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解術師_2
男は満足気に指を指した。
「おい解術士。
お前は今日から『アイサ』と名乗れ」
「私、そんな名前じゃないんですが」
「いいや。俺がそっちの方が呼びやすいから
そうしろ。男なら『レン』。
お前は女だから『アイサ』だ」
名前を変えられた解術士から
布が滑り落ちて隠れていた女の体が
あらわになった。
裸を見せ合う男女ではあるが
どちらも恥ずかしいと思うことはなく
たんたんと会話が続く。
「さて、アイサ。お前の知っていることを
全て教えろ」
「はい」
アイサは言われるまま、
男に話した。




