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本格調査 1

先日 1日最多PVを達成しました!

ありがとうございます!

また、やっぱりタイトルを戻しました。

「よし、今日は任せてくれよ。昨日のお礼はさせてくれ。」

 翌日、トマスと共に本格的に調査に踏み出す事にした。

 先日自分達が気を使ったからか、かなりやる気になっている。

 まぁ、こちらとしては助かるのだが無茶だけはしないでほしい。

 因みに昨日はシャルと食事をし、全て奢ってしまったので財布がすっからかんである。

 最低限必要な分は残してあるが。

 さらに、調べようと思っていたアナテルの内政を司っている建物のある城跡も食事の時間に取られてしまい、調べられなかった。

 その代わりに新たな情報を得られたのだが。

「まずは依頼人の所に行くか。」

「依頼人?昨日の内に見つけてたのか。」

 自分は頷き、肯定を示す。

「ああ、シャルのお陰でな。」

 えっへん、とでも言うようにシャルが無い胸を張っている。

 シャルがご飯をたくさん食べてくれたお陰で依頼人を捕まえられたのだ。

 感謝しておこう。

「成る程な。じゃあ、行くか!」

 トマスの先導で待ち合わせ場所へと行く。

 待ち合わせ場所をトマスに教えた所、意気揚々と先導してくれた。 

「ついたぞ!」 

 まぁ、この島の地理を理解しきれていない自分達からしたら大変ありがたい。

 こういう状況ではは、こういう存在が大変助かるのだ。

「まだお婆ちゃんは居ないみたいね。」

「ああ。少し待ってみよう。」

 時計を見ると、待ち合わせの時間よりも少し早めについていた事が分かる。

 ちょっとした喫茶店になっているのでお茶を頼み、時間を潰す。

「にしても何で部屋が余ってたの?まだ空き部屋あったけど。」

「ん?ああ。兄妹がいてな。今は皆、家を出ていってそれで空き部屋になったんだ。」

 兄妹がいたのか。

 あまり想像がつかないな。

「何人兄妹だったんだ?」

「8人だ。」

 想像以上の数だった。

「なんかあんたの家族って仲良さそうよね。」

「んー?そうか?皆そんなもんだろ?」

 そう考えてみるとまぁ、自分の家族は仲が良いと言えるのだろう。

 だが、シャルはどうなのだろうか。

 あまりシャルとシャルルのプライベートは見たことが無い。

 それに、シャルの母親についても全く知らないしな。

「私なんて昔から訓練させられてたのよ。そんな家族団欒なんかは無かったわね。」

 シャルルも良い父親のような気はするが、外から見える様子とではかなり違うのだろう。

 あまり軽率に踏み込めそうに無いな。

「母さんはそんなお父さんを見捨てたそうよ。まぁ、離婚した時に私が何故かお父さんから離れなかったらしいから、今の私があるんだけどね。」

 結構シャルはそういうのを気にしない性格なのか。

 まぁ、こういうのは踏み込んで良いものかどうか更に分かりにくくなるからやめてほしいのだが。

「あ、来たわよ。」

 シャルの目線の先には先日依頼を受けたお婆さんがいた。

 正直助かった。

「あ、お婆さん!こっちですよ!こっち!」

 トマスが必死にお婆さんを呼ぶ。

 トマスもこの空気を変えたいのだろう。

「ああ、ごめんねぇ。待たせたかい?」

「いえいえ。大丈夫ですよ。」

 テーブルを立ち、お婆さんの元へと行く。

 杖を付き、フラフラと歩いていたので、椅子に座らせる。

「さ、ゆっくりお話お聞かせください。」

「ありがとねぇ。」

 まぁ、昨日聞いた話ではそこまで一刻を争うような内容では無さそうなのでゆっくりと話を聞かせてもらおう。

 自分のお茶もまだ残っているしな。

 久々のちゃんとした異世界犯罪だ。

 頑張ろう。

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