レイコ(ガクガク)
「くそ……漢気より先に膝が折れそうだ……」
突然──ドオオオオオン!!
天井が吹き飛び、巨大な影が降ってくる!
新敵・ロジック・アサルト改“エロス・ディスチャージャー”×8体
特殊機能:対象の羞恥心と愛情値を逆吸収してパワーアップ
敵ボイス(無機質)
「検出:極端なスパダリ音声波形。
羞恥値・愛情値ともに測定不能。
即座に吸収し、対象を無力化する。」
ズバアアアアアア!!
ピンク色の電磁波が浴びせられ、
ユウコ&レイコ
「きゃあぁぁっ!? 体が……熱い……力が抜ける……!!」
二人のスーツの光が消え、膝をつく。
スパダリ音声もピタッと停止。完全にパワーダウン。
敵
「羞恥心と愛情値を吸収完了。
対象戦闘力:ほぼゼロ。排除開始。」
8体のロボがゆっくりと迫る。
コウタ(静かに立ち上がる)
「……こんな事もあろうかと、ってやつだ。」
カチャリ。
コウタが懐から取り出したのは
ノビールサーベル(折り畳み式)
刃長最大3m、重量0g(愛の論理で)
コウタ
「これが……たたかい!」
一閃。
ズバアアアアアアアアアア!!
廊下が真っ二つに割れ、敵4体が瞬時に両断される。
残り4体が包囲射撃態勢に入るも、
コウタ
「くそ!キリがねえ!」
【第54話】覚醒するまでが地獄だった……マジでヤバかった回
廊下・戦闘開始から5分後
(もうボロボロ)
コウタ(肩で息しながら)
「……くそっ、8体全部が同時に羞恥吸収波撃ってくるなんて聞いてねぇ……!」
ユウコ(膝ついてガクガク)
「コウタきゅん…………勇気ばくはつぅ!……」
レイコ(壁に凭れて鼻血ダラダラ)
「熱血が……熱血だぁ!…………」
スーツのスパダリ音声も完全に沈黙。
ピンクの電磁波がビリビリと3人を絡め取り、動くたびに羞恥値が吸われる悪循環。
200kgのヒロインが主人公になる回 ~大丈夫、コウタくんには指一本触れさせねぇ~
廊下・戦闘開始から15分経過
もう全員ボロボロ。床は血と涙と鼻水でびしょびしょ。
敵残り4体(エロス・ディスチャージャー改)
「羞恥値残量0.4%……完全無力化まであと8秒」
コウタ(片膝ついて、血を吐きながら)
「……くそ……もう……立てねぇ……」
ユウコ&レイコ(同時に立ち上がる)
ユウコ(涙と鼻水でぐしゃぐしゃなのに、目だけは燃えてる)
「大丈夫だよ……コウタきゅん……
ここからは……私たちが守る番だから……!」
レイコ(血まみれの口元でニヤリ)
「そうだぜ……こんな敵なんて……相手にならねぇ……!
コウタくんには……指一本……触れさせねぇからな……!!」
二人がコウタの前に立ちはだかる。
200kg×2=400kgの愛と漢気が、ボロボロの体から溢れ出す。
敵
「無意味な抵抗。羞恥値0.3%……」
ユウコ(スーツボロボロ、でも両手を広げてコウタを庇う)
「勇気……まだ……残ってるよぉ……!
コウタきゅんを……絶対に傷つけない……!!」
レイコ(肩で息しながら拳を握る)
「熱血……まだ燃えてるぜ……!
お前らごときに……コウタを渡すかよ……!!」
敵のドリルが二人に向かって振り下ろされる──
ズガアアアアアアアア!!
ユウコ&レイコ、正面から受け止める。
血を吐きながら、でも一歩も下がらない。
ユウコ(笑顔で涙を流しながら)
「だいじょうぶ……コウタは……私が守るから……!」
レイコ(歯を食いしばって)
「200kgの漢気で……お前ら全部ぶっ潰してやる……!!」
でも……限界。
ドゴオオオオオオオオ!!
