第一話 怪人系女子
友人からアドバイスをいただきながら執筆しました。ありがたいことに「第1話として完璧」との評価をもらえたので、ぜひ皆さまにも読んでいただきたく、本サイトに投稿いたします。
※独自の文体で書いているため、読みにくい部分があるかもしれませんが、楽しんでいただければ幸いです。
人類 VS 怪人
ーー都会の中心ーー
ウィイイイイン
〇〇地区に怪人が現れました、
今から指名されるヒーローは、直ちに現場に向かってください。
ヒーローランク47位〇〇
17位〇〇、、、
(???)
よし、、、いくか。
ーーー現場ーーーー
*道路、建物などあらゆるものが破壊されている
*重傷者、軽傷者がそこら中に溢れていた。
*見ると、大量の怪人が街を占拠していた。
*1人の怪人が拡声器を持って叫ぶ。
(怪人)
さぁさ!!
愚かな人類の皆様、、!!
喜ばしいことに、ここら一帯は、我々「人類滅亡カンパニー」が占拠致しました!!
これより始まるのは、粛清の時間です!!
人類の皆様、、最高の悲鳴をご準備ください!!
*怪人はエネルギー弾を装填する。
人類!!粛清!!
人類!!粛清!!
キュイイイイン
(倒れた人)
嫌だ、、死にたくない、、
助けて!!!ヒーロー!!
ーーーーーーーー
(倒れた人)
、、、え、、、
*ハートのクッションに人々は守られていた。
(???)
大丈夫ですよ!
私がなんとかしますから
*きらびやかなフリルを身にまとった魔法少女がそこにいた。
(魔法少女)
怪人さん!!
これ以上のいたずらは許しません!!
*後ろに大量ヒーローたちが駆けつけていた。
(人々)
みろ!!ヒーローが駆けつけてくれたぞ!
これで助かった!!
ウォオオオ!!
(怪人)
全く騒がしい、、
ヒーローが来たから、一体なんだと言うのですか、、
怪人の皆様、、、あなた方の本気を見せてやりなさい!、
ウォオオオオ!!!
ーーー街中ーーー
(魔法少女)
「マジカル☆ビーム!!」
(怪人)
「ぐわああああ!!」
*中古ショップの外のテレビに、戦闘が中継されていた。
(???)
は、、、
え、何その技、、
普通に可愛すぎるんですけど、、
ほんとやめてほしい
*テレビの前に、パーカーに全身をまとった女がいた。
*顔もよく見えない
(パーカーの女)
はぁ、、
やっぱ時代は魔法少女〇〇ちゃんだよなー、
てか、怪人も皆わかってねーよな、
人類は、勝手に不幸になってるのを見るのが一番なんですよ
直接手を下すなんて、つまんないじゃん
コツコツコツ、、
ピタ、、
*ガラス越しに魔法少女のぬいぐるみが置いてあった。
(???)
え、、
これ限定のぬいぐるみじゃん、、
普通にラッキーじゃね、、
ーーー店内ーーーー
ピッ
(店長)
563円です。
チャリン、、
(パーカーの女)
どーも。
コツコツ、、
*もう1人のバイトが奥から歩いてくる。
(バイト)
店長さん、、、
ちらっと見えたんすけど、
今の客、
もしかして怪人じゃないっすか、、?
馬鹿なことを言うな。
もしそうだったら、今頃俺らは襲われてることだろう。
だいたい、怪人がわざわざ人間のアイドルグッズなんて買うわけがないはずだ。
まぁそりゃ普通そうっすけど、、
ピタッ
*パーカーの女は入口の前で止まる。
(女)
はぁーー、、、
まーじで聞き捨てなんねー、
ふつーに何も分かって無さすぎじゃねー、、
コツコツコツコツ
*女はレジの前に来る
ドン
(店員)
ほう、、
何か用ですか?お客様
はぁ、、
人間さんたちってほんと分かってねーよな、
私たちにとっちゃ、
殺人とか1番時代遅れなんですけど(笑)
、、、、、、
*二人の間に沈黙が流れる。
(店長)
ほう、、、
今お前は、俺たちのことを
「人間さんたち」っていったのか。
これは一大事だ、
店の中に怪人が混じっているならば、
顧客は安心して買い物を楽しめない。
とっ捕まえて、ヒーローに対峙してもらわないといけないな。
あっ、、
やっべ、、
ーー店の外ーーー
*女は全力ダッシュで店長から逃げていた。
あぁーーー、、
やっべーー、、
ほんと何してんだろ、私、、
自分から怪人ってカミングアウトするとか、
意味わかんなくねー、、
もし捕まったら、そのまま人生終了だってのにさー、、
ガン、
ガン、
ガシャン
*町にある障害物をかいくぐり、その怪人は柵を飛び越えた。
(店長)
ち、、
身体能力には自信あったんだがな。
(バイト)
惜しかったっすね、、
ーーーーーー裏路地ーーーーー
(女)
はぁ、、、はぁ、、
あー良かった、、、
ほんと心臓に悪い、
ポンッ
*鏡を召喚し、それに入る
*異空間を通じて、異世界のような場所にたどり着く
ーー怪人界ーー
(女)
はーーー、、
何とか帰宅、、
どーせ、頑張って生きてもいい事なんてないのにさー、
ほんと頑張るよなー、私。
*女はパーカーのチャックを開ける。
口元だけ見えているが、
あまりにも人とは似つかわしくない、
まさしく「異形」だった。
ガチャ、、
ーーそこは女の部屋だった。壁と棚一面に魔法少女グッズが敷き詰められているーー
まぁ、
あの店員にはめっちゃ最悪な態度したけど、
でも表であんだけ怪人がドンパチやってるんだしねー。
あーいう風に思われても仕方ないんですけどね(笑)
*つみきは袋からグッズを取り出し、飾った
、、、、、、
は?え?
ビジュよくないですか?
ーー人類撲滅カンパニーーー
ー-会議室ーー
*「貫禄のある強面の怪人」が皆に語りかけていた。
(会長)
ホーッホッホ!!
我らが、人類滅亡カンパニーの諸君、
本日の人類侵攻も、非常にご苦労じゃったのう!!
それではお待ちかね、、結果発表の時間じゃ!!
本日!!第5000回目、人類侵攻の結果、
我々怪人サイドは、、
ドュルルルルルル
パァン!!
惨・敗!!
ホッホーウ!!
今回で記念すべき、4000回連続の惨敗じゃ!
良かったのう!!皆の予想が当たったんじゃ!!
パチパチパチパチ
(社員の1人)
いやー、日に日に人類に勝てなくなってきますね!!!
