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建人

 突然木々の間から現れた少年は嬉しそうにソフィの前へやって来た。

「ソフィ様!」


 それを見たソフィは呆れ顔になってため息をついた。

「建人......あなたまた道に迷ったのね?だから森の奥には入らないように言っておいたのに......」

 ソフィの前に現れた男の子は照れくさそうに頭を掻いている。それにともなって頭についた葉っぱがひらひらと落ちた。

「目印はしたはずなんですけど、見失ってしまいまして......。あれ?今日は1人じゃないんですね。それにいつもの服じゃない?」

 建人は顔をまじまじと見つめる麻李と呆れ顔のソフィを見比べて言う。


「あなた、あの建人?......いえ、あり得ないわ。建人は引っ越したはず。こんなところにいるはずないわ。じろじろ見て申し訳ないわね、人違いよ」

 麻李はぶつぶつと呟いた。それを見たソフィは不思議そうに首を傾げていた。


「そうだ、建人。これから闇の国に行くのだけど、一緒に行く?一度見てみたいと言っていたわよね」

「もちろんです、ソフィ様!ご一緒させてください!」


「麻李も良いかしら?建人がついてくるけれど。」

 ソフィがそう言って麻李に視線を向けると、建人はハッとしたように目を見開いた。

「麻李なのか?僕の幼なじみの......麻李?

 やっぱり麻李だ!久しぶりだね。あ、僕は3年前からここにでソフィ様に面倒見て貰ってるんだ!」

「でも、建人は引っ越したって......」

 麻李が動揺しているとソフィが間に入った。


「初めから説明してちょうだい?あなた達は知り合いなの?」

 麻李と建人は揃って頷く。

「私と建人、それから麻弥は幼なじみなんです」

初めまして、私はソフィ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] メルヘンですね。世界観がしっかりしている印象です。 [一言] 連載頑張って下さい。
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