【プロットタイプ】取るに足らない
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
炎上してしまいそうなんですが、人間、特に若い子って、何かを中傷することで仲を深める一面があると思うんですよ。
特に小学生、中学生に多い。
私の経験則なので、違っていたら聞き流して下さいね。
自分のロッカーに見知らぬ誰かの私物が入っていても、『うん?』で済ませて自分の荷物を捩じ込む図太い神経をしている。友人の諭羅が同じ事をされたら、夜は眠れないかも知れない。
私にとっては些細な事。見逃すに値するもの。けれどもまぁ、気にする人は気にするのだろう。
ある日の休日。何時もの様に三人で集まって、純喫茶に訪れていた。午後三時を回っているせいか人も多く、至る所で人の話声が聞こえる。中でも隣に座る人々がより明瞭だった。
――うわ、不味そ。
――所詮こんなものだよね。期待して損した。
きゃらきゃらと蔑む様な声を響かせて、嘲笑を繰り返す。本気で言っている、と言うよりかは悪ふざけの延長。若気の至りの一種だろう。そういうのは耳を塞ぐに限る。
チラリと横目で瑠衣を見る。変わらぬ無表情さで珈琲を嗜む。次に前に居る諭羅に視線を移す。何も言わない。表情も変えないが、確実に苛立っている様で、顬に青筋が立っている。
其れから数十分後、隣人は去っていった。
「ゆらりぃ、イラってしたでしょう?」
「来る前にリサーチする事も出来るだろうに。愚かだと思っただけだよ」
「そうして話を繋げる事しか出来ない奴もいる。相手にするな」
三者三葉に意見を述べながら出されたケーキを嗜む。素朴でありながら、しっかりと素材の甘さを感じる。
派手さはない。けれども渋さがある。それこそがこの店の良さである。私達もその良さを買っているから、ついつい入り浸ってしまう。
「最近さ、そう言った小さな苛立ちをネットに流して炎上するってこと、増えたよね」
自分のロッカーに見知らぬ人の荷物か入っていたり、二人席で幅を取った座られ方をしたり、エレベーターで見知らぬ誰かと二人きりになったり。
皆の言葉を勝手に解釈し、代弁する形になる事を申し訳なく思うが、そこまで苛立ってはいないと思う。ただ『何か気に入らない』程度のもので。決して殴り殺したくなる程の、面と向かって文句を言いたくなる程の、強烈な物ではないと思うのだ。
「火種であっても、塵も積もれば方式で業火になり得ただけだろ」
「そうだね。些細な苛立ちが、反響し合う事で大きくなったんだ。だから争いは止まない」
「ゆらりぃは……」
繊細さに身を任せ、そういう事をした事があるのだろうか。しかし口を開く前に、私の口を塞ぐ様に、口を開く。
「しないよ。煩いから」
「ゆらりぃ〜。外道〜」
「此奴は元々癇癪持ちだろ。程度が小さいだけて」
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
少し話を聞いて欲しくて。そう、前書きのあの言葉。
私の小中学生の時の話なんですが、何か出されても、何をされても、全部否定するんですよ。
『うわ、不味そ』『面白くないじゃん』『面倒臭い』
そうやって共感する事で、仲を深めていたと思います。
これね、飲食店入ってもそうなの。
学校から出された給食とか、修学旅行での食事に限ったじゃないの。
自分から選んだもの、する事に対してもそうなの。
〇イゼなんかもそう。そう言った会話を耳にします。
実話だからこうやって書けてます。
根拠の無い批判は誹謗中傷と変わらねぇからよ!!
『自分で選んでこの店に来たのに、何故そんな事言うの?』
『自分から選んでその道に行ったのに、やる前から何でそんな事言うの?』
と言う私の疑問。
だから小中学生って変に尖って、周りに敵を作って仲良くなる生き物だと、小中の頃から思ってます。
※ど偏見だね。私の周りだけだと良いな。そうであってくれ。頼むから。
で、やっぱり気に入ってるものを否定された上に、理不尽な真似をされると、イラッとするんですよ。
でも別に胸ぐら掴んだり、刺し殺したくなる程の怒りでは無いじゃないですか。
『この人、気に障ること言うな〜(๑‐~‐)』ぐらい。
でもさ、其れをSNSなんかで流すと、すっごい燃えるじゃないですか。
それこそ相手を殴り殺しそうなぐらい燃えるじゃないですか。
前にお話した、
エレベーターで見知らぬ誰かと二人きりになるの息苦しいとか、
見知らぬ誰かに隣に座られると緊張するとか、
気に入ってる物をうなうな言われてむっとしたりとか。
そう言うの。
本当は殴り殺したい程苛立ってなくて、ただ少しの小さな不安とか苛立ちじゃないかな。と思った話。
ただ反響して業火に成り果てたのではないかなと。