もう終わりですよ!!
終わり!!
(会長)
さて、このように少しずつ我々の栄光が途絶えつつある現状じゃが、、
ここで生じるのが、ひとつの問いじゃよ。
今後、怪人がどういう状態になれば、
全盛期を取り戻すことができるんじゃろうか?
人事担当の「ペルシア君」。
答えてみなさい。
ガタン
*長身で青髪の「人型の怪人」が席を立つ。
(ペルシア)
、、、、、ちっ、
至極簡単な質問だな、、
人類より先に、ボンクラの怪人共が消え、
怪人全体の意識改革が起こりゃいい、、
そんだけだ、
(会長)
その通り!
流石は我が社期待のエース、
優秀じゃのう!!
皆の者、ペルシア君に拍手を!!
(会場)
わーー!!偉いぞー!!
パチパチパチパチ
(会長)
ということで、我が社は大きな方針転換を行い、
今後はペルシア君を中心に怪人社会全体の質を高めていく事に注力する!!
異論は無いな!!
(ペルシア)
、、、、
光栄だ、
この俺が怪人を全員恐怖のどん底に突き落としてやる、、
ーーエントランスーー
*受付に向かって、「ポップコーンの形をした怪人」が歩いて行った。
(殺人ポップコーン)
こんにちは
本日、説明会を予約していた怪人の、
「殺人ポップコーン」です
(受付)
あらー、
殺人ポップコーン様ですねー?
お待ちしておりましたー
それでは説明会、会場内でお待ちくださーい
ガチャ、、
*会場の中心には円をなすテーブルが一つ。
*様々な怪人が輪を作って座っていた。
*ある怪人は筋トレをしており、
ある怪人は机の角を舐めまわしている、
とにかくみんな好き放題といった印象だった
(殺人ポップコーン)
(はぁ、、全く皆さん行儀が悪いな、
僕は気をつけなきゃ。
唯一まともそうな人は、、彼だな)
ガタッ
(殺人ポップコーン)
お隣失礼致します
、、、、
あの、失礼ですが
本日ってスーツ着用で合ってますよね?
*隣の怪人に風貌はあまりにも厳つく、鬼の顔にピンクのTシャツを着ていた。
*その怪人は酷く脅えている様子だった。
ガタガタガタガタ、、、
(怯える怪人)
、、今日はスーツ着用で合ってる、、
だが俺は愚かにも私服で来ちまった訳だ、、
ついてねぇぜ、、
ふーん、、
まぁ、そんなに怯えなくても大丈夫じゃないですかね?
たかだか説明会ですし、
選考結果に影響は無いです
もっと堂々とするべきですよ
はは、、
、、何も分かっていないな、、
あんな恐ろしいもんを見ちまったんだ、
怯えるに決まってるさ、、
俺は今日、「人事」に殺される、、
恐らくな、、
ん、、、?
バァン
*ペルシアが入ってくる。
バタンっ
*だが彼はその場で気を失った
(怪人達)
ザワザワ、、、
なんだなんだ、、?
*ペルシアは目を覚ます
(ペルシア)
、、、、
あーくっそ、、
何秒間、気を失ってたんだ、、、?
畜生、、
*ペルシアは立ち上がった
、、、、
てめぇらうっせーぞ。
外にも聞こえてんだぜ、
ガタッ
、、、、ちっ
舐めてんなぁ、
本日、この説明会の人事を担当する、、
ペルシアだ、、
俺の下に着いたら運の尽き、、
これ以降一切の舐めた行動したら潰されると思え、、
ギロッ
ガタタッ
*その瞬間、好き放題していた怪人たちは一斉に背筋を伸ばして着席した。
(殺人ポップコーン)
(なるほど、
確かに凄まじい圧力だ、、)
あ゛、、?
ちょっと待て、
*ペルシアは怯える怪人に目が止まり、目の前まで歩いていく。
ガシッ
、、、、
てめぇ、、
なんだこの服、
何処で買った奴だ、言ってみろ。
あーっ、、、
えっと、、
ゆ、、ユニピロです、、、
、、、、
あーそうか、、
ちっ、、
ぶん殴りてぇ、、
(最高にイカした服じゃねぇか、、
いいセンスしてんなぁ、、)
*そう言ってペルシアは壇上に戻った
(怯える怪人)
た、、、助かった、、
命拾いした、、らしい、、
(殺人ポップコーン)
(うーん、
確かに怖い人だ、、
これは気を引き締めないと、、)
(ペルシア)
見ての通り、今の俺は格別にに虫の居所が悪ぃ、、
なんせ睡眠時間が1時間しかねえからな、、
頭痛もするし、吐き気も止まんねぇ、、
だから手短にいくぜ、、
*ペルシアはスライドを表示し、口を開く
俺たちの歴史ってのは、、
いつもクソ人類共に虐げられてきた歴史だ、
俺たち怪人にとっちゃ、
人類は常に潰すべき対象だ
俺達はそれを遂行する生まれてきた、、
これは常識ってやつだよな、、
だがよ、、
昨今の怪人共には深刻な傾向が見られてんだ、、
*ペルシアはアンケートの結果を出した
人類を殺したいと思う 70%
人類と仲良くしたいと思う 30%
(ペルシア)
30%、、
恐ろしい数字だ、
俺は耐えらんねぇ、
*会場に怪人の街頭インタビューが流れ始めた
「人類?もちろん大好きさ!!
オイラは、人類を見ると気持ちよくなれる体質なんだ!
キモチェーーーッッ!!」
「人類はみんな妹みたいなものですからね、
だから優しく、この手で包み込んであげなきゃいけません、」
*映像が終わった
これが今の怪人どもの現状だ、、
くそが、ふざけてんなぁ、、
こいつが、社会問題となっている、
若者の「〇人離れ」ってやつだ、、
だからうちは、
この問題に対策すべく、
新たな部署を設置した、、
ガァン!!
その名も「ゆとり滅亡委員会」だ、、!
誇りを失い、、
この社会を舐め腐ったクソ怪人共を、、容赦なくぶっ潰すことが出来る、、
まさに最先端の組織だぜ、、
*ペルシアは1呼吸置く。
てめぇら、、
うちを志望してんだったらよ、
まさか、「人類に加担したい」なんて舐めた考えを持ったクソはいねえよな。
*ペルシアは拳を構える
コクコクコク
*会場の怪人たちは全力で頷く
上出来だ、
てめぇらは、最高にイカしたな精神を持っている、、
バァン!!
だったらてめぇらは今すぐこの委員会に入れ、、
この会場に居る者、、
全員もれなく内定だ、、!