二人が同時に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
スーツは完全に機能を停止。動かなくなる。
敵(冷酷に)
「排除完了。次はコウタ。」
ドリルがコウタの胸に迫る。
その瞬間──
通信からアイリーンの絶叫
「ひゅぅぅぅぅぅ!! もうダメだわさ!!」
ゼウス・ガーディアンが廊下の壁をぶち破って突入!
アイリーン(涙と鼻血で顔ぐしゃぐしゃ)
「レイコさん!ユウコさん! 掴まってちょーだわさ!!」
巨大な手が二人を掴み、
そのまま廊下の外へ緊急脱出!!
残されたのは、コウタと敵4体だけ。
敵
「ターゲット単体。羞恥値ゼロ。排除優先。」
コウタ(ユウコとレイコがいなくなったのを確認して……)
静かに立ち上がる。
ドクン。
ドクン。
ドクン。
金色のオーラが、ゆっくりと、でも確実に膨張していく。
コウタ(血まみれの顔で、静かに微笑む)
「……お前ら。
俺の女を……あんな目に遭わせた罪は、
一生かけて償ってもらおうか。」
ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
廊下が消滅。
校舎が消滅。
敵4体が、存在ごと消滅。
クレーターの中心に立つコウタ。
瞳は完全に金色。
通信から、アイリーンの震える声
「……ひゅぅ……レイコさんユウコさん……無事だわさ……
でも……コウタが……完全に覚醒してるわさ……!」
ユウコ(意識朦朧で、でも笑顔)
「コウタ……やっぱり……最強……」
レイコ(血まみれでニヤリ)
「はは……俺たち……守られたな……」
コウタ(静かに呟く)
「……もう、二度と……
お前らを泣かせねぇ。」
【第55話】200kgのヒロインが守ったもの ~そして守り返す甘々看病回~
場所:学園医務室(特設超巨大ベッド完備)
夕陽が差し込む部屋。
ベッドの上に、コウタが横たわっている。
黄金の覚醒は解除されたが、全身はまだ微かに光を帯び、
傷は一つも残っていない。
ただ、ものすごく疲れているらしい。
ユウコ(右腕ギプス、顔に絆創膏だらけ)
「……コウタきゅん……目、覚めた……?」
レイコ(頭に包帯グルグル、片足ギプス)
「おい……起きてくれよ……
俺たちのせいで……また無茶しやがって……」
コウタ(ゆっくり目を開ける)
「……あれ……ここ……医務室……?」
ユウコ(涙がポロポロ)
「うぅ……ごめんねコウタきゅん……
私たちが弱かったから……また……」
レイコ(歯を食いしばって俯く)
「くそ……200kgの漢気とか言っといて……
結局お前に守られてばっかりだ……」
コウタ(ベッドから半身を起こし、優しく微笑む)
「……バカだな、お前ら」
そして、ゆっくりと二人の手を握る。
コウタ(静かに、でもはっきりと)
「俺は、お前らが立ち上がった瞬間……
もう、勝ってたんだよ。」
ユウコ(目を丸くする)
「え……?」
コウタ
「お前たちが『コウタくんには指一本触れさせない』って言って、
ボロボロになりながら立ちはだかった瞬間……
俺の中で、何かが完全に覚醒した。」
レイコ(震える声)
「……マジかよ……」
コウタ(二人をそっと抱き寄せる)
「だから、もう謝るな。
お前たちが俺を守ってくれた。
だから今度は……俺が、永遠にお前たちを守る番だ。」
ユウコ(顔を真っ赤にして崩れ落ちる)
「コウタきゅん……もう……だめ……死ぬ……♡」
レイコ(耳まで真っ赤で目を逸らす)
「くっ……こんなの反則だろ……
漢気が……溶けちまう……」
そこへ、ドアをノックせずにアイリーン乱入
(鼻血を垂らしながら巨大な果物かごを抱えて)
アイリーン
「ひゅぅぅぅぅ!! リアル甘々看病現場に立ち会えるなんて……
私の論理が完全に幸福回路ショートしてるわさぁぁぁ♡」
コウタ(苦笑い)
「……お前は黙ってろ」
コウタ(囁く)
「今日は、俺が看病する番だ。
