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魔法・魔術は原則として
どれも武器としては
破格の攻撃力を持っている。
そのため、お互いの相性が
重要になってくる。
相性が良ければ実力が
同程度の相手でも容易に倒せる上、
極端にいえば格上の相手を
完封することも可能である。
この世界の戦闘において
相手に自分の魔法を教えることは
最大級のハンデとなっていた。
「なんの犠牲も出さずに
相手の情報を知れるなら、
こんな大手がらはないわよね?」
ヒメとしてはこれ以上、
犠牲を出すつもりはなかった。
一度は失敗した交渉を、
今度は成功させようとしていた。
「ダメだ。その話を信用できる根拠がない」
「だったら勝手にこちらの情報を
提供するわ。それを聞いた上で
今の話を考えて直してくれる?」
まだ疑ってはいるのだろう。
ヒメと話をしていた兵士が
半信半疑で頷いた。
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