くそが、、
ーー家ーー
*ペルシアは部屋の前に立っていた
コンコン、、、
帰ったぜ、、
つみき。
*部屋の中から声が聞こえる
*さっきのパーカーの女怪人の声だった、
(つみき)
は、、、!?
ちょっと待って、もう帰ってきたの!?
待って!!開けんじゃねーー!
、、、ダメだ。
容赦なく開けさせてもらうぜ、、
ガチャッ
(ペルシア)
、、、、、、、相変わらず、すげぇグッズの量だな、
幼少の怪人の中には、
ごく稀に人間のヒーローに憧れる奴がいるもんだ、
はぁ、、
開けんなって言ったのに、、
なんですか?いきなり入ってきて嫌味ですか?
人の好みにどうこういう気はねぇ、、
だがよ、
俺がなんの仕事で稼いでいるか、、
クソ人類共に加担した怪人どもを、俺がどうするつもりか、、
知らねぇ訳じゃねぇんだよな、、
あ、、?
知らねー。
てか、
私は一人でいるのが好きって、兄貴は知っているよなー、
あ、もしかして兄貴は人のプライベートとかあんまり分かんない方なんですかねー?(笑)
、、、、
すげーわかるぜ、
俺は一人の時間を邪魔されたら死ぬほど不快なタイプだ、、
だがな、、俺は仕事人である以前にてめぇの兄だ、
兄は妹を正しく導く義務があんだよ、、
ガシッ
このぬいぐるみ、、
何処で手に入れやがった、、言ってみろ、
さぁねー。
たまたまそこら辺に落ちてたんじゃね?
嘘つきやがって、
ゴミ箱にレシートが落ちてやがった、、
人間界に出向いた証拠だぜ、、
(つみき)
はぁ、、
うっぜーー、、、(笑)
*つみきはドアノブに手をかける
あーあ、
私気分悪くなったから、
散歩でもしてくるわ、
おい、
ちょっと待て、
まさか人間界に行く気じゃねぇだろうな、、
そんな事は俺が許さねぇぞ、、
さぁ、、
どうだろーね、、
てめぇ、、
学習してねぇのか、、
てめぇがそんだけ心を病んだのは、、
ヒーローどもから、あんな仕打ちを受けたからだろうが、、
今度死にかけても俺は助けてやんねぇぞ、、
はぁ、、、
私は窮屈な怪人界なんかで一生を終える気なんてねーんだよ。
仮に死んだとしてもそっちの方がマシなんじゃね?
ガチャッ
、、、、、、ちっ、、くそが、、
ーー外ーーー
はぁ、、
まーた兄貴にあんな態度しちゃったわ、、
いや、兄貴の立場も分かるんだけどさ、
私は人類とバチバチするなんて気分じゃないんだわ、、
多分、一生分かり合えねーんだろうなー、、
*つみきは前を向く
あー、てか、
こんな事で悩んでる場合じゃないんだった
今すぐグッズショップにダッシュしなきゃいけないじゃん、、
ーーーポップアップストアーーー
(つみき)
ひひ、、、
まさか雑誌の特典で、景品が当たるとはね、
この中から好きなグッズを選べるとか、、
普通に最高なんですけど、
*つみきが悩んでいると、
後ろから謎の女が話しかける。
(修道士)
ふふ、、、
魔法少女、、好きなんですか?
、、、は?
え、誰ですか、?
あなた、真剣な眼差しでグッズを眺めていました。
きっと、魔法少女を心から愛しているのでしょう。
*つみきは修道士の風貌を確認する。
はぁ、、、
別にそんなんじゃないですし、、、
あなたには関係ねーですよ、
*つみきはその場から離れようとする
分かりますよ、、
私も魔法少女が好きなんです、、
良かったら、、
私と語り合いませんか、、、?
、、、ふーーん。
バッ
*つみきは魔法少女の写真を見せる。
、、
この子。
今朝活躍していた子です。
ヒーローがビジュで媚び売るなってよく批判されてます。
あなたもどうせそうなんでしょ。
ふふ、
私は全てを知っています、、
この子、、、
今朝、新技を公表していましたよね、、
本当に素晴らしかったです、、
は、
え、嘘
知ってるの
待って、
センスありすぎなんですけど、、!!
ガッシ
*つみきは修道士をつかむ
え、あの
この子のどこが好きなんですか
この子が好きってことは
目が大きくて、化粧が薄い子が好きってことですよね
髪はロングで、
あと足は細すぎないほうがいいってことですよね、!
(修道士)
ふふふ、、
勿論、
私も同じ考えです、、
パッ
うわーー
え、すごい、
そうなんだー
えー?どうしよう
中々話しが合いそうじゃないですかー、貴方、
ひひ、
ふふ、とても光栄です、
ですが、それは本題じゃありません。
*修道士は耳打ちする。
貴方がこよなく愛しているこの子、、
実は、、元々あなたと同じ怪人だったんですよ、、
は、、、
*つみきは目を丸くする
いや、待って、
全然意味わかんない、
どーせ嘘でしょ、
いやてか、
今私が怪人とか言った?
そんなわけないじゃん(笑)
ふふ、、、
答えは、、神の力ですよ、、
じつはその子は、
神様に夢を叶えてもらい、
現在の素敵な容姿になったのですよ、、
*修道士は自身の身につけているキーホルダーを見せる
神の力は常に偉大です、、
私達は、この世の全ての神を信仰する宗教団体を結成しました、、
その方々も、元は我々の出身なのですよ、、
(確かに、
この子は同じキーホルダーずっとつけていた、、けど)
そう、、
つまり加入すれば、
貴方の夢も、もしかしたら叶うかも、、、
はぁ、
まぁ悪いですけど、そこら辺の上手い話はもう信じないって決めたんで。
そもそも、
私の夢は人間界に住むこと。
それくらい自分でなんとかしますよ、、
ふふ、、
違いますよ、
*修道士は耳元でささやく
あなたの本当の夢は、、、
この子みたいな可愛い容姿を手に入れることです、、
あっ、、、、、
*女はチラシを渡す。
集会の集合場所が書いてある
あなたが夢に向かって一歩踏み出すのを、、
私は楽しみに待っていますよ、、
*その瞬間、修道士は消えた
消えた!?
、、、、、、、
(あいつ、まじでなんなの
なんで全部知ってるの、
まさか、
本当に私も美少女になれる?
