表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/2

序章

暇を見つけて書いていくので適当に見てください。

ここは日本とは違う異世界。

魔法も勇者もチート能力も何でもありのそんな世界だ。

数年前にトラックに轢かれたと思ったらこっちに来てた。

そして気が付くと人にチート能力を授けられるという力を持っていた。


そしてここは異世界の映画館、俺は館長。シンプルな部屋の中にある黒くて高そうな椅子に座って新聞を読んでる。そんなことをしていると日夜を問わず見知らぬ人物が英雄となるためにやってくる。


大抵は金額を告げると去っていくのだが、中に面白いやつがいてそれでもいいというやつがいる。

そういうやつに俺は、能力を与えてみる。条件をつけて。


一つは冒険をしてくること。

二つ目はその映像を撮らせること。


何故こんな条件をつけるのかと言えばそれは俺が働きたくないからだ。


俺自身は家から一歩も出ずにエンターテイメントショーが繰り広げられるさまを見物できるし、映像を映画として流せば儲かる。夢にまで見た働かずに面白おかしく生きていく暮らし。


今日もまたひとりやってきた。


なんでも異世界からやってきた人物らしい。

全くどうなっているんだこの世界は波間に押し寄せるゴミのように漂流してくるなんて。

ああ、そんなことはどうでもいいか。


「いらっしゃいうちは高いよカネがないなら帰りな」


「そんな!?それは困る。俺はなんの能力もないままこの世界に飛ばされてしまったんだぞ」


「それはそれはかわいそうに。だけど世の中にはどうりってものがございましてね商品に見合った対価をお支払いいただけないんだったら帰りたまえよ。」


「頼む!なんでもするから!」


真剣な面持ちで俺に話しかけてくる


「うーんどうしようかな~」


「お願いします!!!」


今度は土下座して頼んできた。


「仕方がない。漂流者のよしみだ。条件付きで能力を授けてあげよう」


「本当ですか?ありがとうございます!!!」


「特別だよこんなことないんだからね」


「それで条件というのは?」


「うん。簡単に言えばくっそ難しい難易度のクエストを受けてもらう。僕のところにはギルドから一般人にはとてもできないようなクエストをわたしてもらえるように頼んでいる。」


「なるほど」


「まず契約金を君にあげよう。そして達成した暁にはチート能力を授けた料金も含めて報酬の8割をもらう。この条件が飲めるかい?」


「わかった」


「そして条件がもう一つある。知っていると思うけど僕は映画館を運営していてね君の活躍を映画にして公開したいんだ。だから映像魔法で君の記録をとる。そこをりょうかいしてくれ」


「もちろんOKだ」


「さぁ!それじゃあ君に能力を授けよう!手を出し給え!」


「はい!」


「職業の神よ、古の化身よ、この者の深くに眠るその才能を目覚めさせたまえ」


チート能力付与ハローワーカー

あたりに黒い煙が立ち込めた後、手から稲妻が走り目の前の男の体が光りだす。


「あれ、何もおこらないぞ?」


「何を言っている?もうお前の能力は目覚めた。俺が鑑定してやろう」


鑑定!


ヤマトの能力

筋力D

耐久E

敏捷D

魔力C

幸運D

スキルEx

召喚サモン:伝説の宇宙戦艦

巨大な戦艦を召喚し全てを破壊する極大ビームを放つ。

その威力は天を裂き海を割り大地を砕く。あるいは、星を一つ滅ぼし得る可能性をもつ。


「ふむ、どうやらお前は召喚師のようだな。しかし、召喚するものがとんでもないな!戦艦というだけでも珍しいが、星を滅ぼすほどというのは今までに聞いたことがないぞ。俺が見た中では最強の破壊力をもつスキルだ」


「やったぞこれでもう何も怖くない!」


「それじゃあ頼んだぞ約束どうり映像魔法をつける。オリジナル魔法発動!」


”REC”


「さて本題に入ろう。君のような人のために作られたクエストだよく熟読したまえ」


クエスト:邪神の討滅または封印 


俺達の国に邪神が現れた。

黒いやつと赤いやつだ。

まず黒いやつが国の隅々まで炭のように真っ黒にした。

次に赤いやつが発光すると国が丸ごと燃えた。

炎が収まるまでに日が何回沈んだろうか――

このままでは、世界中の国が滅んでしまう。

どうか、奴らを倒してくれ。

邪神2体の討滅または封印をお願いしたい。


依頼主:亡国のギルドマスター

推奨難易度:SSS【詳細不明につきこれを超える可能性アリ】

受注条件:英雄または勇者または大賢者クラスの力を持つもの

報酬:国またはそれに匹敵する品


「うっげ・・・・・・エグいなぁ。でも俺の能力ならきっと――行けるはずだ」

拳をぐっと握りしめた。


「あ、一応死んでも自己責任だよっていう例のアレを書いてくれ」


「あはは、まじでやばいやつだ・・・・・・」


書き終えた書類を受け取った。


「死なずに帰ってこいよ!いってよし!」


つづく



次回1週間以内には投稿したい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