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襲来_6
国境を守る砦から空を見ていた兵士は、
最初に鳥かと思っていた。
それがぐんぐん近づいてきて
人間大の何かだと気づいた。
急いで警鐘を鳴らす。
「退避! 退避ー!」
それを聞いて何人が逃げられただろうか。
謎の飛行物体が砦を貫いた。
砦は崩壊し、数人が地面に叩き落とされる。
飛行物体は近隣の畑に墜落し、
巨大な窪みを作った。
立ち上る土煙を兵士や住民が囲む。
「おい、何か動いたぞ」
煙の中で人影が動いた。
どうするべきか悩んでいると
「全員、その場を動くな!」
と、命令された。
誰かも分からない命令に驚いて
身を固めているうちに、
2つ目の飛行物体が落ちてくる。
2つの何かが衝突して、
破片が飛び散ると思っていた。
しかし、飛んできた物は煙だけで
中に何があったかを明らかにする。
「なっ!?」
窪みの中心には男が立っており、
その三倍は大きい隕石を
片手で受け止めていた。
「やはりうまくいかんなぁ」
未だかつてされたことのない登場の方法に
連合国民は呆気にとられていた。
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