いや、怪しすぎでしょー
どーせ、金儲けかなんかを企んでるわけでしょ、
こんなとこ、行くわけ、)
ーー集合場所、公園ーー
(つみき)
ま、
様子だけなら見てもいいだろー、
そんくらいはいいよな、別に
*つみきは辺りを見渡す。
*いろんな人が集まっているが、中には怪人らしき人も居た。
(怪人らしき人)
あぁ、、
神の力を研究し始めて20年、、、
ついに、私は、、本物を拝むことができるのです、、!!
(つみき)
(はー、
正気の無さそうな奴らが集まってんなぁ
怪人らしき人影もちらほらいるし、、)
*魔法少女の人形を握りしめる
ま、、
別にどうなっても構わねーか。
*修道士は淡々と語っていた。
(修道士)
現在2人の神様が我々の世界に降臨なさっています。
つまり、神様に夢を叶えて頂けるチャンスは、今しかないのです、、
*観客のうちの一人
漢気のある女性が口を開く
(女性)
あー、
とりあえず、神様に会いに行けばいいってのは分かった、、
だがなんだ、、
この目の前に拡がってる地獄は、、
*さっきまでは穏やかな公園だったはずなのに、
気付けば市街戦の起こっている戦場になっていた。
空から爆撃が降ってきたり、大地が揺れ、地雷が破裂するなど、まさに地獄だった。
(修道士)
分かります、、
怖いですよね、、
神様の能力の1つとして、、
一定の区域の「平和」を自身の周囲に凝縮することが出来ます、、
ですが、その代償として、
その周辺にはあらゆる厄災が降り注ぐことになります、、
ドォオオオン
*女の元に爆撃が落ちてくるが、女はシールドを貼り無傷だった。
(修道士)
、、このように、
この地を降り注ぐ厄災に、一定の法則は無く、全てを捌ききることはもはや不可能に等しいのです、、
(女性)
あー理解、、
これを乗り越えたら、
神様に何でも夢を叶えてもらえる、、
って事だよな、、
その通りです、、
ですが、死ぬ確率は9割以上でしょうね、、
(つみき)
はぁー
やっぱりね
*つみきは笑い出す
あーもう!!
ほんと、ばっか馬鹿しいなー!!
夢叶えるために命を落とすんじゃ、
それこそ無意味じゃないですか?(笑)
普通に超絶却下なんですけど
*つみきは背を向ける
もともとそんなうまい話、
あるわけないと思ってたんだわ、
こーんな危ない所は、
さっさと退散するしかねーよな
*漢気のある女は口を開く。
(女性)
いいや、、
俺はやるぜ
(つみき)
は、、、?
待って、
お前マジで言ってんの、、、、?
俺には、、
世界中の貧しい人を救うという使命がある。
その為なら、この身なんて幾らでも捧げてやるぜ
(観客)
俺もだ!!
俺もやるぞー!!
うぉおおおお!!!
(つみき)
ち、
あーあ、
くっそ馬鹿どもがよ
ーーーーーつみきを除く、そこにいたメンバーは一斉に神の元へ向かったーーーーーー
ーーしかし、15分後ーー
*空間はまた変化し、そこは気付いたら豪華客船の上だった。
墜落してきたヘリコプターの残骸がある。
*漢気のある女性は、廃材の下敷きになり、、動けなくなっていた。
(女性)
ま、、ずい、
前にいた奴ら、、元軍隊所属のエリートだよな、
そんなヤツらが全員死んだのか、
このままじゃ俺は、、
*空から女に向けて車が降ってくる。
うわぁ、、、
い、、嫌だ
ごめんなさい!!
やっぱり死にたくないです!!
バッ
ガシャアアアアン
*つみきが現れ、落ちてきた車を片手で抑えていた、
(女性)
えっ、!?
はっ、!?
お、お前、落ちてくる車を片手で、!?
(つみき)
痛った、、、
くっそ、てがじんじんする、、、
*車をぶん投げた。
バシャアアァン
(つみき)
はぁ、
あんだけ言ったのに
どいつもこいつも、知能がたりねーんだよな、
*つみきは冷ややかな目をしていた。
(女性)
あ、えっと、
助かった、
ありがとう
だが、もしかしてお前、
人間じゃないのか、、?
、、、、、ふっ
*つみきは女の顔を見て爆笑する。
ぎゃはは!!
いやー、
こんだけ醜態さらして、、よくかっこつけていますねー
てか何?さっきの姿。
最初は「この身なんて捧げてやらぁ」とか言ってた癖に?
急に怖くなっちゃったんですかね?
かわいいですねえ(笑)
、、、、、、
ちょっとしくじっただけだ、
別に、普段はもっとうまくいってたし、
*つみきは廃材をどかす
キュイイイイン✨✨✨✨✨
*つみきはピースを額に当てる。
(つみき)
何とかなれ、
ブォォォォン✨️✨️✨️
*奥から光るタクシーが現れ、女を乗せる。
(女性)
わ!
な、なんだよこれ、
シッ
*つみきは女の顔の目の前で人差し指を立てる
とりあえず、
私が怪人って言いうのは内緒ね。
そんなに臆病なんだったら、
お家に帰って、のんびりミルクでも飲んでるのがいいんじゃね?
そんじゃ。
キイイイイン!!
*女は光の中に包まれ、どこかに消えた。
さってと、、
とりあえずあの子は、安全な場所に帰還したはず。
ん、?
*つみきは奥の方に耳を済ませる。
「助けて、、、」
はぁ、
助けを呼ぶ声、
それもさらに奥からだし、最悪。
ぶっちゃけ今のエリアでもだいぶ危険じゃね
*つみきは少し考える
はぁ、
まぁいいか、
別にどうなっても悲観することねぇよな。
さて、
人間たちの無様な顔でも拝みに行くか
*そう言ってつみきはすすんでいった。
ーー奥地ーー
(女性)
誰かぁぁぁあ!!!
助けてぇぇぇぇぇ!!
腕が!!
腕がちぎれちゃうーー!!
*高所でぶら下がっている女が居た。
(つみき)
うわやっば、
あんなとこにいるのね
ようやく見つけたけど、
*次のエリアは、地下鉄のようなものだった。
それも、重力がおかしく、上り坂のようになっている。
上から次々と高速の電車が降ってくると言った状態だった。
いや、
ここ通るのは流石にきびいだろ
だって当たったら即死じゃん、
コツコツコツ、、
(???)
ふん、、当たったら即死、、、か。
なるほどな。
*その時、全身スーツで、仮面を被った男が現れた。
(ヒーロー)
何も問題ない
ここは完璧である私の出番だな、
は、
ヒーローじゃん、
なんでこんな所に、
ふん、私の事務所に大量の救助依頼が来たからな、
素人であるお前に、ここは危ない。
せいぜい、
家でのんびりミルクでも飲んでいればいいるんだな
はぁ、、、?
