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旧作品群

カキゴオリ


 かき氷を食べてなんか無性に書きたくなってしまって……。


 お騒がせします。





 我が家には、『しろくまくんかき氷機』という可愛らしいかき氷を作る機械があります。


 本日は、体感で35℃を超える猛暑。


 学校で陸上部に所属してる私は、今日もグラウンドを駆けずり回ってました。


 それはもう、走っている私を見て担任の先生が私のことを見て、私の正気を疑ったくらいに。


 分かってます。


 冗談ですよね?


 ……ねえ、冗談ですよね!?


 とまあ、こんなことがありまして。


 何が言いたいのかというと、暑かったわけです。


 そこで思い出したのです。


 家にかき氷作る機械あったなー、と。


 よし作ろう早速作ろう。


 しろくまくんの形をしたカキ氷製造機の頭の部分を取り外し、氷を投入。


 欲張ってちょっと多めに入れちゃいました。


 というか、しろくまくんの頭だけがキャストオフされている状態って結構シュールでした。


 そう思うとイチゴシロップの赤が血の…………。


 気にしない!


 私は気にしないぞ!


 と、誰に向かってかわからない決意を呟きつつしろくまくんの頭頂部から生えるグリップを握り氷の掘削作業を開始します。


 ゴリゴリと。執拗なまでにゴリゴリと。


 しろくまくんの脳内をかき回すように……。


 ゲホン。


 ちょっと氷を多く入れすぎちゃいました。


 用意したお皿から溢れ出るかの如く氷山が突き立っています。


 まだ氷はしろくまくん内部に残されています。


 さきにイチゴシロップをかけ少し氷の体積を減らします。


 その上からまたゴリゴリと。


 やっと氷がなくなったので、イチゴシロップを投下。


 私は甘いものが好きです。


 でも、ちょっとかけすぎちゃいました。


 しかしそんなこと気にするかー! と天に吠え、練乳も投下します。


 よく冷えたスプーンを握り込み、無造作にかき氷をすくい上げて口に運ぶ。


 それをひと思いにぱくりと。


 ……うん、美味しい!








 よく考えたら、しろくまくんの体内から出てきた赤い物体(イチゴシロップonかき氷のことです)ってなんか、ね?


 食べてるときに思わなくってよかったです。


 ブルーハワイって結局何味なのか私にはわかりません。


 でも美味しいからよし!



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― 新着の感想 ―
[一言] こっちまでカキ氷が食べたくなりました! どうしてくれるんですか!笑 短い間ですがとても楽しめました。 これからも執筆の方、頑張ってください。
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