表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/301

試練_1

「状況、開始!」

号令が上がり、兵士たちが進行する。

それは離れた砦からも見えており、

ラントは悠然と眺めていた。

「予想より早い。まずは良し」

四方の壁と天井を破壊して、

ラントが奪い取った部屋は明け透けになっていた。

通信で見せたままの姿で

ラントはそばに立つアイサとヒメに語った。

「軍隊とはすなわち戦う群れ。

たとえ一騎当千の兵だけで構成させても、

群れにすることでその質は下がる。

これも時代で変わらんだろう」

王国で戦った魔術師一人と

連合国内で戦った砦二つ分の戦力。

象表と精鋭の違いはあっても

純粋な戦力としては後者が上のはずだった。

けれど、明らかに苦戦した方は前者。

その原因は『集団にいる安心』という、

はっきり言えば油断だ。

「群れとしての質、純度を上げる方法は二つ。

危機感を持たせるか、間引くか。さて……」

ラントが軽く手を開いた。

それだけで地鳴りが響いた。

「何人生き残ってくれるかな?」

立ち向かってくれる敵へ

ささやかな贈り物が出来上がる。

読んでいただきありがとうございます。


今後も掲載する予定です。


ブックマーク、評価、感想を

どうぞよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