めっちゃ、馬鹿にして来るじゃん。
お前、超絶むかつくわ
てか、
大体、こんな危ないエリア、
いくら自称プロのあなたでもいけるわけないですよねぇ(笑)
バッ
*ヒーローはいつの間にかそこにはいなかった。
なんと、落ちてくる電車から電車を乗り換えつつ、
女性を救出していた
(女性)
わっ、、、
(ヒーロー)
ふん、、問題ない、、、
タッ
*安全な鉄骨に女性を下ろした。
(女性)
びゃーー!!
あ、ありがとうぅうう、、!!
私、こんなに優しくされたの、初め、、
はっ!!!
いや、、、待って、
私なんかに優しくしてくれる人なんているわけない、、、
てことは、絶対罠だ!!
私を騙そうとしてるんだ!!
うわぁーーー!!
(ヒーロー)
なんだお前、騒々しいな、、
まぁとりあえず、ここで気長に待っていてくれ。
奥で用事を済ませたら直ぐに戻るからな。
(つみき)
はぁ、、、!?
いや、
そ、その動きは反則じゃん、、
何今の、
ふっ、
私は常に完璧なヒーローだ、、
完璧である私が、
この程度の仕掛けで断念すると思ったか、?
*ヒーローは何か小さな証明書を取り出す。
(つみき)
そ、それは、「電車渡り検定、一級」の証明証、
こんな時のために資格を取っておいて正解だったわけだな、、
バッ
*そう言ってヒーローはさらなる奥へと進んでいった。
(つみき)
いや、
意味わかんないし、
凄すぎでしょ、
ヒーロー、
*つみきは少し安心した表情を向ける
ま
自称プロの方が向かったんだし、
ここは私の出る幕じゃないみたいだなー
私は
せいぜい身の丈にあった行動をしねーとな。
ーーとある場所ーー
*神秘的なビーチのような空間だった。
青髪の少女と、
鎧の亡霊のような老人が立っており、
どちらとも神だった。
(爺)
全く、、
お嬢様のわがままには付き合いきれませんな、、
下等な人間界に興味を示され、バカンスを希望するとは、、
*少女はビーチにある売り場のガラスに釘付けになる。
おい、爺。
あの、食べ物は、なんだ、
答えろ。
あれは、
確かかき氷でございます、
そうですね、食べると生ごみの味がします。
おすすめはしませんよ。
そう、なのか、、
ガチャ、キィ、、
*扉が開き、神秘的な空間にさっきのヒーローが現れる。
(ヒーロー)
ふむ、、
なんだここは、、、
(少女)
ん、、
人間、、?
ニョキッ
*ヒーローの前に、立ち入り禁止の看板が現れる。
(爺)
おい、、
止まれ、そこの愚かな人間。
ここから先は神域であるぞ、、
たかだか人間ごときが踏み込るのは、あまりにも無礼が過ぎるな、、
*ヒーローはあたりを見渡す
ふむ、
私はただ仕事をこなして進んでいたはずなんだが、
いつの間にか、神々のプライベートな空間に迷い込んでしまったらしい。
失礼だったな。
*ヒーローは背を向ける
(少女)
待て、人間。
*ヒーローの目の前に少女が現れる。
お前、ヒーローだろ。
どうして、ここにいる。答えろ。
ふん、
あくまで私は救助依頼をこなしていただけだ。
貴方に会うために、大勢の人が死にかけているからな。
え、、
なんで、?
ほう、
聞くところによると、
貴方の元にたどり着くと、なんでも夢をかなえてくれるという話だったはずが、
えっ、
えっ、
爺や、
それは本当なのか?
はぁ、、
全く何のことだかわかりませんな。
*3人の中を沈黙が流れる。
えっと、?
とりあえず、
よくぞここまでたどり着いた、褒めてやる。
お前の夢、何か叶えてやろうか、?
いいや、
すまないが結構だ。
私の夢はあなたには叶えられないからな。
えっ、
えっ、
そうか、、そうなのか、、
*少女は若干悲しそうな顔をする。
(少女)
まぁ、その、
そんなに、人が死んでいるのか、
流石に、気の毒だ、
何か、できる範囲でなら、叶えてやってもいい、
でも、流石にここまでは、来なくていい。
そうだな、「一番ヒーローしたものの、夢を叶えてやる。」
、、と伝えておこう。
*ヒーローは考えた
あぁ、それでお願いしよう、
(まぁ、一番ヒーローをしたものなら、人が死ぬことはないだろう、、)
(爺)
全く、、
これだからお嬢様のお人よしは、、
忠告しておきますがね、我々がこの次元にいられるのも、あと1時間が限界ですからね。
予約していたファーストクラスの旅客機には、30分前に乗車しなくては。
ーーー中華街のような空間ーーー
*つみきは、ぼろぼろの男を担いでいた。
(つみき)
もう助けを呼ぶ人は見つからないっぽいし、
君で最後みたいだね。
はぁ、
なんで私、こんなことしてんだろ、
(男)
いいや感謝だ、感謝、
まさかあの状況から生き残れるとは思わなかったぜ、、
あっそ、
ま、やられてく皆の顔は無様だったからね、
それが見れたのはよかったかな、
そうだな、
助けてくれた礼だ、、、
殺す前に俺の夢の話をしてやる、、、
、、、、、、、
え、なんて?
*男は胸元からナタを取り出した。
ーーーーーーーーーーーーーー
(つみき)
は、、、?
は、、、、?
*つみきは、切りつけられてそこにいた。
(つみき)
あ、、、はは、、、
え、、これ、何のドッキリ、、?
超痛いんですけど、、
*つみきの着ていたパーカーは切り裂かれる、
(男)
やっぱり怪人だったか。
気配でわかったぜ、、
バッ
(つみき)
(まっず、油断してた、
、、防、、、)
ザァン
(つみき)
かっは、、、
おいおい、、
こいつはどういうことだ、、、?
パーカーの中身、、元からボロボロじゃねぇか、、
心臓も向きだし、、
こんなので生きていれんのか?
くっそ、、見ん、、な、、、
ズズズ、、
*天から巨大で半透明な少女の顔が現れる。
(少女)
おい、そこの男、
さっきから何をしている、答えろ。
これはこれは、
我等が神様じゃねぇか、、、
あんたはさっき、ヒーローに最も近い者に、力を託すと言っていたよな?
