92/301
陥落_2
大佐が踏みつける兵士の背中から
黒い柱か伸びた。
柱は大佐の足先を貫通し、
天井まで突き刺さった。
「ぎゃああっ!」
謎の柱の出場と同時に
突然、大佐が悶え苦しみだした。
「どうされました!?」
「知るか! なぜか知らんが、
ものすごく足が痛いんだ」
大佐は柱に飲まれた足を抱えて
床を転がる。
補佐官や同室の兵士が助けに
入るが、
今度は倒れた兵士の両腕から
柱が伸びて彼らの頭を飲み込んだ。
すると、呑まれた兵士たちも
凄まじい悲鳴をあげたが、
そのまま倒れた以降は
何も話さなくなった。
次々と生えた謎の柱を見て、
ようやく彼らはこれが罠だと気づいた。
読んでいただきありがとうございます。
今後も掲載する予定です。
ブックマーク、評価、感想を
どうぞよろしくお願いします。