動くなよ。……全部、俺に任せろ。」
ユウコ&レイコ
「「…………(完全に昇天)」」
部屋の外、廊下で聞き耳を立てていた生徒たち
「やべぇ……完全にラブコメの最終回みたいな空気だ……」
夕陽が沈む。
三人の影が一つに重なる。
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【第56話】
「400kgの看病地獄と愛の論理による栄養補給 ~寸胴鍋が泣いた日~」
1. 朝6:00 医務室(超巨大ベッド完備)
場所は学園医務室。激しい戦闘と羞恥吸収波による疲労で、レイコとユウコはぐったりと横になっていた。コウタは黄金の覚醒によって無傷だが、二人の看病という新たな使命に直面している。
ベッドは超巨大。でもコウタは端っこで丸まって仮眠していた。
ユウコ(ギプスだらけで大の字、顔色が悪い)
「うぅ……コウタきゅん……お腹すいたよぉ……勇気のカロリーが……底をついた……」
レイコ(包帯グルグル巻きで呻く)
「フン……俺の熱血が……カロリー不足で……鎮火寸前だ……」
コウタ(寝ぼけ眼で立ち上がり、温度計を手にため息)
「体温、異常なし。だが、お前たちは疲労と羞恥値の異常低下で、極度の『愛の論理欠乏状態』だ」
コウタは立ち上がり、腕まくりをした。
コウタ(真顔で)
「わかった。安静にしてろ。これから最高効率の栄養補給を行う。愛の論理に基づき、今から最も効率的かつ栄養価の高い、『スパダリ特製流動食』を用意する」
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2. 流動食の非論理的質量
→ 10秒後
コウタが医務室に戻ってきたとき、手にしていたのは
直径12m、3000リットル入りの巨大寸胴鍋(業務用ラーメン屋仕様)
中身はグツグツと煮込まれたドロッドロの
超濃厚チーズ牛丼ビーフシチュー(牛肉100kg、チーズ50kg、米80kg、野菜ビタミン1000倍濃縮)
コウタ(論理的に説明)
「レイコの熱血回復のために牛の赤身50kgをペースト状に、ユウコの勇気回復のために野菜のビタミン100倍濃縮を加え、さらにチーズ牛丼のエッセンスを流動食として濃縮した。これが現状における『最高の流動食』だ。一気食い推奨」
ユウコ(目を輝かせる)
「わぁぁぁ!! コウタきゅんが作ってくれたぁぁ!!」
レイコ(目を丸くして)
「コップというなので寸胴だぜ!」
コウタ(真顔)
「フン、お前たちの流動食は、『愛の質量』に比例するんだ」
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3. スプーンが折れる
コウタが巨大スコップスプーンで掬おうとする→
ギィィィン!! スプーンが90度に折れ曲がる
コウタ
「…………これ、チタン製だったはずだが」
レイコ
「熱血で溶けたんじゃねぇか!?」
ユウコ
「勇気の濃度が高すぎて金属疲労起こしたよぉ!」
→ 仕方なくコウタはメカでシチューを掬い始める
(理性がドロドロ)
コウタ(無表情で)
「温度87度。火傷は理性で無効化する」
コウタは、二人に巨大な柄杓でシチューを掬い、丼鉢に注いだ。
ユウコ(一口飲んで感激に打ち震える)
「おいしぃぃい!コウタきゅんのスパダリ流動食……勇気のカロリーが満タンになるよぉ!」
レイコ(鼻血ブー)
「くっ……これが……スパダリの味か……!」
---
4. アイリーン乱入&カオススタート
アイリーン(看護師コスプレで登場、すでに鼻血)
「ひゅぅぅぅ!! スパダリの手食い看護……!!
私の論理が溶けるわさぁぁぁ!!」
アイリーン(興奮のあまり突進)
「コウタ!シーツ交換の効率を高めるため、私が理性的介助を行う義務があるわさ!」
→ 興奮しすぎて足を滑らせる→
→ 寸胴鍋に激突
ドバシャアアアアアア!!