だから、たった今凶悪な怪人を、
命からがら仕留めた所だぜ
*つみきの首根っこを捕まえる。
こいつは我々の世界で指名手配されていた怪人でよ、
今までで何人も、己の快楽のために人を殺してきた奴だ。
力こそ強大だがな、苦労して何とか制圧できたぜ
(つみき)
(は、、
待って、それって私の事、、、、?
1個も当てはまってねーよ、、
意味わかんねー、、)
(少女)
ほう、
本当に、
そうなのか、、?
(つみき)
かっ、、は、、、
(やっば、喉を、やられた、、、
喋れ、ない、、、)
*男は耳元で囁く
お前、
今に至るまで、ずっと人助けしてたよな、、
ってことは、この中で最もヒーローに近いのがお前だ。
だから、この後自由に行動させる訳にはいかねぇ、ここで仕留める。
(つみき)
あっ、、、は、、
そーいう、、こと、、?
じゃ、、
負け、、認め、、てんじゃん、、、
だっ、、さ、、、(笑)
(男)
お前は俺の命も救った、、よな。
だがな、俺は夢が叶わなかったらここで死んだっていい、
元々そういう覚悟でいんだよ。
ポイッ
*つみきを投げる。
感謝するぜ、怪人。
俺の夢のために死んでくれ
*鏡が召喚され、そこに光のエネルギー弾が充填される。
キュイイイイイン、、
*つみきはアイドルの人形を取り出す。
(つみき)
あーあ、
普通にダメっぽい、
私、、死ぬんだ、
*あらゆる言葉がフラッシュバックする。
「ま、仮にこの後死んだとしても、
このまま怪人ライフ満喫するよか、
マシなんじゃねー?」
まーいっか、
別にこういう体験ももう、
私は慣れっこだし、
別に、今更、、
*つみきは涙で顔を歪ませた。
(いや、
嘘だよ、、
嘘だよ、、!!
私、死にたくないよ、、
助けてよ、、
兄貴、、)
「もう人間界には行くんじゃねぇ、
次にヒーロー共に殺されかけても、俺はもう助けねぇぞ。」
(ヒーローか、
ヒーローはいつだって人間の味方、
私は怪人だし、
助けてくれないんだろうな、
でも、)
*つみきはか細い声で叫ぶ。
助、、けて、、
ヒーロー、、
ドォン
*2階の壁が破壊され、
さっきの、仮面のヒーローが現れる
(ヒーロー)
超次元型、、、
ビジネス兵器、、
第8号!!!
ガシャン、、
*ヒーローは背中の機械から双剣を取り出す。
「「「死払イ斬」」」
ガギイィィィン
*鏡から放たれるビームを跳ね返した。
(男)
な、、!?
まじかよ、、ビームって跳ね返せんのか、、?
(つみき)
あな、、
たは、、
ふん、
よく助けを呼んでくれたな。
そこは褒めてやろう。
まぁせいぜいそこで休んでいろ、
後は、、
私の出番だからな、、
*ヒーローは双剣をクルクルと回す
はっ、
まさか、、本来敵であるはずの怪人を守る奴がいるとは、
お前、、ヒーローだよな、、
だったら、お前も容赦なく排除させてもらうぜ、
夢を叶えるのは、俺でなきゃ行けないからな、、!!
*トランプを大量に召喚し、ヒーローを襲う
甘い!!!
ガキキキキキ
*トランプを全て弾きながら男の元までダッシュする。
なっ、、
速っ、、
ドゴォッ
*男を蹴り飛ばす。
ぐはぁっ!!
ガシャアン
(ヒーロー)
お前は人間だから殺しはしない、、
だがとりあえずは、しばらく留置所でお世話になって貰おう、、
クックックック、、、
いやぁ強え、強え、
そうだよな、
プロだもんなぁ、
やっぱプロには勝てねぇわな、
*男は立ち上がる
けどよ、俺は気付いちまったぜ、
どうやら、俺の夢はもう既に叶っちまっていたみたいだ、
*上着を脱ぐと、右腕にボタンのようなものが着いている。
とんでもねぇ物を見せてやるよ!!
スイッチONだぜ!!
カチッ
*眩い光と共にに、
巨大で、頭のない神の身体が現れる。
上半身が男の上に現れ、
下半身が男の下に現れた。
(ヒーロー)
神の、、紋章、、
(男)
はっはぁ!!!
ダァン!!
*地面に振り下ろすと、大地が十字に割れる。
おいおい、、見たか?
なんだよこの圧倒的な力、、
感謝するぜ、、神様よ!!
確かに貰い受けたぜ、、「最強の力」!!
(つみき)
え、、
なん、、で、、
どういう、、こと、
だって、、
タイムリミット、、1時間だった、、
はず、、
*空に巨大な爺の顔が浮かび上がる。
(爺)
愚かな人類の皆様方。
私はお嬢様からの伝言を伝えに参りました。
「人間ども、私はお腹を壊した。
だから、早めに切り上げて夢を叶えてやった。
感謝しろ。」
、、だそうです。
それでは、せいぜい良き人生を、、
*空中の爺の顔が消える。
(男)
夢が叶っちまった、、、
でも不思議だよなぁ、、未だに俺は満足できずにいる、、
やっぱ、実感がねぇからだよなぁ、、
この手で、恐怖で世界を支配するまでは、、!!
満足なんてできねぇよなぁ!!
ヒーロー!!
*ヒーローに向けて腕を構える。
(つみき)
最、、悪、、、
神、、様は、、、
あいつ、、なんかの、、
願いを、、叶えたの、、、
センス、無さすぎ、、
(ヒーロー)
もう喋るな。
傷口が広がるだけ無駄だ。
お前はただ、
私というプロに全て任せておけばいい、
*ヒーローは一歩踏み出す
バッ
*つみきはヒーローを後ろから止める
いや、、
いや、、
待ってよ、、
なんで、、
戦おうとするの、、
私、、聞いたし、、
あの人の、、夢は、、
最強の人類になること、、だって、、
いくらプロでも、、
そんな奴に、、
勝てるわけ、、
ねーじゃん、、、
*ヒーローはつみきの手を離す。
(ヒーロー)
問題ない。こうなることは全て想定済みだ。
まぁ、私もあまりリスクは負いたくない主義だが、
これも仕事だからな。
お前を救うという、依頼をただこなすだけだ。
ダッ
*ヒーローは、男の元に走る。
はっはぁ!!!
俺を止めて見せろよヒーロー!!!
俺は最強だ!!
