振り返ればすべて思い出
あたらしい道を歩き出す
それぞれの未来に向かって
大人になるにつれて
遠く離れた
家族を想う
友を想う
毎日のように笑い合って
無為に過ごした放課後に
友の尊さを知る
言葉を交わすことすら
疎ましいと避けた
母のありがたさを知る
近すぎた故に反発しあった
キョウダイの愛しさを知る
過ぎ去った日々は
こんなにも美しく輝く
これから歩く未来もまた
振り返れば強く
煌いていることだろう
そう信じてみれば
進む未知なる明日も
顔を上げて 歩ける気がするのだ