シチューが医務室中に飛び散り、
天井までチーズ牛丼まみれに。
コウタ
「……………………」
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5. 400kg看病地獄スタート
レイコ&ユウコ(ギプスと包帯だらけなのに同時に立ち上がる)
「「コウタを看病する番は私たちだ!!」」
→ 二人でチーズまみれのコウタをベッドに押し倒す
→ チーズまみれの手でコウタの顔を拭こうとする
→ 結果、コウタの顔がチーズ牛丼まみれに
コウタ
「待て待て待て!! これ看病じゃなくてただの食玩だろ!!」
ユウコ
「だいじょうぶ! 勇気の舌で綺麗にしてあげるよぉ♡」
(ペロッ)
レイコ
「俺は熱血で乾かしてやる!」
(フーッ! 熱風)
コウタ
「やめろおおおお!! 熱風でチーズが焦げる!!」
アイリーン(床でチーズまみれで恍惚)
「ひゅぅぅぅ……三位一体の愛の論理が……チーズという物理形態を取った瞬間を……目撃したわさぁぁぁ……!!」
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6. 寮長登場でカオス完成
寮長キョウコさん(ドアを蹴破って登場)
「うるさいわね! 医務室で何やって……
……なんじゃこのチーズ牛丼の海は!?」
→ 寮長、チーズで滑って転ぶ→顔面シチュー直撃
寮長
「わしの『理性の写経』が……チーズに溶ける……!」
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7. 看病の非効率と愛の証明
1時間後。
ようやくチーズ地獄が収束し、コウタはシーツの交換に取り掛かった。
レイコとユウコが横たわっているのは、特注の200kg対応ベッド。シーツ交換の難易度は、通常のベッドの800倍である。
コウタはシーツの端を引っ張り、顔を真っ赤にして奮闘する。
ユウコ(申し訳なさそうに)
「コウタきゅん……ごめんねぇ……私たち、重いよねぇ……」
レイコ(歯を食いしばって)
「くっ……俺の熱血で、シーツを自動で交換できればいいのに……」
コウタ(汗を拭いながら優しく)
「いいんだ。重い、重くないは論理的に無意味だ。お前たちの存在の質量を、俺は愛の論理で完全に受け入れている。むしろ、これだけ重いシーツを交換できる俺のスパダリ性能の証明になる」
ユウコ&レイコ(顔真っ赤)
「「…………♡」」
8. アイリーン排除作戦
アイリーン(まだ看護師コスで復活)
「コウタ!シーツの端を論理的に1.3度引き上げている間に、私は2.1度の角度で引っ張れば、シーツ交換の効率が0.8%向上するわさ!」
レイコ
「フン!コウタ、アイリーンは論理的な邪魔になっているぞ!」
ユウコ
「そうだねぇ!愛の論理は、邪魔な要素を排除することも必要な論理だよ!」
コウタ(一瞬で演算完了)
「わかった。看病の最大効率を維持するため、一時的にアイリーンの奉仕の論理を停止する!」
三位一体の連携発動!
レイコが右足のギプスを微かに動かし、アイリーンが立っている床のタイル一枚に熱血の圧力をかける。
パキィッ!
