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試験

そんなこんなで僕らは2人で魔法の特訓をした。村の人たちには相当仲が良いと思われていたのだろう、

実際仲はいいが。




そして15歳の年がきた、


「2人とも気をつけるのよ、大きな都市には色々面倒ごとがあるんだから、この村とは違うからね!」


「分かってる分かってる、大丈夫だから」


うちの母親だけ何故こんなに過保護なんだろう。





「早速使っていいかな!俺の風魔法!」


「いいけどあんまりスピード出し過ぎないでね、あれホントに乗ってる方はツライんだから」

「わかってるよ、だってあの時……あぁ思い出すだけでも震えてくる」


当時はスピードの調節ができなくてブレーキができずに森へと突っ込んでしまった。その時上に乗っていたアンナは俺から降りたあと、水魔法で俺の足を固定、そのまた木に俺を吊るし三日三晩その様子を楽しんだ。

そんな事もあり、この魔法にはいい思い出はあまりないのだが、コレを使えばだいぶ楽になる。

馬車で2週間かかる道をコレなら5日もかからず着ける。


「それじゃ行くぞ!レッツゴー!」




コレから向かう場所はこの国でもトップクラスの大都市ガルベルグ、ここにはないものがないぐらい全てが揃っている。


ガルベルクには魔法学校が2つある、入試試験は2つの学校が同じ試験を採用している、基本的には両校とも同じレベルなのだが、唯一違う点が魔法を使うのか、魔術を使うのかだ。

魔法は非常に自由度が高い、じぶんの好きな形、好きな大きさを自由に操れる。魔術はあらかじめこの動作をすると決めておく、そこに魔力を流す。結果は同じでもそこに辿る過程が異なる。


この試験は基本的にどちらに適性があるのかを測る試験となっている。




「シュート、あなたは絶対にいつもよりバカなフリをしなさい」

「なんで?」

「いいから、バカなフリだけしてればいいから」

「分かったよ…」




 試験の内容は3つ

筆記試験

面接

魔力測定


この3つの総合評価で合格、不合格、そして自分が入る学校が決まる。


 



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