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もっと自由に思考をしてみないか……?私たちの10分は無駄な10分ではないと。思考してみないか……?やりがいとはそうやって思考を切り替えれば生まれてくるよ?どんなに無駄に思えていてもね。

作者:

Nina Simone

Love Me Or Leave Me (1958)


 を 聴きながら 書いていますが、


 ……結局、お日様が昇って沈むように、……灯りがくるくるして、一日が軸を回るように繰り返し繰り返し終わっては始まっていきますが、……そも、……時間の概念も、記憶も、人が認識し、……意識しているもので、……もしかしたら、……体感している1分は、10年に匹敵する記憶であるかもしれないし


 ……時間の感覚も記憶の感覚も、……所詮は曖昧だ……からこそ、


 ……私は、……記憶に残る方が……重要だと……感じているのです、


 **


 ……たとえ、1週間経っていたとしても、感覚的に、濃い1日にも匹敵しない記憶量なら、……それは、一瞬と同じ


 ……繰り返しのようで、……繰り返しではない日常の感覚を司っているのは、感情であり、感覚であるとするのなら、


 感情の浮き沈みは、記憶の波は、……何よりも心をそして人生を豊かにする


 ……そう思考するなら、……逆説的に思考するなら、記憶の濃さは、時間では測れない感覚と感情の波、濃密さで植え付けられるのなら


 薄い一瞬のような一週間であっても、……その1日ごとの10分だけでも……その方の感覚を豊かに波打たせる時間を設けるのならば、……心は、その方の人生の記憶は、より豊かに巡り出すのです



 ……重要なのは、その一瞬の記憶にしか留められない1週間という時間ではなく、濃密に濃い、その中のたった10分だとして


 **


 エンターティナーは、その10分に何が出来るのか……それを思考する 



 ……それが、娯楽を提供するエンターティナーの誇りとなるのならば、


 それはなんて美しい 10分間なのでしょうか



 **


 素人だと笑われることも決して少なくはないのですけれど、


 少しでもその10分の触れ合いで、誰かと誰かの関わりで、その誰かの心と人生の記憶が幸福に豊かに染まるのなら、


 ……その10分は、なんて美しくて豊かな10分なのかしら


 ……その10分は、なんて幸福な10分なのかしら


 ……目の前のあなたは、そう思われませんか……?


 ……私は、……だからこそ、この1瞬の満足で、……きっと日常で息がやっとつけるの


 ……目の前のあなたは、……そんな私を笑うかしら



 ……私は、……そう、感じているのです ……もっと自由に幸福に一瞬を記憶に残したいの


 息をする為に


 ……そして、それこそが、創り手のプライドと成り得るのだと……、思えてならないのです、


 ……実現出来ているのかは……別として、ね

 


 

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