アイリーンが立っていたタイルが砕け、バランスを崩したアイリーンは、ユウコが体を回転させた際にできた200kgの勇気の質量が生み出す空気の渦に吸い込まれた。
アイリーンは、そのままベッドと壁の隙間に、物理的かつ論理的にぴったりと挟み込まれ、潰された。
アイリーン(隙間で恍惚と)
「ひゅぅぅぅぅぅ……!コウタとレイコさんとユウコさんの三位一体による愛の論理的圧力……!これが、究極のスパダリの愛の証明だわさぁぁぁ!!♡」
レイコ
「これで静かになったな!」
ユウコ
「看病の効率が上がったよぉ!」
9. 二度と泣かせない、愛の囁き
シーツ交換を終え、コウタは二人の枕元に座り直した。アイリーンは隅で、コウタの残したシチューの寸胴鍋を恍惚の表情で舐めている。
レイコは、そっとコウタの手を握った。
レイコ(静かに)
「コウタ……さっきの戦闘で、俺たちを二度と泣かせないって……言ってくれただろ?」
ユウコ(涙目で)
「うん……あんなスパダリな言葉、頭から離れないよぉ……♡」
コウタは、そっと二人のおでこに触れる。
コウタ(静かに、でも低音ドス黒スパダリボイスで)
「ああ。俺の愛の論理がそう命じている。お前たちの非合理性も、質量も、羞恥心も、全て俺の支配下にある。二度と、他者に傷つけさせない」
ユウコ&レイコ(顔を真っ赤にして)
「「…………(看病による愛の論理で完全に昇天)」」
10. 最終的に全員チーズまみれで終了
夕焼けが差し込む医務室。
アイリーン(壁の隙間から)
「ひゅぅぅぅぅ!! 愛の論理が……チーズになった瞬間を見たわさぁぁぁ!!」
寮長(廊下で倒れてる)
「もう……理性の写経では……この学園は救えない……」
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12. ギプス粉砕と愛の論理の証明
コウタの愛の論理による囁きで、二人は心身ともに回復した。レイコは右腕、ユウコは左足にギプスを装着している。
コウタは自身の理性の崩壊を防ぐため、スーツの制御を確認した。
コウタ
「よし、スーツの音声設定をOFFにし、スパダリモードの音声も完全に解除した。これで俺の理性がこれ以上崩壊することはないな。」
ユウコとレイコは、コウタの愛の論理が自分たちの非合理性を完全に回復させたことを証明するため、同時にギプスに力を込めた。
コウタは即座に演算を開始した。
コウタ
「待て!ギプスの素材は超耐圧性合成樹脂だ!通常、200kgの力でも破壊不能な論理的な強度を誇るぞ!」
しかし、二人の熱血と勇気の力は、理性の計算を遥かに超えていた。
ユウコが勇気のエッセンスを凝縮した力を込め、レイコが漢気の熱血エネルギーを注入する。
バキイイイイイイイイイイイイイ!!
勇気の圧力と熱血の熱量によって、二人のギプスは内部から同時に爆砕した!ギプスの破片は、高温で焼かれたり、勇気の圧力で粉末化したりして、医務室の床に散らばった。
ユウコは足を上げ、ポーズを決めた。
「勇気、完全回復だよぉ!」
レイコは腕を組み、ドヤ顔だ。
「フン!愛の論理は、医療の論理さえも粉砕し、完了のファンファーレを鳴らすってことだ!」
コウタ
「…………ああ、もうわかった。お前たちの愛の非合理性は、理性の強度を上回る。医務室の清潔さの論理も、音響の論理も破壊しやがっテロレロリーン。」
13. 帰宅と美少女論理の暴走
コウタは愛の論理に満たされたアイリーン(潰された喜びで恍惚としたまま)の手を引いて、医務室を出た。レイコとユウコも後に続く。
廊下に出た瞬間、周囲にいた生徒や教員たちが、立ち止まり、ざわめき始めた。
「な、なんだあの美少女は!?」
「透き通るような銀髪に、青い瞳……まるで計算された芸術品だ!」
アイリーンは、潰され、鼻血を出し、顔にシーツの繊維が付着しているにもかかわらず、
「作中唯一の美少女」
としての存在感は、周囲の理性を完全に破壊していた。
アイリーン(周囲の歓声に恍惚と)
「ひゅぅぅぅ!私の美少女の論理は、物理的な被圧縮状態でも、愛の論理によって純粋な美を放射するわさ!これはレイコさん、ユウコさんへの奉仕のための究極の合理性だわさ!」
コウタは頭を抱え、周囲に怒鳴りつけた。
「静かにしろ!お前ら!こいつはただの論理的欠陥を抱えた愛の奴隷だ!美少女とか関係ねぇ!早く寮に帰るぞ!」
レイコとユウコは、アイリーンの美貌とコウタの叫びという非合理的な光景に、満面の笑みを浮かべた。
「コウタは、私たちが世界一可愛いと思ってるから、アイリーンが美少女だなんて認めないんだよねぇ!」
「フン!コウタの愛は、俺たちにしか向けられねぇってことだ!」
コウタは、粉砕されたギプスと愛の論理で狂った美少女、そして熱血と勇気で全快したヒロインズという、三つの非合理的な要素に囲まれながら、医務室を後にするのだった。