*男もまたヒーローの元に走る。
ドゴォッ
ガキキキキキ
むっ、、
*ヒーローは防御をするが、吹き飛ばされる。
商店街が半壊する。
おいおい、、、
ぬるすぎるぜ、
気づいてねぇなら、親切に教えてやる、、
俺はまだ、空振りしかしてねぇ、、
だがそれだけでこの威力、、
当ててずともこの威力だ!!
パンパン
*ヒーローはホコリを振り払う
(ヒーロー)
ふむ、なるほどな。
圧倒的パワー!!!
だが、これはまだ序章に過ぎねえ!!
*男は十字を切ると、波動が生まれる
ご冥福の波動ッッ!!
ドンドンドン
*ヒーローは車、信号などを使ってパルクールで避ける。
はっ、すばしっこい上に、、
少しずつ距離を詰めてるな、、?
だが、それはまさしく愚者の所業!!
ドォン
*ヒーローが、中華街の門に手をかけた瞬間、
地面が全体大きく揺れ、門が倒れる。
体制を、、崩したな!!
悪いが次は当てるぞ!!
ヒーロー!!
*ヒーローは双剣で防御するが
無駄だァ!!!
これが、、最強の男の一撃だァ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*中華街は大半が崩壊しており、
ヒーローは壁にめり込んでいた。
双剣は折れ、仮面の光が消えていた。
(つみき)
やっ、、ぱり、、
無理、、
だって、、、
(男)
クックック!!
後世に語り継ぐべき、まさに偉業だ!
最強である俺に対し、お前はここまで耐えたんだからな!!
ふはははッッ!!!!
ガラ、、
*ヒーローは立ち上がった
(男)
なっ、、
(つみき)
えっ、、、
言っただろう、全て想定済みだと。
やれやれ、、新調したてのスーツなんだが、、
もう買い替え時だな。
*スーツをいじると、内側から粉々の光る破片が出てくる。
超次元型ビジネス兵器、第3号、、
アサインシールドだ、
内側に忍ばせておいて正解だったが、
これはもう使い物にならないな。
*ヒーローは手帳を取り出し、何かを書き始める。
(男)
クックック
悪いな、少し調子に乗りすぎちまった。
今の一撃はあまりにも強大で、戦意喪失させてもおかしくねえものだ。
次は手加減して殺してやるから、どうか許してくれ。
*ヒーローは手帳をしまう
(ヒーロー)
OK、大体分析できた。
それにしても、お前は本当に運がいいな
元はただの一般人であるに関わらず、
ここまで貴重な体験ができるのだからな。
あ、、、?
何の話だ?
ふん、
見せてやる、完璧である私の御業を、、
プロによる本気の戦いをな。
ガシャンガシャン
(ヒーロー)
超次元型ビジネス兵器、、第12号!!
出世・大金星砲!!!
はっ、大砲?
いいや無駄だ!!すぐに防御を、、、
ドォン
*砲台は地面に放たれた。辺りに土埃が舞う。
くっ、、目くらましか、、
なんだ、、やつは何処に!?
まさか!!
ダッ
*双剣を持ち、凄まじい速度で駆け抜けたヒーローが居た。
ガァン
っぶねぇ、、
その双剣、、刃を付け替えられる代物だとはな、
だが、あいにくだったな!!
この腕は自動防御システムも着いているらしい!!
、、、問題ない。
測定通り、関節部分には攻撃が通ったからな。
は!?
バラッ
*神の指が2本ほどいかれていた。
(男)
な、、なんで、、
なんで、俺の神の腕がやられてやがる、、
私の仮面の力だ、
先程は一撃をあえて喰らい、貴様の腕を一通り解析させて貰った、、
よって、弱点は全て丸わかりだ。
くそ!!そういう事じゃねぇんだよ!!
最強であるはずのこの腕が、たかだか人間ごときの力で壊れるはずがねぇ!!
そういう話をしてんだよ!!
ふん、
お前も哀れな存在だな、
ガシャン
*ヒーローは走りながら何かを取り出す。
第、、5号!!
(男)
くそ!!!
俺は認めねぇぞ!!
ブォン
アクロバティック・退社!!
*フックショットとワイヤーが建物を突き刺し、
ヒーローは縦横無尽に駆け巡る。
また、、消えやがった!!
くそ!!!
ガァン
*男は後ろから攻撃を食らう
くそ、、くそ、、くそ!!
どこだ!!ヒーロー!!!
ガァンガァン
*1本、また1本と神の指が削がれていく。
ぐ、、、
ぐあああああ!!!小賢しい!!
(つみき)
す、、ごい、、
ちゃんと、、押してる、、
でも、、
なんで、、
ズバァン
*遂に、神の両腕は関節ごと切られてしまった
(ヒーロー)
チェックメイトだ、
これで、
貴様は神の力を使えない、
な、、、
う、、そだ、、
理屈からして、こんな事はありえねぇ、、
ドサッ
*神の身体が消えた
(ヒーロー)
甘い、甘すぎるな、
完璧の人類が、
最強の人類ごときに負けると思ったのか
(男)
、、、、、
は、、、
意味がわかんねぇよ、、
哀れな話だ、自分たちの縋っていた存在が、
一体何者かも分かっていないとはな
*ヒーローは武器をしまう
まぁ、
実物を見なければ分からないのも無理はない。
貴様らが縋っていた神は、まだ生まれて3ヶ月とかそこらだ。
彼女は経験が浅く、己に秘められた力の使い方も分かっていない。
いわゆる、子神と言った類だ。
*ヒーローの仮面が光る。
まぁ結論から言おう、
そこら辺の神より、私の方が遥かに強い、
そういう訳だ。
ゾクッ、、、
(ヒーロー)
さて、
貴様程度ではもう私に勝つ手段は無くなった。
後はせいぜい大人しく、留置所まで同行するんだな。
ああそうだな、
だがやっぱプロはすげぇわ、
普通に戦っても、勝てるわけが無かった訳だ、
こりゃ参った。
*男は握手の体制をする。
、、、、んだよ、
握らねぇのか。
いや、、、
握るわけが無いだろう、、
貴様は私と友達にでもなったつもりなのか?
バッ
(男)
へっ!!隙有りっ
ドゴォッ
*男はナタを取り出したが、顔面にカウンターを食らう
ぐはぁっ!!!!
くそが!!
今日はつぐつぐ思い通りにいかねぇな!!
ジャキン
バッ
*男はよろけながらヒーローに襲いかかる。
(ヒーロー)
ふん、残念だがこの動きも想定済みだ。
すまないが、貴様を倒すマニュアルは完成している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*男は顔面に強烈な蹴りを喰らい、意識を失った。
ーーデパートーー
*爺がトイレの前で待っていた。
お嬢様!!
