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準備_3

「戦うことこそ俺の全て。

それ以外のことを

俺は一切するつもりもない。

他の何を犠牲にしても

己が懸けたものに殉じる。

そうあるべきと思うし、

他の者もそうであるべきだと

俺は強要する」

ラントはヒメを見下ろしながら

すっと立ち上がる。

「ゆえに。お前のような

花畑のような頭をしている者は

俺が変えた世界では

まず生き残れない。

俺に復讐する以前の話だ。

そろそろアイサ(これ)の準備も

出来た頃合いだからな」

ラントは壁の隅にずっと立っていた

魔術師(解術士)のアイサの頭を

ぽんぽんと叩いた。

「それは一体どういうことなの?」

問いかけるヒメに

ラントは白い歯を見せて笑った。

「楽しみは取っておくものだ」


ほどなくして世界の命運をかけた

ラントと連合国との戦が始まった。

読んでいただきありがとうございます。


今後も掲載する予定です。


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