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準備_2
ラントは足を乗せていた机を
そのまま縦に割り、ヒメに迫った。
ヒメはとっさに防御の姿勢を取ったが、
そんなこともお構い無しに
ラントは襟首を掴んで壁に投げつけた。
背中から壁に激突し、体内の空気を
吐き出されるヒメだが、
平然と大量殺人をしてのけた男にしては
かなり優しい仕打ちだった。
「お前も覚悟が足りないみたいだな。
捕虜にされたのにお前自身に
何もしてないからそう思ったのか?
それはただ興味がないからだ」
全ては自分が良い戦いをするために。
戦闘狂は倒れたヒメの体を
しゃがんで見下ろした。
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