大丈夫ですか!!
あ゛ぁ、、、
大丈夫、だ、、
ちゃんと、、伝言、、つたえられただろうな、、
勿論です、
ふむ、そうですね。
帰り際にちらりと見えたのですが、
夢をさずかったあの男、、
例のヒーローと戦っている様子でしたな、、
あの、、男め、、
指名手配されている、、怪人を、、
倒したと言っていた、、
*神はパッドと指名手配リストを見せる
だが、、実際は、まやかしだった、、
なんとなく、、怪しかったからな、、
予め、自爆機能を、つけておいて、正解だった、、
*少女はスイッチを取り出す。
嘘つきは、、嫌いだ、、
さっさと、、死ね、、
カチッ、、、
ーーーーー中華街ーーーー
(ヒーロー)
ふむ、、
だいたいこれでいいだろう、、
*ヒーローはつみきに応急処置をしていた。
カアッッ
*突然、男の腕の神の紋章が光り出す
(男)
ぐ、、あああああああ!!!、
な、、なんだ、、
う、、腕が!!!!
(つみき)
え、、
え、、
何、、
(ヒーロー)
ふん、、なるほどな。
これは少し離れた方が良さそうだ。
(つみき)
わっ、、、
*つみきを抱き抱え、その場から立ち去る
(男)
な、、、んだ、、、
俺は、、俺は、、死ぬのか、、!?
嫌だ、、、死にたくない、、
こんな所で、、死んでたまるか!!!
死んで、、、たまるかあああぁ!!!
キンッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*つみきを抱え、走るヒーローの背中に、巨大な爆発が起こった。
(ヒーロー)
討伐による報酬、、0円、、
武器の破壊による損失、、500万円、、
よって、累計500万円の損失だ。
だが、
人の命というものは常にプライスレスだな。
ひひ、、
ねぇ、、さっきさ、
依頼だから、、私を助けるとか、、言ってたじゃん、、
素直じゃ、、ねーよな、、、
私を助ける依頼、、なんて、、、
絶対、、来るわけ、、ねーのに、、
、、少し黙ってろ。
これ以上傷を広げたくないならな。
はぁ、、
これがヒーロー、、かー、
めっちゃ、、かっこいいじゃん、
そっか、私が、、人間だったら、、
美少女、、ヒーローとか、、
だったん、、だろうな、、
やば、絶対、、
皆釘付けに、、
なるじゃん、、
お前は本当に喋るのが好きなんだな、
なんだ、
やはり人間になりたかったのか。
*つみきは自分の傷に触れる
はぁ、、
私の傷、、
だいぶ深いよね、、
ま、、
このまま死ぬのも、
ありだったのかもね、、
きっと、、
来世は、、
私も、、
あの子、、、
みたいに、、
*つみきは気を失った。
安心して気を失ったか、、
まぁ、死ぬような傷ではないんだが、
眠ってもらった方が都合がいい、、
いちいち反応されるのも面倒だ、
*ヒーローはベンチにつみきを寝かせる。
バッグ、キーホルダー、人形、、、
お前の身につけているそれは、どれも〇〇のものだろう、、
OK、、
私ならばお前の好みを完璧に把握できる
何を隠そう、、
私もこの子の熱烈なファンだからな、
*ヒーローは手帳を取り出す。
ふん、私は常に完璧だ。
こんな事もあろうかと、
にがおえ検定1級を取得しておいて正解だった。
ーーーーー5分後ーーーーーー
よし、、こんなものだろう。
*手帳には、吸い込まれるような丸い目と、綺麗な顔をした少女が描かれていた。
私には、、そこら辺の神には絶対に叶えられないような、絶望的に大きな夢がある、、
だが、それとは別に
とある小さな夢を、あの子神に叶えてもらった。
*ヒーローは小さな光る石を取り出す。
私の夢は、
「好きなタイミングで夢を叶えたい」
というもの、
この石はそれを可能にする。
パァァァァァ
どうせ使う機会も思い当たらないんだ、、
今使ってしまおう。
つみき、お前は夢を叶えるのに相応しい人間だ
からな。
*つみきの体が光り輝いていく
ーーーーーーーしばらくしてーーーーー
*そこは、元の平和な公園であり、
辺りは夕暮れに照らされていた。
*ヒーローはベンチで寝ていた。
(つみき)
(私、、ずっと寝てた、、?)
*つみきは勢いよく起き上がる
、、、
は!?
ちょっと、待った!!
ドサッ
*つみきは暴れて地面に落ちる。
ちょ、、まって、、
普通に人いんのに、、
なんで私、パーカー着てねーの、、
もしこの姿が、、
人々に見られでもしたら、、
*つみきは自分の手のひらを見つめる
は、、、、?
ちょっと待って、、
何、、これ、、
*つみきは手鏡を出し、自分の顔を見つめた。
え、、、、、
*鏡の中には、手帳の中の美少女が居た。
つみきはただ呆然と鏡を見て硬直していた。
「ふん、見られて何か問題があるのか?」
*彼が居たなら、きっとそう言っていただろう。
カンッ
*つみきは鏡を落とした。
いや、普通に意味わかんねーって、、
何が起こってんの、、
私、、怪人だし、、、
全然何にもやっていねーのに、、
それがこんな、、
いきなり、、
こんな風になる訳ないじゃん、、
*つみきは、涙が溢れ、口元は笑顔が綻んでいた
私が、、
こんな幸せになっていい訳ないじゃん、、
*つみきは自らの包帯を握った
ーーーー町ーーーーー
*ヒーローは街を歩いていた。
(ヒーロー)
共存が進んでいるとはいえ、
だが、まだヒーローにとって怪人は敵であり、討伐対象だ。
彼女が人間界に留まれば、いずれは正体がバレることになるだろう。
だから、関わることはできない。
まぁ、そうだな、
あと数年、、いや、数十年になるかは分からないが、
人類と怪人が共存を果たすその日になったら、、
また出会うことがるかもな。
ーーー公園からの帰り道ーーー
、、、、、
はー、ほんと信じらんない、、
こんなに可愛い美少女がいるのにさ、、
すぐ帰っちゃうとか、、
ありえないんんですけど(笑)
絶対後悔してるでしょ、
これが、、
私があの人に会える、
最後だったかもしれないのにさ、、
*つみきは目を擦る
ヒーローか、
それもありかもね。
*決意に満ちた顔を見せた。
END
初めまして、”三原色”です!
お読みいただき、ありがとうございます!
不定期更新にはなりますが、準備が整い次第、第2話も投稿いたしますので、楽しみにしていただければ嬉しいです。
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