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紅蓮_3

負傷しながらもラントには

まだ十分余裕があった。

敵の王子も、爆発で多少の汚れが付いたが

健在である。

先に動いたのは王子だった。

まっすぐラントへ向かう。

そして、何もせず立ち止まった。

「何のつもりだ」

わざわざ近づいて攻撃を待つ相手に

望み通り拳をあげた。

しかし当たらない。

攻撃は空振りして、地面を抉るだけだ。

それから何度もラントは仕掛け、町を破壊し続けるが、

王子本体にはかすりもしない。

「見切っているな」

ついには背後を取られ、短刀で切りつけられた。

ラントの尋常離れした肉体では大きなダメージにはならない。

その油断を突かれた。

「ぬおっ!?」

何度目かの王子からの攻撃で

初撃と同じ爆発がラントの体を焼いた。

威力は特別大きくないが、

間違いなくラントへの有効打を与えた。

「強いな。お前が特別強いのか?

それとも連合国の魔術師はこれが普通なのか?」

「僕は魔術師じゃない」

「あん?」

「僕たちは≪魔法使い≫だ」

「知るか! 言葉の違いが分からん」

王子へのつっこみの意も混じった攻撃は

また爆発のカウンターに跳ね返された。

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